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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

まだき寂しき。~厭離庵。その2。~ [ぷらぷらっと京都]

今日も厭離庵さんのお話だな。


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         ここのお庭は,尼寺らしく控えめにまとめられている。

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       だけど,この小さな世界はもふもふの苔で覆われている。

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      実は・・・このお庭の見頃は紅葉シーズン終わりかけなんだな。            

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      何故って,散紅葉が苔を覆い,世界は緑から赤へと一変するからだ。


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          残念だけど,今回はまだ時期が早いな・・・。

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       でも,ステンドグラスのような透け感のする紅葉も捨てがたい。


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          庭の片隅には柳の井と呼ばれる井戸がある。

藤原定家が筆を洗う為の水を汲んだと伝えられる井戸は,今も澄んだ水が湧き出ているんだって。


本当に定家が水を汲んだのかは分からないけどなぁ~。

でも,趣あるお庭を歩くうちに感化されたのか,井戸を覗き込む定家の姿が浮かび上がって来る気がした。


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              定家郷御塚とある。


そう言えば,みんなは写真右下端の石の意味は知ってるかな?

日本庭園や神社などで見かけるけど,止め(留め)石と呼ばれるものだ。

意味は「ここから先には入らないで」。

時々,この意味を知らない人が止め石の先へ進んでるのを見かけるけど,もし気が付いたら教えてあげて欲しいんだな。

この先で芝を養生してたり作業をしてる事もあるけど,足場が悪いから入らないでねって事もあるのでな。
景色に溶け込むように置いてあるから見落としがちだけど,気を付けて欲しいんだな。


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          定家を偲んで建てられた五輪の塔「定家塚」。


結局のところ,時雨亭はどこにあったのか?と言う決め手はないままだ。

でも,候補地が3つとも近いと言う事は,この辺りにあった事は確かなんだろうな。



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     綺麗なんだけど,どこか物悲し気で「蕭蕭として人を愁殺す」感じだ。


後鳥羽院から叱責を受けた頃の定家なら,こういう場所を選んだかもって思うんだ。

ただ,小倉百人一首を選んだ時期は晩年なんだよなぁ・・・。

そう考えると,少し違うような気もするんだ。

まぁ,当時とは雰囲気が違うだろうから,何とも言えないけど。

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     剥き出しとなり、縦横無尽に張り出した根が古木の風情を感じさせる。


季節を勘違いしたウグイスが「ホーホケキョ」と鳴いた程に暖かな秋の日。

少ししんみりとしちゃったけど,そろそろ移動しようか・・・。

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          今度は秋の終わりがけに来たいものだな。



おや・・・・・・?

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         入って来る時は,こんな看板は無かった気が?

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         いつの間にか,案内看板が設置されていた。


厭離庵さんの真っ赤な散紅葉 ↑ に興味のあるみんなは,秋の終わりごろに訪ねてみてはどうだろうか?

勿論,拝観可能かを事前にチェックしてからにして欲しいんだなっ♪


では,今日のおやつ♪

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              亀屋良長さんの焼きあづき


聞きなれない焼きあづきと言う言葉だけど,焼き栗の仲間かな?

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       真空パックにみっちりと閉じ込められた栗のような物体。

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           和三盆をまぶした栗にしか見えないな。


なんでもこの焼きあづきは,『ある百貨店から、「エコをテーマにしたお菓子を提案してほしい。」』と言われたのがきっかけで生み出されたお菓子なんだそうだ。


では,試食!

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         とっても軽いけど,どんな食感なんだろう?

なんでも,こし餡を作る時にでる小豆の搾りかす(小豆の皮)をぼうろに練り込んだものらしいけど・・・。


      DSCN1291.JPG

                 ん!?結構硬いな。

もっと柔らかいお菓子をイメージしていたけど裏切られたな。

バリッ!ゴリッ!って感じのしっかりした歯ごたえだ。

入れ歯の人には,ちょっと辛いかもしれないなぁ・・・。


見た目通りの素朴なやさしい味のぼうろで,これはお茶でもコーヒーでも合いそうだ。

和三盆の甘さと芳ばしい香りが,口の中で広がっていく。

小豆の皮にはポリフェノールがたっぷり含まれているし,食物繊維も豊富なので,甘い物を食べた罪悪感からも逃れられるかもしれないな(´艸`*)


と言う訳で,亀屋良長さんの焼きあづきに興味のあるみんなは,是非ともお試しして欲しいんだなっ♪

伊勢丹や大丸の他,新幹線コンコースのキオスクでも取り扱っているんだな。

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コメント 8

Boss365

こんにちは。
「このお庭の見頃は紅葉シーズン終わりか・・・」なる程です。
散紅葉、桜の終盤に見る花吹雪や「花筏」みたいですね。
柳の井「筆を洗う為の水を汲んだ・・・」は、由緒ある井戸です。
「止め石」一応、知っています。同類?の関守石を京都の寺社仏閣で見た事あり。

「亀屋良長さんの焼きあづき」未知な食べ物?
「エコをテーマにしたお菓子・・・」は、微妙な美味しさと推測です。
試しに一度は味わってみたいお菓子です!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-03-07 13:00) 

はなだ雲

止め石、見たことはあるけど
意味は知りませんでした★
気を付けなくては、教えて頂いてありがとうございます^^
「蕭蕭として人を愁殺す」もはじめて知りました
インパクトありますね~
by はなだ雲 (2021-03-08 07:03) 

ぼんぼちぼちぼち

モフモフの苔、いいでやすなあ〜
ズームすると、恐竜と出逢えそうな、そんな暑く湿ったものを感じやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-03-09 20:29) 

ネオ・アッキー

こじろうさんおはようございます。
京都は、紅葉も良いですが、苔が有名な所も多いですね。
焼きあづき、私は小豆が好きなので、好みかも知れません。
確かに、小豆はポリフェノール等が豊富で健康には良い食べ物ですね。
by ネオ・アッキー (2021-03-11 06:14) 

こじろう

Boss365さん,こんばんは♪
散紅葉の頃は混むのかもしれないけど,一度も行ったことが無いので分からないんだなぁ・・・。
でも,看板の写真のように毛氈を敷き詰めた感じになるんだと思うと,わくわくするな(*´ω`)

止め石も関守石も呼び方が違うだけで同じものだと思うぞっ♪

焼きあづきは,ちょっと硬めなのが人を選ぶかも。
でも,その歯ごたえは癖になる・・・。

by こじろう (2021-03-12 21:11) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
止め石は景色に溶け込むように置かれてるし,何なのか分からない人って意外と多いんじゃないかな?
意味を知らなくても「跨いじゃいけないのかなぁ?」って感じればいいと思うんだ。

by こじろう (2021-03-12 21:33) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
おぉ~なるほど!
確かに寄って見るとそんなイメージが湧いてくるなっ(*´ω`)
やはり,もふもふの苔は素晴らしいよなぁ~。
by こじろう (2021-03-12 21:41) 

こじろう

ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
紅葉も苔もどちらも捨てがたい人にとって,ここはとってもいい場所だと思うんだ。
決して広いとは言えないけど,それがいいのかもしれない。

粒あん派の人なら,食べた瞬間に小豆感を感じることができると思うんだなっ♪
by こじろう (2021-03-12 21:47) 

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