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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

https://bokutokaerunikki.blog.so-net.ne.jp/

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

その禁苑で悲劇の恋は始まった。~神泉苑訪問記~ [ぷらぷらっと京都]

今日も京都をぷらぷらっと散策するぞっ♪


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            朱塗りの太鼓橋が印象的なここは・・・・・・?



今回やって来たのは,神泉苑

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                  史跡 神泉苑


神泉苑は,桓武天皇が平安京遷都の際に造られた禁苑だったようだ。

禁苑って言うのは,宮中の庭のことを指すんだな。


元々この辺りは湿地帯だったようで,それをうまく利用した庭は3万坪という広さがあったそうだ。

そして,天皇や貴族たちは大きな池に船を浮かべて宴を催したんだって。


ただ,後に武家が台頭してくると,次第に庭は荒廃してしまったようだ。

そして極めつけには,徳川家康が二条城の築城する際に,神泉苑の土地を切り取りしちゃったそうだ。

そんな訳で,時代の流れとともに変遷したお庭は,今のような規模になってしまったんだって。


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             五位鷺とはゴイサギのこと。


ある日,神泉苑で鷺を見かけた天皇は,その鷺を捕まえるように命じたそうだ。

すると鷺は,捕まるのが嫌だからか飛び立とうとした。

そこで召使が「勅命だ」と言うと,なんと鷺は羽を畳んでその場でかしこまったと。

これに感銘を受けた天皇は,この鷺に五位の位を授けたんだって。

そして,正五位の鷺→ゴイサギと呼ばれるようになったと。


ゴイちゃんは基本夜行性なので,単に眠かっただけかもしれないけど,それを言っちゃうとロマンが無いだろ?

まぁ,多分,そういった性質が関係してるんだろうけど。

ただ近所で見かけるゴイちゃんsは真昼間でも動いてるし,好奇心旺盛だ。



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          まずはお庭中央にある善女竜王社へと足を進める。


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                善女竜王社舞台


ある時,時の天皇が長引く干ばつの為に雨乞いをするように,と勅命を下したそうだ。

そして東と西の僧侶がそれぞれ雨乞いをした。

最初はどちらの雨乞いも不発に終わったものの,東の空海は善女竜王を勧請(呼び寄せる)することに成功し,無事に雨が降ったそうだ。

それ以来,善女竜王はこの神泉苑の池に住んでいるらしいんだな。

その為か,この御池は枯れたことがないんだって。

そしてこの御池が御池通の由来となったとも,言われているそうだ。


どうでもいい情報だけど,善女竜王は8歳の女の子みたいだな。

(男性の姿で描かれることもあるようだけど)



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               あ,何かいるぞっ♪


アヒルっぽいけどお昼寝中のようだし,そっとしておいてあげよう。



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              こちらは珍しい恵方社


歳徳神(としとくじん)を祀ってるそうだけど,面白い造りだな。

石造りの円錐台の上には小さなお社が設置されている。

何が面白いって,お社がその年の恵方を向くように移動するって点だな。

恵方って言うのは,節分の時にその方向を向いて恵方巻を食べるっていう風習(関東では一般的じゃないんだっけ?)のあの恵方だ。


ところで,みんなが今何を考えてるか「かえる」は知ってるぞっ♪


「この台のどこが回転するんだろう?」


残念だけど,台が回転する訳じゃないんだな。

単にお社を持ち上げて向きを変えるだけだそうだ。



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        弁天様のお社の土台?が朽ちてきていて修復が必要なようだった。

   

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            あれって歴史の教科書に載ってた舟だ。


正式名称は,竜頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)。

竜の頭と鷁(げき=白くて鷺に似た想像上の水鳥)の頭がついてる,貴族たちが宴で使用した舟だな。

でも,大抵の場合,船首の鷁は白くない。

鳳凰か何かとごちゃ混ぜになってる気がするけど,理由はよく分からないな。

ただ,水鳥である鷁が船の守り神的な存在だってことは確かだ。

    

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             アオサギが池のほとりで佇んでる。


この神泉苑は,街中にあるとは思えないような静かな空間だ。

野鳥も色々いたし,とっても静かだ。

近所に住んでたら毎日にように立ち寄りそうな気がする。

まさに憩いの水際って感じだったぞっ♪


あ,アヒル発見!

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             こちらを気にする様子もなく,マイペースに歩いていく。



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                  ・・・・・・ん?


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             ごはんになるものでもあるのかな?


後で分かったけど,このアヒルたちは神泉苑さんで飼われている子たちだったんだな。

どうりで人を怖がらない筈だ。




そうそう,忘れるところだった。


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                   法成橋


この神泉苑は,実はパワースポットとしても知られている。

ある時,後白河法皇が白拍子たちにに祈雨の舞を舞わせた。

しかし,99人の白拍子はとうとう雨を降らせることができなかった。
そして最後にあの静御前が祈雨の舞を奉納すると,たちまち雨が降ってきたんだって。
大喜びの法皇は静に日本一の称号を与え,この時に彼女を見初めたのがあの源義経だったと言う。

いや~,なんだかすごい面子が出てくるな。

という訳で,恋愛成就,心願成就のパワースポットなんだって。


で,この法成橋を(写真と反対側から)渡る際に,一つだけ願いを念じながら一歩ずつゆっくりと歩く。

そして善女竜王社に参拝する。

うん,欲張らなければ簡単な作法だなっ♪


本当はパワースポットとか書かない方がよかったのかもしれないけど,新聞の切り抜きが掲示されていたから大丈夫かなと思った次第だ。

でも参拝するみんなは,周囲が住宅街だってことを忘れないようにしてくれよっ♪

あと,あひるを追いかけまわしたりしないようにな。




さてっと,今日のおやつだな。

   

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           前回に引き続き伏見稲荷傍のまるもち家さんのまるもちだ。


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                  10個入りを購入。


フレーバーは自分で選べるので,好きなまるもちを詰めて貰える。

例えば,全部チョコ!っていう,ぱっと見が「かりんとう饅頭」状態にもできるんだな。

少ない数なら紙袋に入れてくれるようだけど,名古屋まで持ち運ぶことを考えると,箱の方が正解だな。

しかもこの箱,内側がコーティングされているので,まるもちが貼りつかないんだなっ♪


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 お店のような出来立てほやほやとはいかないだろうけど,一応,トースターで温め直す。


常温なら翌日までOK,お店の方のお話では冷凍保存もできるという事だった。

それで安心して10個入りを買ったんだ。

さすがにこんなに一気には食べれないだろ?

冷凍した場合は,自然解凍後にトースターかレンジで温め直せばいいようだ。



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            焼き目がマーブル模様になってて美味しそう♪



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        では,一番気になってたみたらし餡をいっただきま~す!


丸吞みしようと思ったけど,中が熱い可能性を考慮して,ちょっとだけ齧る。

甘い香りと共に,とろっとしたみたらしの餡が口の中へ入り込む。


・・・・・・うん,ちょっと熱いかも (;´Д`)


一気に噛んだら,猫舌の人は火傷するかもしれないな。

でも,このみたらし味好きだなぁ~♪


あ,そう言えば,このみたらし餡は関西風の甘い醤油だれなんだな。

名古屋風の焼き目のついた,たまり醤油味とは全くの別物だ。

因みに飛騨地方では,醤油の味がストレートに来る「みだらし団子」というものが,みたらし団子だとして認識されている。

これもまた名古屋飯の一つなのかもしれないな。


っと,また話が逸れ始めたので,軌道修正をしよう。


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        手前中央から粒あん,みたらし,抹茶,チョコ(時計回りに)


チョコは限定品だったかもしれないけど,忘れちゃった・・・・・・。

餡が少な目だったというレビューを見かけたから,ちょっぴり不安だった。

でも,結構ぎっしり詰まってると思うんだけど,どうだろう?

外はパリッとしてるけど,食べてみるともっちもっちしてて,やっぱりお餅だなぁ~♪

餡がパサついてるように見えるのは,「かえる」が上を切ってから,もたもたしてたせいだ(お店の人ごめんなさい)。

小さいんだけど,結構食べごたえがあるっていうか,やっぱりお餅だからハラ持ちはよかった。



【まるもち家さん情報】

6月19日~7月2日まで星が丘テラスに出店予定のようだな。

伏見稲荷まで行かなくても,まるもちが食べれるチャンス!

という訳で,まるもち家さんのまるもちに興味のあるみんなは,是非ともお試しして欲しいんだなっ♪

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middrinn

いつも勉強になるけど、今回は特に啓蒙的なように小生は感じたでござるよm(__)m
神泉苑・・・杉本苑子が何か書いてた気がしたけど、拙ブログには出てない(@_@;)
とりあえず興味あるのは、もともとの神泉苑の広さなので、検索してきま~す(^o^)丿
by middrinn (2018-06-10 21:12) 

こじろう

middrinnさん,こんばんは♪
け,啓蒙的な感じ?
そうかな・・・・・・ (;´Д`)
あまり深く考えて書いてないんだけどな。
強いて言えば,久々に日・月連休で,昨夜からガンガン好きな音楽を流して,読みたい本を読んで,だらだら過ごしてたから,気力は満ちてるかも。
by こじろう (2018-06-10 21:38) 

ぼんぼちぼちぼち

ふふ、アヒルさんかわいいでやすね。
そういえば、あっしは昔、アヒルに噛まれたことがありやす。
意外と痛かったでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-06-10 22:34) 

ネオ・アッキー

法成橋、朱色が美しい橋ですね。
まるもちの中に色々な餡が入っているのは、色々な味が楽しめて、良い感じのスイーツですね。
by ネオ・アッキー (2018-06-13 23:28) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
アヒルさんs可愛いよなぁ~♪
聞いた話では攻撃する時だけじゃなく,愛情表現としても噛むそうなんだな。
どっちなのかは分からないけど,ぎざぎざの歯がちょっと痛いと思う。
by こじろう (2018-06-17 20:34) 

はなだ雲

アヒルが境内で寝ている姿にビックリ
・・飼っていらっしゃるんですね~
おもちの見事な断面に感心、「萌え断」です♪
by はなだ雲 (2018-07-16 11:45) 

こじろう

アヒルさんたちは神泉苑のアイドルみたいだな。
公式blogにも出てくるから,みんなに愛されてるようだ。

お餅・・・包丁でなく,セラミックの果物ナイフで切ってみたんだな。
100均だったけど,馬鹿にできない切れ味だ。
by こじろう (2018-07-22 21:35) 

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