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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

始まりは黄色い船。~貴船神社参拝記念 その5。完結。~ [ぷらぷらっと京都]

疲れた。

ここ最近,よく分からないけど熟睡できない。

暑い訳じゃないんだけどな。

季節柄・・・雨のせいだと思うけど,体が怠い。


という訳で,お疲れ気味なのでさらっと貴船神社奥宮のお話を〆て,おやつをUpしたら速攻で寝る。

日曜美術館まで起きていられない気がする。



     DSC00053.JPG

     前回写真を真正面からうっかり撮ろうとしてボケた奥宮の狛犬。

   DSC00054.JPG

             彩色されていたらしいことが分かる。

   

その拝殿の脇には不思議なものがあった。

御船形石だって・・・?

   DSC00057.JPG

   岩って言うか,生垣のように石が組まれているように思える。


言われてみれば,船っぽい形をしてるな。

中に何が入ってるんだろう,ひょっとして石室なのかな?


って,不謹慎だけど,ちょっぴり興味を惹かれる。

だって,神話の世界で船っていうのは,すごく重要アイテムだと思うんだ。

水蛭子神は葦船に乗せられた。

天孫降臨には天磐船が使われた。

日本神話だけじゃなく,エジプトやギリシャでも三途の川を渡るのには船が使われる。

神話じゃないけど,ノルウェーでは船を柩として埋葬する船葬墓もあった。

勿論,船葬墓は日本でもあったし,今でも皇族の納棺は「御舟入りの儀」って呼ばれている。

そう,船って言うのはこの世とあの世を繋ぐモノなんだな。


   DSC00058.JPG


どうやら玉依姫が大阪湾から水源を求めて鴨川を遡ってやって来たのが,この奥宮の地とされてるようだ。

その時乗っていたのが黄色い船で,それが変化して貴船になったみたいだな。

・・・動力ないのにどうやって遡ってって,ツッコミは無しで。

何か不思議な力に導かれたと思うことにした。

で,貴船神社さんのサイトによれば,黄色は貴人の色だそうだ。


例えば,中国では黄色って貴人の色で,ちょっと古い映画だけどラストエンペラーって覚えてるかな?

皇帝しか許されない黄色の服を着た皇弟の溥傑と溥儀が喧嘩をするっていうエピソードがあったんだな。

ただ,日本神話的には,黄色って死者絡みのイメージが強いけど。

例えば,黄泉の国の黄泉とか?

ただこれは,中国の「黄泉」=「死者を埋葬する場所,あの世」っていう単語を当て字にしたものだそうだけどな。

そう言えば,現代でも皇族のみが着用をできる禁色って言うのがある。

これが黄色系統で黄櫨染(こうろぜん)と黄丹(おうに)と呼ばれる色だ。

前者は天皇のみ,後者は皇太子のみが着用を許される。

これは現代でも続いているルールなんだな。


で,話を戻して・・・

黄色い船でやって来た玉依姫はこの地に水神を祀って,船を人目に付かないように石で隠したそうだ。

それが上の写真の御船形石


・・・・・・ふとあることに気付く。

どの宮にも船の形をしたものがあった気がするぞ。

最初は船の形をした石庭。

次に船の形をした磐座。

そして最後に船の形(?)をした何か謎の物体。


水の神様を祀っているだけあって,船とは切っても切れない縁があるんだろうな。




どんどん脱線していくので,そろそろ無理矢理でも締めよう。



う~ん,さっき女の子たちが写真を撮ってた木が気になる。

      DSC00065.JPG

        こちらは相生(あいおい)の杉

不思議な杉の木だなぁ~。

なんでも樹齢1000年と言われるご神木だそうだ。

相生って言うのは共に育つことであり,共に老いる事=相老とかけて夫婦和合の象徴なんだって。

「かえる」は相生は松(お能の高砂に出てくる高砂神社の松)だけだと思っていたけど,杉もあるんだなぁ~。


   DSC00067.JPG

       見る角度を変えると1本の杉に見える。




あ~,ちょっと疲れてきたし,ハラヘッタ。

そろそろ移動しないと新幹線の出張Uターンラッシュに巻き込まれるな。

という訳で,貴船神社の本宮に戻り「奥宮まで参拝してきたんだなっ♪」と奥宮の御朱印を受けて下山することにした。   


貴船神社から叡電の駅まで歩くのは嫌なので道幅が狭くバスも走るので危ない為,バス停まで歩くことにした。


        DSC00071.JPG

            ミヤマカタバミかな?

ひっそりと咲く野の花を見て,その生命力に驚かされる。


暫く歩くと,路線バス乗り場の看板が目に入った。

        DSC00073.JPG

         15分おき間隔くらいだったかな?


待合室のベンチに座って,某バランス栄養食をお昼代わりに食べ始める。

もう知ってる人も多いと思うけど,「かえる」は鯖アレルギーなんだな。

お陰で,京都へ出かけてもごはんが食べれない事がままある。

すぐに帰る時はいいけど(薬飲むし),ハイキング中に鯖アレルギー発症すると困るだろ?

蕁麻疹も嫌だけど,もっと困るのはお腹の急降下だな・・・(;´Д`)

なので,例えハイキングでない只のぷらぷらっと街歩きであっても,万が一お昼が食べれないと悲しいので必ず携帯しているんだ。


5分くらいすると,ぱらぱらと人がやって来て,バスが到着する頃には15人ほど集まった。


        DSC00074.JPG

          交通系のICカードが使えた筈だ。


一日乗車券は対象外区間だったと思うので,注意して欲しいんだな。

それと高額紙幣は両替できないかもしれないので,小銭を用意した方が良いと思う。



そう言えば,貴船口駅は工事中なんだな。

それで仮設階段を使わないといけなくて,ちょっと滑り易かったので気を付けて欲しい。

新駅舎は2020年春に完成予定だそうで,バリアフリー化などが期待されている。

仮設の為か,券売機を探してる人がいたのが気になったし・・・。

交通系ICカードを持ってる人はチャージしておくのを忘れなようにしてくれよっ♪


        DSC00076.JPG

            無事に貴船口駅へ到着。

        DSC00077.JPG

              単線なんだな。

                      

        DSC00078.JPG

        緩いSカーブを描く線路が印象的だった。


ごめん,力尽きた・・・・・・。

日曜美術館どころか,オケの時間になっちゃったぞ (´・ω・)


次回こそおやつをUpするから。

いや,むしろ,次回は「ぷらぷらっと」でなく「食べ物」でUpするから,今日は写真だけで勘弁して欲しい。

        DSC00350.JPG

      次回予告・・・じぶんで作る あんこたっぷりのもなか。

     

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コメント 8

はなだ雲

貴人が乗ってきた黄色い船だから
貴船なんですね^^
お疲れのごようす、空模様のせいでしょうか
ご自愛くださいませ♪
by はなだ雲 (2019-07-22 07:01) 

ぼんぼちぼちぼち

なるほど、言われてみれば、舟のようなフォルムに石が組まれてやすね。
苔や草が生えてる様子がいいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-07-22 16:03) 

tarou

こんばんは、自然史博物館(群馬の自然)にコメントを
有難うございました。
カブトムシは、ワンボックスカーより大く、
迫力が有りました。

貴船は暑さを忘れる、川床が良いですね(^_^)v

by tarou (2019-07-22 22:41) 

ネオ・アッキー

こじろうさんこんばんは。
黄色は高貴な色だったのですね。
紫の方が高貴な色のイメージが強かっただけに、意外です。
by ネオ・アッキー (2019-07-24 23:18) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
ご心配をお掛けして申し訳ない。
毎年の事だけど,暑さになれると多少は良くなると思うんだな。
by こじろう (2019-07-28 19:26) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
言い換えると,いい感じに苔生してる為か,そう言われないと気付かないレベルって事だけどな。
ずっと昔はもっと船っぽかったのかもしれないけど。
by こじろう (2019-07-28 19:27) 

こじろう

tarouさん,こんばんは♪
カブトそんなに大きかったのかっ Σ(・ω・ノ)ノ!?
わざわざありがとうございますなんだなっ♪

川床に寄りたいけど,夏は暑いし混むんだよなぁ~と敬遠しがちな物臭なんだな・・・。
by こじろう (2019-07-28 19:31) 

こじろう

ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
冠位十二階では濃紫は一番位の高い人の袍にのみに許された色だったから,そう言う意味では最も高貴な色なんだと思うんだ。
禁色自体は時代や国によって違うし,紫の方が上だったり,黒を好んだ人もいるからなぁ~。

by こじろう (2019-07-28 19:40) 

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