旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
ちょっと怖い石灯篭のお話。 ~京都で紅葉狩り2018 白龍園 その3。~ [ぷらぷらっと京都]
さて,白龍園さんの3回目。
三度目の正直って訳じゃないけど,色々端折って今日で完結。
(今日はこれから日曜美術館の再放送を見ないといけないし,帰って来たのも遅いので許してほしいんだな)
では,園内の東屋を紹介しよう。
福寿亭では沢山の人が休憩していた。
ここ福寿亭からの眺めが一番いいと庭師さんが教えてくれたんだな。
その為か,ちょっと休憩とはいかなかった。
残念ながら,奥の方は葉が落ちてしまっていた。
でも,盛りを過ぎた紅葉でもこれだけ美しい。
きっと,ピーク時にはまさに燃える様な景色になるに違いない。
リベンジしたいなぁ~♪
一体,石灯篭は何基あるんだろう?
園内を散策していると,ちょっと怖い話を小耳にした。
すぐ後ろに賑やかなおばさまグループが居て,その中の誰かがこう言ったんだ。
「ここの石灯篭って,処分される筈だった物を引き取ってきたらしいの。」
その時は,ふ~んって感じだったんだけど,別のおばさまが引き取ってこう言った。
「え,それってなんか『ついてる』んじゃない?怖いわー。」
その後どんな話をしていたのかは聞こえてこなかったけど,暫くして合点がいった。
あ・・・『ついてる』の意味が分かっちゃったかも (;´Д`)
察しのいいみんなはもう気付いてるだろうな。
石灯篭って言うのは,普通はどんな所にあると思う?
よく見かけるのは古いお屋敷やお寺だな。
壊れていない石灯篭が流れてくるってことは,家屋敷を取り壊したり,中には没落してしまった可能性も。
長く飾られていたものだろうから,元の持ち主の念が籠っているに違いない。
更には,オカルト染みてるけど付喪神っていう線も捨てがたい。
・・・・・・・・・・。
ちょっと背筋がゾクゾクっとしたのは,気の・・・せい,だよなぁ・・・ (/ω\;)
みんなもお庭に古びた石灯篭を置く事があったら,気を付けた方がいいかもしれないぞ・・・。
東郷さん直筆のお軸を写し取った石碑だそうだ。
この辺りは今でも秘境駅だけど,電車が通って観光地もある。
でも,東郷元帥が活躍した頃は山深い里だったに違いない。
どうやら,この辺りは良い猪狩りの狩場だったみたいで,まぁ,今でも出ると思うけど・・・。
それで,東郷さんが記念に「百発百中」の書を書いたんだって。
ふと思う。
理由はよく分からないけど,お得と言うか,すっごく盛沢山なお庭だよなぁ~。
広場には鶯亭。
屋根の上には,落ちた赤い葉がうっすらと積もっていた。
その奥には,彩雲亭。
どの東屋にも緋毛氈がかけられた縁台があるけど,園内は飲食厳禁だ。
できることなら,腰かけてゆっくりと景色を楽しみながらお茶とみたらし団子でも・・・と思うけど,ルールはルール。
空腹で鳴り始めたハラを誤魔化す為に,再び歩き始める。
無機質な石垣も苔で粧えば,全く違う表情に。
さっきの話のせいで灯篭を見る目が変わってしまったぞ・・・。
もうちょっと天気が良かったら,綺麗に発色しそうなんだけどなぁ~。
苔生した灯篭を見る目が変わってしまうな。(↑ 寛永寺さんから譲り受けたものだったと思う)
さて,白龍園のお庭を充分に堪能できたな。
ちょっと小バラが空いたけれど,何しろここは秘境駅の集落だ。
でも,大丈夫。
鞍馬街道を挟んですぐ向かいには 休憩処 河鹿荘がある。
お品書き。
因みに先払い方式なので,お店に入る前に何を頼むか決めた方がいいと思う。
(入ってすぐにはお土産コーナーがあって,中国人観光客と鉢合わせた)
江戸時代末期の古民家を使った休憩処(カフェ)だ。
屋根が写ってないけど,杉皮葺なんだって。
白龍園が一日限定100人なせいか,お店の中は比較的静か。
この時は,先客が一人居ただけだった。
囲炉裏には巨大五徳と鉄製の釜が置かれている。
掘りごたつ方式なので,正座が苦手な人でも安心だぞっ♪
因みに,足元には電気カーペットが設置されているので,すごく温かいんだな。
白龍園スタッフおすすめのおぜんざい。
写真の写し方が悪かったけど,ハラの虫に催促されて焦ってしまった。
大きなお餅の入ったおぜんざいは,ボリュームもあり程よい甘さ。
添えられた佃煮のぴりりとする刺激とす~っと鼻に抜ける香りもたまらない。
どうやら,木の芽煮(きのめだき)は鞍馬辻井さんのものを使っているみたいだな。
ここで言う木の芽とは,山椒の若い芽のことで,これを昆布と煮て,細かく刻んだものなんだな。
はぁ~,やっとハラの虫が落ち着いた。
では,名残惜しいけど,鞍馬へ向かおうかな?
そして再びの二ノ瀬駅。
あ!「こもれび」だ。
「こもれび」は,沿線の四季の移り変わりの様子と周辺に生息する動物たちを描いたデザイン電車なんだな。
反対側の電車だったので乗れなかった。
デザイン電車と言うだけあって,この「こもれび」は車内に中吊り広告などが無く,ギャラリーとして使われているんだって。
いつか乗ってみたいなぁ~。
という訳で,白龍園さんのお話は無事?完結。
次回からは,例年に比べて遅れているけれどチョコレート強化月間をお送りする予定だぞっ♪