旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
聖地に冬日は耀く。~蔵出しアリゾナ日記4~ [蔵出しAZ]
今日もアメリカの原風景であるモニュメント・バレーのお話の続きだ。
朝だ。
折角なので,日の出を見ようと思って,ちゃんと目覚ましかけておいたんだなっ♪
では・・・
さむっ!
夜のうちにうっすらと積もったようだ。
う~ん,このまま出たら持参したスリッパが濡れそうだ。
しかも,しもやけになりそう。
と,大人しく靴に履き替えようと手に取った瞬間だった。
急に部屋の中へと光が差し込んできた。
日の出だっ!
片一方だけつっかけたままの靴のままカメラを首から下げ,慌ててベランダへと駆け寄る。
駄目だ,靴履いてる場合じゃないっ!!
靴を履くことを諦め靴下のまま框の上に立つ。
メサ*から太陽が昇って来る!
何もも考えないまま,ピントもまともに合っていないのにシャッターボタンを押した。
カメラが手元にあるからボタンを押した。
ただそれだけだった。
想像していたよりも荘厳で美し過ぎて言葉も出なかった。
両手でカメラを持ったまま息をするのも忘れたように,それを見つめていた。
メサ*(mesa)=スペイン語でテーブルと言う意味。この場合は,浸食によって形成されたテーブル状台地の事を指す。
メサの浸食がより進むとビュート(butte)と呼ばれる,周囲から孤立した切り立った小さな丘状の物となる。
そして太陽が完全に岩の上に昇った頃,両サイドの部屋から感嘆の声が聞こえてくる事に気が付いた。
多分,みんな日の出を見ていたんだろう。
暫くすると,また静かになってきた。
いやぁ~すごいものを見れたなぁ。
しかし・・・へっくしょん!
((((*+ω+*)))) 寒ぅぅぅぅ…
フリース着てるんだけど,やっぱり外は寒いな。
それに靴下がちょっぴり濡れている。
服を着替えロビーへ向かう。
早朝なので,まだまだ人は疎らだ。
多分,日の出を見た後に,もうひと眠りって言う人もいるんだろう。
テーブルもナバホの伝統柄の模様が組み込まれてる。
メリック・ビュートが見える。
こうやって見ると,メリック・ビュートがすぐそこにあるように見えるんだけどなぁ~。
そう見えるだけで,歩いていくのは危険な距離だと思う。
簡単な朝食をとり,ホテルの中をうろうろと散策する。
みんな考えることは一緒で,カメラやスマホ片手に談笑をしている。
結構,積もってるなぁ。
今日は,居留地内をガイドさんに案内してもらう予定だ。
・・・やっぱりホッカイロ持ってきて正解だったな,と思わず独り言が漏れる。
ガイドさんとの約束時間まで,まだ少しあるので外に出てみた。
泊ってるホテルの入口の壁?(正確には壁ではないけど)
前回書いたけど,この居留地=ナバホ・ネイションでは,アルコール類の販売・飲酒が法律違反で,見つかれば逮捕されるそうだ。
問題なのは,その法律を全く知らないと言う点だ。
例えばドライブするとして,アメリカでは長期滞在者は免許取得が義務付けられるし,短期なら国際免許が使える為,個人的に交通ルールを学ぶ事ができる。
多分,アメリカの交通標識が立っている道は,アメリカンルールで大丈夫なんだと思う。
でも,ドライブ中の何気ない行動がナバホの法律違反って可能性はある訳で。
だから,この居留地内では,より一層慎重な行動が求められると思うんだ。
間違っても「旅の恥は搔き捨て」とか思わないようにして欲しいんだな。
という訳で,見知らぬ土地を不安なまま運転するというストレスから解放されたいので,ツアーを予約したんだ。
ガイドさんとロビーで待ち合わせる時間が近づくにつれ,どきどきしてきた。
ナバホの人だそうだけど,どの人だろう?
きょろきょろとしていると,アメリカ人っぽいお兄さんに声をかけられた。
!?
・・・ナバホの人って聞いてたけど,あれ,勘違いしてた?
誘拐とかじゃないと思うけど,ちょっぴり不安になってきた (;´・ω・)
と,向うから,いかにもアメリカ人な家族をつれたナバホ族っぽい雰囲気の女性が来て合流し,ツアーの説明が始まった。
今回は2グループが一緒に回るそうで,2台に分乗して案内してくれるそうだ。
なんとなく不安が残るままに,うんうんと首を振り車に乗り込む。
3つのビュートを雪に覆われた大地に立って臨む。
ホテルのベランダから見たのとは,また違った印象を受けるな。
さっきまでは見下ろしていたからだろうか?
冬の日差しを浴びて,ビュートはくっきりとその姿を現す。
どこまでも広がるような赤い砂岩の大地は霜が降りているのか,サクサクと小気味いい音を立てる。
多少の植物は生えてるようだけど,本当に砂と岩って感じだな。
今回,泊ったホテルの外観はこんな雰囲気。
ワイドビューな造りで,どの部屋からもビュートが見えるようになってる。
赤茶けた丘の上にあるシンプルな造りの建物だ。
でも,レストランもお土産屋さんもあるし,ツアーガイドさんはロビーまで迎えに来てくれる。
なんでも,このツアーでは一般車が入れない区域にも案内して貰えるみたいなんだな。
すぐ横にはビジターセンターもあるので,ナバホの歴史とかも学べるようだ。
ただ,食事の選択肢が無いのが残念かなあ。
ナバホの料理はちょっと薄味だって点とアルコール抜きなのがクリアできれば,とてもいいホテルだと思う。
個人的には,都会の喧騒を忘れて,まったりとお籠りするにはうってつけだと思うんだなっ♪
因みに,今回のガイドさん,当然だけどナバホ族の人だった。
と言うのも,運転中に色々とプライベートなお話もしてくれたんだ。
母親が外国の方だそうで,見た目は西洋人っぽいけどナバホ族として育ってきたそうだ。
そして,一緒にツアーを回ってる女性ガイドさんと婚約中なんだって。
なんでも,ナバホの若者で英語が堪能な人は,生計を立てる為に観光業に就くことが多いらしい。
試しに「アメリカで働こうと思わないのか」と聞いたら「外の世界は気になるけど,彼女と一緒にナバホの伝統を守っていきたい」ような事を言っていた。
のろけですか・・・
アメリカまで来てのろけを聞かされるとは思わなかったぞ (;´ω`)
(もう4年前のことだから,今頃は結婚してるんだと思う)
という訳で,モニュメント・バレー滞在記は続くっ♪
**********stay home**********
愛知県は国の緊急事態宣言が解除されたけど,県独自の分はまだ発令中だ。
県を超えての移動はやめて!と言われてるので,カメラにカビが生えそうな予感がするくらいだ。
この下にある写真のボケボケ具合は,カメラにカビが生えた訳じゃない。
単に出先でタブレットしか持っていなかっただけだ。
あんな所に猛禽?
え,尻尾の付け根辺りが白っぽい?
イヌワシのようにも見えるけど,まさかこんな場所にいないよなぁ・・・。
タブレットくらいの重さで小さくて性能のいいカメラがあるといいのに,と思った「かえる」だった。
こんにちは。
ベランダから眺める日の出、心地良さそうです。「感嘆の声」慣例?みたいですね。
メリック・ビュートが良く見え、立地の良いホテルです。
居留地は自由度ないですが、変な開発なく環境が守られている印象です。
ナバホ族の収入源?にもなっていそうですね。
居留地の旅の経験ないので、魅力・興味あります。
猛禽?羽を広げてます。イヌワシ!!スクープです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-05-17 21:18)
景観に溶け込んでるホテルの外観が
とてもいいかんじです♪
日本では見られないスケールの大きな日の出^^
両サイドの部屋から感嘆の声が聞こえるのも
気分が盛り上がりますね~
by はなだ雲 (2020-05-18 08:54)
メサってテーブルって意味なのでやすね。
ほんとにテーブルみたいな形でやすね。
自然の力はほんとに面白いでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-05-18 20:55)
こじろうさんこんばんは。
美しい日の出ですね。
ツアーの方が、色々なマナーがあるところでは安心出来ますね。
by ネオ・アッキー (2020-05-20 21:16)
Boss365さん,こんばんは♪
居留地って言っても,外国人である日本人からすると,ぱっと見はよく分からない。
だって英語がペラペラなら,アメリカ人=現地の人のイメージだし,向うにもっと長く住んでたら気付くこともあるんだろうけど。
実のところ,イヌワシなのかよく分からないんだ。
何しろ,動物園でくらいしかこんな近くで見たことないし・・・(´・ω・)?
by こじろう (2020-05-24 19:06)
はなだ雲さん,こんばんは♪
多分,日本で言うところの「富士山のご来光」的なイメージなんじゃないかと。
ノースカロライナにいた頃には,ここまですごい日の出は見たことないんだな。
グランドキャニオンの夕日も感動したし,やっぱりアリゾナと言う地理的な要素が強いのかなぁ?
by こじろう (2020-05-24 19:08)
ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
実は,メサの意味に全然気付かなかった人(西語を半年独学した筈)がここにいる。
自然の力って,やっぱり桁違いだなぁ・・・と思い返したりしてる。
by こじろう (2020-05-24 19:12)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
日本だと建物に遮られたりして,ここまで開けた景色が見れる場所って限られちゃうからなぁ・・・。
そう,ツアーじゃないと怖いっていうのが本音だ (´・ω・)
by こじろう (2020-05-24 19:13)