旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
え・・・蚊取り線香必須なのか? ~橿原でハイキング。その4。~ [思い立った奈良]
では,今日もさくさくと橿原神宮からスタートだ。
9月に行った時に,畝傍山を歩いてきたんだな。
この日は,9月も終わりだというのに最高気温は30度まで上がったんだな。
ネットで検索した時はもっと古びた,壊れかけたような看板だったんだけどな。
登山口の案内看板が綺麗な物になっていた。
これなら見落とすこともないし,分かり易くていいなっ♪
話が前後してややこしいけど,10月に行った時には橿原神宮の境内で橿原菊花展が開催されていた。
始まったばかりで満開とはいかなかった。
それでも見事な菊の花を見ることができたので,秋の風情を感じながら歩き出す。
で,南神門から北神門へと拝殿前を横切る様に移動する。
北神門。
元々は大正4年に正門として建てられた唐門だそうだけど,紀元2600年事業で北神門として移築されたんだって。
で,この北神門を通り抜けると北参道に入る。
暫く歩くと,最初の写真の登山口の看板が左手に見えてくるんだ。
因みに,そのまま北参道を歩いていくと,橿原公苑第一体育館(ジェイテクトアリーナ)の通りを挟んで向かい側へ出ることができる。
ハイキングをせずに神武天皇陵へ行くなら,この北参道を抜けるのが便利じゃないかな?
登山道へ入ってすぐの場所は少し開けていて,広場には彼岸花が咲いていた。
今年の彼岸花の開花は例年よりも遅かったらしい。
広場に沿って登山道を歩いていくと,小さな鳥居が見えてきた。
う~ん,やっぱりコンデジが寿命なのかもしれない・・・。
リュックに入れようかな?と思いつつも,今回が最後の旅のお供になるかもと思い直し,ポケットに突っ込む。
ところでこの神社の名前だけど,鳥居の脇の看板と拝殿に貼ってあった案内によれば,「ひがし」おおたに~なんだけど,ネットでは「やまと」おおたに~と表記している人がいる。
ちょっとばかりややこしい話になるけど,実は奈良県内には同じ漢字の名前の神社があるんだな。
それが桜井市にある東大谷日女命神社(やまとおおたにひめのみことじんじゃ)だ。
拝殿に貼ってあった案内によれば「ひがしおおたに」だ。
じゃあ,御祭神は同じなのか?って言うと,これがまた面倒な話になる。
畝傍山の御祭神は,上の写真にあるように媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめのみこと)=神武天皇の皇后。
桜井市の「やまと」の御祭神は,東大谷日女命(やまとおおたにひめのみこと)という神様?らしい。
実は,この「やまとおおたにひめのみこと」がどんな神様なのか,さっぱり分からなかったんだな。
という訳で,匙を投げている状態だ。
・・・早計かもしれないけど,そっくりな名前の神社だけど祀ってある神様が違うんじゃないかな。
だから,読み仮名も違う気がする。
これがコンデジとのお別れ旅行になりそうだ。
再び,登山道へと戻る。
歩き始めると,何故か蚊取り線香のような臭いがする事に気が付いた。
?
こんな山の中で?
近くに何か建物があるのかな?
鬱蒼と茂った山の中でも目立つ鮮やかな青に目が留まる。
記憶違いじゃなければ,藪茗荷だな。
茗荷と名がつくものの茗荷とは全くの別物で,実はツユクサの仲間だ。
宝石のような瑠璃色の実が気になるけど,薄い皮の中には人工物のような種が詰まっているだけ。
果肉と呼べるような物も殆どついていないし,多分,何の旨味もないと思う。
恐らく食べる鳥はいないんじゃないかな?
とは言っても,うっかりして間違えて食べる鳥がいるかもしれないけどな。
因みに,鳥に食べて貰わなくても,種以外に地下茎でも増えるので大丈夫だ。
すれ違う人達の年齢層が高く,半袖Tシャツの軽装の人も多い事からも,ここは比較的歩き易いコースなんだろうな。
なんで半袖?と思ってたけど,気温がぐんぐん上がって湿度が凄いことになってきた。
そして,湿度のせいか分からないけど,蚊がすごい。
そんな中,分岐の近くで,ついに蚊取り線香の持ち主を発見した。
腰から携帯用の蚊取り線香ケースをぶら下げて歩いている人がいたんだ。
どうりでさっきから臭っていた訳だ。
更に山を下って来る人の腰にも携帯蚊取り線香が・・・・・・。
ひょっとして,蚊取り線香必須だった?
・どう見ても「かえる」が断トツに若い(すれ違った人の平均年齢明らかにover65)
・しかも,蚊取り線香を持っていない。(虫除けスプレーは使ってあるけど)
⇒ 蚊が寄って来る Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
今度来ることがあったら,どこでもベーブを持ってこようと心に決めた (`・ω・´)
さて,蚊の猛攻に耐えながら,なんとか刺されずに歩いてやって来たのは,分岐を少し下った先の神社だ。
畝傍山口神社。
鳥居の脇にあった看板には「おむねやま」との振り仮名が打たれていた。
なんでも,この畝傍山は古くはお峰山(おむねやま)と呼ばれていたそうなんだ。
それで,畝傍山口神社と書いて「おむねやまじんじゃ」と呼ぶのかもしれない。
でも,橿原市の紹介やニュースでは「うねびやまぐちじんじゃ」になってるので,普通に読んでいいんじゃないかな?
畝傍山の登山道と違って静かな境内。
愛嬌のある表情をした狛犬たち。
この畝傍山口神社の御祭神は,気長足姫命(おきながたらしひめのみこと),豊受大神,表筒之男命(うわつつのおのかみ)。
気長足姫命とは,初めてお札に描かれた女性として有名な神功皇后のことだ。
拝殿には沢山の絵馬が奉納されていた。
明治三拾三年十月十三日?奉納。
古い物は,文字は掠れ,色が褪せてしまっている。
比較的新しい物もある。
中央の女性が神功皇后で,右には後の応神天皇を抱いた武内宿禰らしい。
こちらも神功皇后と武内宿禰と皇子を描いたものだろうな。
浮世絵にもよく使われた題材だから,ご存知のみんなも多いと思うけど。
熊襲討伐の為に向かった九州で,夫である仲哀天皇が急死してしまった神功皇后と忠臣・武内宿禰のお話を描いたものだな。
この時,皇后は絵の中の皇子を妊娠中だったと言う。
う~ん,やっぱり,お札に描かれた人だけあって凄くパワフルだったんだな。
この畝傍山口神社は創始についてはよく分からない。
ただ,室町時代には畝傍山の西側の麓にあったことが確認でき,その後,畝傍山の山頂へと遷されたようだ。
なので,今でも畝傍山の山頂には,社殿跡を示す石碑があるそうだ。
で,昭和15年に橿原神宮や神武天皇陵を見下ろす場所にあるのはよろしくないという事で,現在の場所へ落ち着いたようだ。
う~ん,ちょっと気になるな。
と言うのも「かえる」の認識では,山口神社と言うのは山の神様を祀っているものだとばかり思っていたからだ。
ひょっとしたら遷座したことと関係があるのかもしれないな。
拝殿の傍にあるこの鳥居が気になる。
この鳥居の向こうには,社殿が無い。
ただ,大きな榊の木が生えているだけだ。
ええっと,祓戸神社・・・。
しまった。
祓戸神社って,参拝する前に穢れを払う場所だったよなぁ,確か。
実は,同じ名前の神社が春日大社にもあるんだな。
ずいぶん昔の話だけど,ガイドさんにそう教えて貰ったような記憶がぼんやりと浮かんでくる。
御祭神は瀬織津姫。
まぁ,今更どうにもならないけど。
さて,そろそろ元来た道へ戻るとするかな?
と,ここでキリがいいので,おやつのお話にしよう。
奈良祥楽 らほつ饅頭。
奈良土産であって,橿原土産ではないんだけどな。
八木駅で電車を待っている間に見つけたので,買ってみたんだ。
らほつとは螺髪のことだそうだ。
らほつって言うのは,仏様のパンチパーマ 螺髪のことなんだって。
仏様と言っても如来にはあるけど,菩薩には見られない。
つまりは,悟りを開いたら「ぱんち」になるってことだ ( ゚Д゚)
そして悟りを悟りを開く為の修行中は結い上げてるんだな。
一説には,只の癖毛だったとも言われている。
そう言えば,鎌倉の大仏以外は右巻きで統一されてるんだけど,なんで鎌倉は左巻きなんだろうな?
もしも,誰か知ってる人がいたら是非とも教えて欲しいんだなっ♪
分かっていたけど,こし餡だ。
いっただきま~す。
トースターで焦げないように少し温めてからいただく。
・・・ほかほかしてて,甘い香りが広がって来る。
皮は,思ったよりも柔らかくしっとりとしている。
個人的には,もっとカリッカリでサックサクなかりんとう風の皮が好きだけど,これはこれでいいかも。
中のこし餡も甘過ぎず,お茶も用意していないのにぺろりと平らげてしまった。
え,だって,一口サイズだぞ?
帰りの電車で小腹が空いた時に食べるにはぴったりだと思うんだ。
糖分補給できるし。
という訳で,奈良祥楽 らほつ饅頭に興味のあるみんなは,是非ともお試しして欲しいんだなっ♪
今回は駅の売店で買ったから,ばら売りだったけど箱入りもあるみたいだ。
こんにちは。
「東大谷=ひがしおおたに」理解ですが・・・
桜井市の「東大谷=やまとおおたに」は読めないですね。
ヤマト王権が奈良盆地一帯にあった事と関係ありそうです。
「やまと」の名称色々説があるので難解です。
祓戸神社?「穢れを払う場所」は勉強になります。
螺髪=仏像の丸まった髪の毛の名称。これまた知識増えました。
右巻きと左巻き?無理ですが「奈良祥楽 らほつ饅頭」は記憶されました!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-11-11 00:08)
色あせて朽ちかけた絵馬がいい感じ♪
らほつ饅頭の「らほつ」
大仏さまのあたまのぽつぽつを食べてると思ったら
ありがたい気持ちになりそうです^^
消しゴムはんこ情報ありがとうございました
今日さっそく100円ショップに行って見てきます♪
by はなだ雲 (2019-11-11 07:02)
こじろうさんおはようございます。
鎌倉の大仏は、螺髪が左巻きなのですね。 よい情報を得ました。
高徳院に出かけた際には注意深く観察してみます。
ここだけの話ですが、癖毛はあまり好きでは無いのです・・・ (というか癖毛で苦労しています)
by ネオ・アッキー (2019-11-12 07:06)
悟りをひらいたら「ぱんち」、、、思わず笑ってしまいやした。
右巻きとか左巻きとかがあるってこと自体に気がつかなかったので
へぇ〜と思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-11-12 13:23)
Boss365さん,こんばんは♪
螺髪の右巻きと左巻きは,気になり始めると思わず注目してしまうポイントなんだな。
とは言っても,鎌倉に行ったことが無いから全部同じなんだけど。
多分,東=「やまと」は元々は違う読み方だったか,違う漢字を使ってたんじゃないかな。
何かの東にある,とかいう理由で東の字が当てられたのかもしれないな。
by こじろう (2019-11-17 19:57)
はなだ雲さん,こんばんは♪
大量に「らほつ饅頭」を買って来て並べたら,ご利益があるんじゃなかろうか?などと,不埒な事を考えたりしてる。
100均に消しゴムはんこ台が売ってるといいんだけどな。
by こじろう (2019-11-17 20:00)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
そう,鎌倉「だけ」らしいんだな。
どういう理由なのか,鎌倉の人なら知ってるのかもしれないけど,生憎と知り合いがいないんだな。
癖毛・・・自分はそれ程酷くないけど,梅雨の時期は駄目だな (;´・ω・)
by こじろう (2019-11-17 20:03)
ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
・・・・・・ぷっ!
改めて読み直したら,かなり間の抜けた文章だったな。
右巻き・左巻きは,子供の頃に奈良の大仏を見た時は気付かなかったんだけどな。
知り合いで寺社仏閣巡りが好きな人が居るんだけど,その人は双眼鏡で螺髪を見るんだって ( ゚Д゚)!
by こじろう (2019-11-17 20:06)