旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
袖の時雨。~二尊院2020。その4~ [ぷらぷらっと京都]
今日も秋の二尊院をぷらぷらっとするぞっ♪
凄くいい天気だ。
あまりにも眩しい朝の光の中をうろついていたからだろうか,ふと変なフレーズが頭に中に浮かんできた。
「太陽が眩しかったから」
・・・・・・。
そう言えばフラ語の講義でレポート書いたんだったっけ。
随分前の事なのになぁ~。
意外と書いた内容を覚えていることに気付き,なんだか笑いがこみあげてくる。
たぶん傍から見たら「変な人」認定間違いなしだけどな。
ただ,箸が転げてもツボに入るお年頃なので勘弁して欲しいんだな(´艸`*)
鐘楼脇の石段を登り切った先には,湛空(たんくう)上人廟があった。
これは京都市の指定文化財なんだって。
ところで,湛空上人・・・って誰?
湛空上人と言うのは,この二尊院の第三世(住職)で法然上人の弟子の一人だった人だ。
他に知ってる事と言ったら,1227年に起きた浄土宗の法難*に関わった人物としてくらいだな。
当時,浄土宗と天台宗との軋轢は酷く悪化していたんだ。
そしてそれが原因で,叡山の手の者が法然の墓を掘り返し,遺骨を鴨川へばら撒こうとしたんだって。
掘り起こしは何とか阻止されたんだけどな。
で,その遺骨の一部をこの二尊院へ運び込んだ人,それが湛空上人だ。
*法難・・・仏教や教徒が国家権力や反対勢力から受ける弾圧や迫害の事。
ここからは暫く細い山道を歩く。
道幅は細いけど,比較的緩やかな道を登って行く。
全然,人が来ないな。
廟に登って来る人も一人しかいなかったけど・・・。
やっぱりあの石段がネックなのかなぁ?
と,突然,開けた場所へ出た。
時雨亭跡
ここは小倉山の中腹にあたるようだ。
前にも書いたけど,藤原定家が小倉百人一首を選んだ山荘である時雨亭跡の候補地は何ヵ所かあるんだ。
そのうちの一つがここって訳だな。
小倉山荘と呼ばれていたのだから,当然小倉山にあるんだろうと思うのは素人考えだろうか?
とても静かで,当時,この一帯が貴族たちの隠棲の地だったと言うのが納得できる。
定家の和歌に滲み出る侘しさや物悲しさと通じるものを感じるな。
ところで・・・
しかし,眺めが気になるんだけど・・・
どこに位置取っても必ず木が視界を遮るんだなぁ・・・(;´Д`)
と言う訳で,眺めは今一つ。
山頂展望なら京都市内が一望できると聞いたことがあるんだけど。
今回は軽装(街着)だし,時間も無いので次回に持ち越しだ。
今一つ雅を解せない「かえる」だけど『小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ』な気持ちが分かるような気がしてくる。
風流な「かえる」と言うのにも,ちょっと憧れるけど・・・。
紅葉は揚げても意外と美味しいし(衣が),花より団子もとい紅葉かな?と思ってしまうので,雅には程遠いようだ。
赤く色づいた木々も綺麗だけど,黄色から赤へのグラデーションも捨てがたい。
そこに所々に混ざる青いままの紅葉が,色合いに深みを創り出している。
できることなら,もっとゆっくりとこの景色を堪能したいんだけどなぁ・・・。
次の秋までに,コロナが少しでも落ち着いていることを願うばかりだ。
では,さらっとおやつ。
鶴屋吉信のミニつばらつばら。
4個パックが売り切れてバラ売りしかなかったけど,お店のお姉さんがすぐに4個入りのパッケージに詰めてくれた。
小倉餡と季節の餡があるようだ。
この時は,秋限定の栗餡だった。
手のひらに載るミニサイズのお菓子だ。
あ・・・ごめん,「かえる」の可愛らしい顔にピントが合ってしまったな(*´Д`)
ピンボケだけど,サイズ感は分かって貰えただろうか?
と言う訳で,いっただきま~す♪
小さい一口サイズのつばらつばら。
美味しそうな焼き色の生地は,持った瞬間に手に弾力を感じる。
おおっ,普通サイズのつばらつばらと同じ食感の予感がして,期待感が高まる。
思った通りにもっちもちの生地はしっとりとしていて,ミニサイズでも手を抜いていないのが分かる。
餡子はあっさり目の甘さの粒あんで,普通サイズと同じものを使っているようだ。
う~ん,ミニと言えども期待を裏切らないなっ♪
普通サイズだと1つで充分だけど,ミニなら2種類の餡を楽しめるのもいい。
と言う訳で,ミニつばらつばらに興味のある人はお試ししてくれよなっ♪
京都駅なら新幹線八条口の鶴屋吉信IRODORIで取り扱いしているので,京都土産を買い忘れた時にもおすすめだ(´ω`*)
* * * * * * * * * * * *
愛知県にも緊急事態宣言が出てるけど,これと言って何かが変わった感じはしない。
受験会場となる近所の学校がいつにも増して何となくピリピリしてるような気がする,それくらいか。
某ドーナツ店では限定コラボ商品を買い求める人の行列が通路を塞いでいたし,やっぱり何も変わっちゃいない気がする。
なんとなくゆるゆるだけど,何とかそれで乗り切れることを願うだけだな・・・。
「太陽が眩しかったから」というフレーズから
「太陽がいっぱい」のシーンも思い浮かびました^^
つばらつばらって、いい名前ですね♪
名前の持つ風情もこのお菓子の味わいのひとつって感じ笑
by はなだ雲 (2021-01-18 07:16)
こんにちは。
秋の赤いグレデーション色の紅葉、綺麗ですね。
混んでいるのは避けたいですが、人が居ないのも寂しいですね。
「石段がネック」は頷ける環境です。
「時雨亭」趣あるいい響きですね。眺めは・・・一部樹木を整備?したいです。
「鶴屋吉信のミニつばらつばら」栗餡!!食べやすいサイズは有難いです。
チラ見の餡が食欲をそそりますね。小生だと、2個?軽く3個はいけそうです。
「何とかそれで乗り切れること」切に願いたいです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-01-18 12:48)
こじろうさんおはようございます。
三色の紅葉が、素晴らしいグラデーションですね。
京都らしい、紅葉とも言うべきでしょうか・・・
鶴屋吉信のミニつばらつばら、お抹茶に合いそうですね。
by ネオ・アッキー (2021-01-21 06:16)
はなだ雲さん,こんばんは♪
太陽がいっぱいは見た事が無いんだけど,太陽には何かしら不思議なものがあるんだろうなぁ・・・。
しみじみと秋の嵐山を思い出しながらいただく「ミニつばらつばら」。
味覚って記憶と結びつくから,普通サイズの「つばらつばら」を食べると紅葉を思い出すようになるかもしれないな(*´ω`)
by こじろう (2021-01-22 22:43)
Boss365さん,こんばんは♪
今回歩いた辺りは殆ど緩い坂なんだけど,石段はみんな嫌いだろ?
たぶん,見上げた先にある廟を見て諦めちゃうんじゃないかなぁ・・・。
まして,時雨亭跡は更に先だし。
景色がイマイチだけど,考えようによっては趣があるのかもしれない。
木があれば麓にある世俗的なモノを見ようとしなくなるだろ?
チョコもいいけど餡子は捨てがたい・・・って時には,ミニサイズは助かるな(´艸`*)
by こじろう (2021-01-22 22:49)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
そのグラデーションこそが,京都の紅葉が美しいと言われる理由だな。
勿論,近所の紅葉や他の場所でも見られない事はないんだろうけど・・・。
つばらつばらは,お抹茶にもコーヒーにもお番茶にも合うので,ミニでも合うと思うんだな(*´ω`)
by こじろう (2021-01-22 22:54)