旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
達磨さんが・・・8000体転んだ!! [ぷらぷらっと京都]
急に寒くなって来たな。
そろそろ紅葉のベストシーズンなんだろうけど,どこも混んでるよなぁ・・・。
という訳で,紅葉のお話ではないけど,今日もぷらぷらっと京都を散策してみよう。
今日のお出かけ先は,達磨寺。
このお寺では,御朱印の代わりにご住職が描かれた禅画が受けられるんだな。
数冊あるファイルの中から好きな絵柄を選ばせてもらえるので,迷っちゃうのが難点だ。
以前は御朱印があったという話も聞くけど,2018年秋は禅画だけだった。
実のところ達磨寺は通称名であって,本当は法輪寺なんだって。
ただ,法輪寺って言うと嵐山のお寺の方が有名なんじゃないかな?
という訳で,今回は一般的に使われている通称名の「達磨寺」の方で進めようと思うんだ。
この達磨寺は,元々,1727年に萬海和尚によって臨済宗の禅寺として創立されたそうだ。
(この人は開山ではないようだ)
でも,当時は達磨寺じゃなかったみたいなんだな。
それがどうして達磨寺と呼ばれるようになったのか?
う~ん,気になる気になる。
だ~るまさんが転んだ?
達磨さんは本名をボーディダルマと言い,南天竺の王子様だった人なんだって。
インドの王族と言えば,ゴータマ・シッタールダ(お釈迦様)もだけど,王族としての身分を捨てれるってすごいよなぁ。
俗物な「かえる」には,到底無理な話だ。
あ,そもそも王族じゃなかったな・・・(;´Д`)
写真撮影OKとの許可を頂いてるので,気になる場所をどんどん撮っていく。
素敵な透かし彫りの吊り灯篭だな。
吊り下げタイプの灯篭と言えば有名なのが春日大社。
でも,元々,灯篭って言うのは仏教で使われていたものなんだそうだ。
家に仏壇がある人は知ってると思うけど,仏壇にも明かりを灯すだろ?
とあるお寺で聞いた話では,暗闇=煩悩で迷うことが無いように,と明るくするんだって。
(神道では,明かりを消した中での儀式もある)
それともう一つ,明るくすることで極楽浄土を再現するという意味もあるみたいだ。
言われてみれば,ろうそくの明かりって「ぽわ~っ」としてて,暖かい感じで幻想的だよなぁ。
今のように電気が使える明るい時代でも,そんな風に感じるんだから,昔の人はその様子に感動したに違いない。
本堂に面した無尽庭(むじんてい)の廊下の先に待ち受けるのは・・・・・・?
牛くんだ!
うし・・・・・・。
牛が居る庭。
禅寺で牛と言えば,十牛図(じゅうぎゅうず)か。
十牛って言われても聞きなれないみんなの方が多いかな?
十牛図という禅の教科書があるんだけど,居なくなった牛を探すというお話が書かれている。
教科書と言っても,絵と詩でできた絵本のようなもの。
これは,人が悟りを得るまでの10の工程を示したものだそうだ。
お軸で牧童と牛が描かれているものがあると思うけど,この十牛図をモチーフにしているものも多いと思う。
それが水墨山水画ジャンルなら,十中八九。
で,この庭が十牛の庭であるなら,ここにある石は牧童と牛を示している筈。
でも,さっぱり分からないな。
こういうのって、見る位置によっても見え方が変わるし,どれがどれって訳ではないのかもしれない。
ただ,感じればいいのかもしれないけど。
それができないから煩悩「かえる」な訳であって・・・(´・ω・)
写真撮影ができるのって素敵だな。
バラエティに富んだ達磨さんたち。
こんなに沢山の達磨さんの顔,覚えきれない。
こちらは衆聖堂。
一体何体の達磨さんがいるんだろう?
大量の達磨さん!!
申し訳ないけど,夜中に見たらトイレに行けなくなるレベルだ (ノД`)・゜・。
どうやら8000体以上の達磨さんが奉納されているようなんだな。
ん?
なんだか上からの視線を感じるな?
ぉぉぉぉぉ,ちょっとびっくりした!
二階には涅槃像が置かれている。
二階には,涅槃像以外にもキネマ殿があり,尾上松之助や田中絹代などの映画関係者も祀られている。
映画好きな人にはたまらないかもしれないな。
普通の達磨大師の石像もある(心霊写真じゃないぞ。)
みんなは,達磨に手足がない理由を知ってるかな?
本当かどうかは知らないけど,ちょっと怖いエピソードを一つ紹介しよう
なんでも,達磨大師は9年もの間,座禅を組んでいたんだって。
余りにも長期間の座禅によって,尻と足は腐り,手は萎えてしまったというんだな。
ぎゃ~!ってなりそうなので,補足。
これは伝説なだけで,衣類の中に隠れてるだけって言うのが一般的だから安心して欲しいだなっ♪
・・・でも,達磨さんの弟子が弟子入りする際に腕を切った・・・なんて話もあったりする。
こちらも,肘から先が欠損していたのが,何故か知らないけどそんな伝説になったとも言われてる。
それくらいの覚悟で弟子入りした,って言う例えなんだと思うんだな。
多分,きっと,そうだと思う
だるま堂の両脇には達磨大師の像が立つ。
さっき,元々は臨済宗の法輪寺という禅寺だったって書いただろ?
それがどうしてこうなったのかと言うと,日本の戦後と深い関わりがあったんだな。
第二次世界大戦終戦後の日本は,学校で習ったように酷い有様だったそうだ。
そこで,何度倒れても起き上がる達磨さんの姿,七転び八起きの精神を戦後復興の象徴とする為に,このだるま堂を建てたんだって。
奉納された達磨さんたち。
手前の大きな達磨さんは「おさいせん達磨」。
小さなお札?大量にが貼られた達磨さんがいるだろ?
あれは,参拝者が貼り付けたもののようだ。
お寺の方には確認してないけど,丁度居合わせた外国人参拝客の方がご主人の為に・・・と言っていたので,多分,何かの願掛けなんだと思う。
寺務所(受付)で買ってきた達磨消しゴム。
目玉が白いままなので,何か願掛けしてみるかなぁ?
という訳で,とってもディープな達磨寺に興味のあるみんなは,是非ともお出かけしてみてくれよなっ♪
場所はJR円町から北東へ5分ほど,または北野天満宮から南へ20分ほど歩いた天神川沿いだ。
おやつ・・・と思ったけど,京都土産を食べつくしたようだ。
仕方ないので,名古屋のおやつを紹介しよう。
ショコラトリータカスのチョコ。
銀座に出店したタカスさん。
銀座店限定だった筈のパッケージが人気の為に,名古屋本店へ逆輸入されることになったそうだ。
浮世絵風なのに,チョコを食べる女性の姿が印象的だ。
この限定パッケージを手がけたのはOZ‐尾頭‐山口圭祐さん。
実は「かえる」は,この作家さんとお会いしたことがあるんだな。
そんなご縁もあって,ちょっと紹介をって訳だ。
勿論,チョコも美味しいんだぞっ♪
高須しょくらあと。
広島県因島で無農薬栽培された杜仲茶とコロンビア産のチョコレートを使った一品だ。
程よい甘さと,さっぱりした杜仲茶の後味が特徴的な一口サイズのキャレ(四角いチョコ)は,箱売りだけでなく,ばら売りもしてくれるんだって。
という訳で,こちらも興味のあるみんなは,是非ともお試ししてくれよなっ♪
名古屋本店は,アネックス・東急ハンズ前(テレビ塔を右背後にして)前の横断歩道を渡ってすぐだ。
ポップなだるまさん、コワイだるまさん
こんなにたくさんの貴重なだるまさんの写真撮らせてもらえて
うらやましいです♪
禅寺の十牛図は京極夏彦の鉄鼠の檻を読んで知りました^^
タイムリ~☆
by はなだ雲 (2018-11-26 07:06)
わ!達磨いっぱいの屏風!
リアルなのも赤いのも これだけいると迫力満点でやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-11-26 20:03)
こじろうさんこんばんは。
色々なだるまがあって楽しめますね。
浮世絵風の包装紙に包まれたチョコ、美味しそうです。
by ネオ・アッキー (2018-11-29 03:40)
はなだ雲さん,こんばんは♪
そう言えば,京極堂シリーズを読んでたんだったな。
だるまさんも1体ならいいんだけど,たくさん集まり過ぎるとちょっと怖いかも。
by こじろう (2018-12-02 20:02)
ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
達磨の屏風はお洒落だと思った。
でも,人形の形を取ってるのはなぁ~。
夜中に見たら・・・(ノД`)・゜・。
by こじろう (2018-12-02 20:03)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
本当にこんなに色んな種類の達磨さんがいるのかぁ~!?ってくらいに沢山いて,かなり驚いたんだな。
銀座だから歌舞伎座で浮世絵風になったらしいけど,素敵だよなぁ~♪
by こじろう (2018-12-02 20:05)