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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

荒野を歩く。~ペトリファイド・フォレスト。その2。~ [蔵出しAZ]

先日,ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展を見に行って来た。

平日の昼前に行ったらスムーズに入れたけど,やっぱり中はディスタンス0だった。

満足いくまでゆっくりとはいかなかったけど,音声ガイドを聞きながら古代エジプト文明に思いを馳せて過ごした時間はとても充実したものだったぞっ♪



********** 長いので読み飛ばしOK **********



圧巻なのは,立てて展示された10点の棺だ。

その細かな装飾を心行くまで眺めることができたので大満足 (´艸`*)

何しろ内側まで装飾がされているのでな,こんな機会でもないとしっかりと見れないので興味津々だ。

人によっては,そういうものを不快に感じるかもしれないけどな・・・。

でも,純粋に「美しいなぁ~」と感じた。


彩色されたパピルスも綺麗だったし,イクニューモンの置物?も可愛くてよかったけど,見逃せないのはミイラのCTスキャンのコーナーだな。

今回の展示では,前例のない発見の報告が上がっていたぞっ♪


勿論,全てが本物って言う訳じゃなく複製品もあるんだけど,それでも十二分に楽しめる展示だと思うんだ。


そんな訳で,ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展に興味のあるみんなは是非ともお出かけして欲しいんだなっ♪

名古屋会場は,今のところ平日は予約不要で,午後2時頃~が比較的空いてるんだって。

残念だけど写真撮影は禁止なので,身軽な格好でお出かけするといいと思う。


そして,県美のコレクション展の「木村定三コレクション」(仏教美術)もなかなか見ごたえがあった。

こちらもエジプト展のチケットで入れるので,お時間のある人はどうぞなんだなっ♪



********** ここまで **********



前置きが長くなったけど,今日もペトリファイド・フォレストのお話だぞっ♪


   DSCN1332.JPG

   青い空白い雲,そして見渡す限りの何もない荒野(毎回お決まりのように言ってる)。


いや,でも,本当に何もないだろ?

それこそ小動物も見かけない。

小さな動物がいなければ,それを狙う鳥も飛んでこないし・・・何なんだろうな「ここ」。


多分,見つけれないだけで「何か」居るとは思うんだけどなぁ。



     DSCN1348.JPG

      そんな荒れ地の一服の清涼剤は,変な形のサボテンたち。



さて,導入編でペトリファイド・ウッドを紹介したのを覚えてるかな?

あの展示のあったビジターセンターの外観を紹介しよう。

   DSCN1352 (2).JPG

        乾いた台地によく馴染む雰囲気の建物だ。


駐車場が建物の手前にあるんだけど,その目の前に幾つかのペトリファイド・ウッド珪化木)が並べられている。


   DSCN1358 (2).JPG

        中央部分に穴の開いたドーナツ型のが面白い。


で,きちんと紹介し忘れてたんだけど,このビジターセンターすぐ近くに是非とも見ておきたいモノがあるんだな。


   DSCN1353 (2).JPG

       Old Faithfulオールド・フェイスフル)と呼ばれる巨大な化石。


ビジターセンターそばのジャイアント・ログ・トレイルでは,巨大な珪化木が見られる。

トレイルと言っても,巨大な化石の周囲を歩くだけの数分で終わるような散歩道だから安心して欲しい。

たまたま散策中の人が居たので,大きさの比較として一枚撮影。

その大きさがよく分かるだろ?

その大きさは長さ約10m底辺の直径約3m,重さは40t以上と推定されるそうだ。

   


トレイルと言えば,ペトリファイド・フォレストの中にはいくつかの散策路があるんだ。

     DSCN1359 (2).JPG

         そのうちの一つクリスタル・トレイル


クリスタルとあるけど,水晶がある訳ではないようだ。

多分,珪化木の事を指しているんじゃないかなぁ~。

前回,丸太の一部が綺麗な結晶化していた写真を載せたけど覚えてるかな?

忘れちゃった人もいると思うから,別の写真をUp。


   DSC07300 (2).JPG

         こんな風に美しい色合いの結晶が見られる。


この化石は,日本人的には色合いが微妙かもしれないけど。

ビジターセンターにあったように磨けば輝くので,当然,宝飾品としての需要はあるんだな。

因みに,水晶も二酸化ケイ素(SiO2)からできてるので,あながち珪化木がクリスタルと呼ばれても間違ってはいない気もする。



肝心のクリスタル・フォレストの様子はと言うと・・・。    

   DSCN1360.JPG

         フォレストと言うには・・・禿山すごく閑散としてる。


むか~しは沢山の丸太が転がっていたらしいんだけど,その美しさに目が眩んだ人々によって持ち出されてしまったようなんだな。


そう言えば『お土産に?珪化木を拾って持ち帰る人がいそう』とコメントを頂いたけど,実際,そういう人がいるようだ。

アメリカの国立公園などの保護地区では,植物は勿論の事,石や貝殻を持ち出しても罰金刑が課せられるので注意して欲しい。

他の場所で係員に制止される人を見た事があるんだけど,滅茶苦茶怖かったぞ・・・。

「子供のしたことじゃないですか~」とか通用しないと思う。



で,ここでも石を持ち帰る観光客が後を絶たなかった為に,夜間は門が閉じられ,昼間はゲートで係員が荷物をチェックするんだ。


・・・実は,帰る時に,前を走っていた車がゲートで引っ掛かったんだな。

エンジンを切って,なんとトランクの中まで調べられていた!!

そんな光景を目の当たりにした為,滅茶苦茶ドキドキしながら車を進めたけど「こんにちは~どこから来たの?日本?ぼく日本に行ったことあるんだよ。」と始終笑顔で1分もかからず終了。

一体,前の車の何が怪しかったのかは分からずじまいだけど,万が一,調べられたら大人しく従った方がいいと思うぞ・・・ (゚Д゚;)


そして,どうしても珪化木が欲しい人はゲート近くのお土産屋さんなどで購入できるので,そちらへ立ち寄って欲しいんだなっ♪





話を戻して・・・

公園内の所々には,観光客向けの案内看板が立てられている。

   DSCN1361 (2).JPG

      珪化木の色の違いについて書かれている。


不純物として酸化鉄が混ざると赤・黄色・オレンジと紫。

酸化マンガンが混ざれば黒や灰色で,石英だけなら白って事だな。

酸化鉄の赤っぽい色は錆色で分かるんだけど,紫も鉄なんだなぁ・・・。

青磁の青は酸化鉄で出るから,紫もコバルトとかクロムを使わなくても出せるんだろうな。

・・・焼き物(釉薬)に詳しい人,誰かいないかな?



近くにあった別の案内看板。


   DSCN1362 (2).JPG

                  

みんなは知ってると思うけど,当然,誰かが切り分けた訳じゃない。


生の木と違ってかなりの重さがある珪化木

当然,それ自体の重さに耐えきれなくなって,ひび割れが大きくなり「ポキン!」と折れてしまう。



    DSCN1363.JPG

         不思議な縞模様が見えるメサのような台地。


   DSCN1368.JPG

   ごろごろ転がっている丸太が気になるけど,トレイルから外れることは禁止されている。



   DSCN1370 - コピー.JPG

    これは一本の木ではないと思うけど,千歳飴か金太郎飴みたいだな。


   DSCN1371.JPG             

珪化木ペトリファイド・ウッドという英語名でパワーストーンとして取り扱われている。

だから馴染みのある人もいると思うけど,この丸太を見て「それだ!」と気付く人がどれだけいるだろうか。



     


では,だらだら長くなってきたので,おやつだ。          

        DSCN0955.JPG

     まぁ,前振りがあったので分かってたと思うけど,ライデンのお土産だ。


   DSCN0961.JPG

        パッケージは派手だったけど,中もかなりキラキラしてるな。


   DSCN0964.JPG

           でも中身は,ごく普通のクランチチョコだ。(ボケてたな) 

いっただきま~す♪

   DSCN0965.JPG

   

うん,普通のクランチ・・・でも,とっても軽い食感でいいな(*´ω`)

ザクザクではなく,さくっ!としているから,どんどん食べれちゃう♪

成分表示を見ると「とうもろこし」と書かれているから,とうもろこしのパフを使っているのかな。

6個しか入っていないのが残念だけど。

展覧会のミュージアムショップのグッズって少々割高だから仕方ないな。

 


と言う訳で,ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展に行くことがあったら,探してみてくれよなっ♪


ショップ利用は展覧会を見た後のみで,チケットが必要だから気を付けて欲しい。

それとグッズ転売防止の為だろうけど,一部商品は購入数制限があったのと,既に完売して再入荷が未定なグッズもあるので,事前に確認してからお出かけして欲しいんだな (´・ω・)ノ イッテラッシャ~イ

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コメント 8

Boss365

こんにちは。
「ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展」堪能されたみたいですね。
「変な形のサボテンたち」リアルに自宅で育ててみたい植物です(爆)
巨大な珪化木、凄いですね!!
想像していた通り、持ち帰る人いたのですね。
日本人はある程度「持ち帰り禁止」の教育を受けているので大丈夫と思いますが・・・
知らないと持ち帰りそうな『環境』です。
「千歳飴か金太郎飴・・・」樹木としての自然史学・植物学的な価値ありそうな珪化木です。
ライデンのナイスなお土産。クランチチョコは・・・
軽めのチョコなので、すぐに無くなりそうです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-10-04 22:30) 

はなだ雲

ポキン!と折れた珪化木
金太郎飴にしか見えません^^
変な形のサボテンはなんだか作品みたい
サボテンだけ撮ってまわりたいです♪
by はなだ雲 (2020-10-05 06:32) 

ぼんぼちぼちぼち

ドーナツ型の、現代的なオブジェみたいでやすね。
自然の力ってすごいなあと、改めて思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-10-06 20:06) 

ネオ・アッキー

こじろうさんおはようございます。
釉薬ですが、酸化と還元では同じ釉薬でも色の出方が違うそうです。
ゲーム機だけでなく、何でも転売防止の為の制限が今はかかってしまうのですね。
by ネオ・アッキー (2020-10-08 05:00) 

こじろう

Boss365さん,こんばんは♪
エジプト展は,それなりに堪能できたかな。
できれば,もうちょっとじっくり見ていたかったけど,ハラの虫は鳴くしコロナは怖いしで出てきちゃった。
予想通りクランチはあっという間になくなってしまった・・・。
持ち帰り・・・日本人でもうっかりはあるからなぁ~。
個人的には,子供の頃に大量に拾ったどんぐりでさえ忘れてた前科があるから・・・(;´∀`)
by こじろう (2020-10-11 17:30) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
アメリカにも金太郎飴はあるけど,これを見て金太郎飴って発想するのはやっぱり日本人的な気がする。
むこうには日本ではあまり馴染みのないサボテンとかキノコとか,変わった植物や面白い植物が身近にあったので,そういうのを観察するのはすごく楽しかったんだな(´ω`*)

by こじろう (2020-10-11 17:35) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
ドーナツ型の化石は,すごくアートな感じだろ?
自然の力って怖い事も多いけど,予想以上に面白いことも引き起こしてくれるよなぁ~(*´ω`)
by こじろう (2020-10-11 17:37) 

こじろう

ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
酸化と還元・・・そうそうそれそれ。
化学で習ったはずなのによく覚えてないんだよなぁ・・・(/ω\)
教科書で覚えようとするから忘れるんだろうけど,実践(焼き物)したら覚えれるかも。
ゲーム機でも,うなぎパイのようなお菓子でも,なんでも転売だらけで嫌になっちゃうな・・・(;´Д`)

by こじろう (2020-10-11 17:41) 

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