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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

古代のロマンに思いを馳せる。 ~三室戸寺のお話。番外編。~ [ぷらぷらっと京都]


三室戸寺の本殿の脇に階段があるんだ。

で,その先には何かしら古い建物が見える。

当然,気になるだろ?

という訳で,レッツ・ゴ~♪


   

   DSCN0976-1.jpg

            十八神社 (重要文化財)


聞いたことのない名前だけど,随分と歴史がありそうな本殿だな。

ちょっと角度が悪くて見えなくなっちゃったけど,こけら葺きだ。


元々はこの辺り一帯の産土神(うぶすながみ)だったみたいだな。

産土神って言うのは,その土地に生まれた人の守り神。

昔は現代と違って,生まれた土地で一生を過ごす人が多かったからだろうか。


氏神と混同されがちだけど,氏神は漢字が示す通りその「氏」=一族の神様で祖先を祀ったものが多い。

有名な例で挙げれば,春日大社だな。

春日大社には春日大明神が祀られてるんだけど,この神様は複数の神様が祀られている。

そして,その中の一柱である天児屋根命(=天児屋命(あめのこやねのみこと))が中臣連の祖先とされている。

天照大神が天岩戸に隠れた時に鏡を差し込んだことで有名だけど,あまりよく知らないんだなぁ・・・。



   DSCN0977-1.jpg


それはさておき。

十八神社

じ,じゅう・・・(;´・ω・) いや,違うだろさすがに。

とすれば,いそは神社かな。

しかし,なんで十八なんだろう,安直だけど十八柱の神様が祀られてるとか? (*゚∀゚)=3

・・・・・・笑ってごめん。

本当に合祀でできた神社だった Σ(゚Д゚;ノ)ノ


この十八神社はこの辺りの産土神だって書いただろ?

史料などによれば,この神社は三室戸寺本堂の上座にあり,大物主命他二柱が祀られていたようだ。(つまり三柱)

そして,三井寺の開祖である智証大師がやらかした。

840年に本山の鎮守神として,三輪山の三神など十五柱を合祀


十八柱となった為に十八神社(いそは)と名が改められたそうだ。


しかも,元々は三室戸寺のあった場所にこの神社があり,寺を創建するにあたって移動させたっぽい。



更に,明治には神仏分離政策のあおりを受けて廃社になっているそうだ。

その後,三輪山の三神,伊勢神宮(内宮,外宮),日吉,八幡,住吉については廃祀されたみたいだな。

合祀した神様を分けて廃するってすごい発想だけど,そんなことできるんだなぁ・・・・・・。

なんだか踏んだり蹴ったりで,気の毒になる。


因みに十八神社の本殿は,1487年に三室戸寺が再建された際に建てられたもののようだな。

随分と中途半端だけど,十八神社についてはお寺の方に詳しく聞く時間がなかったので,よく分からないままだ。

実際のところ,所有者はお寺でなく,十八神社さんのようなんだけどな。


   DSCN0978.JPG

 

・・・ところで,随分と涼しくなってきたな。

朝晩だけの話だけど。

で,例年のように天高く「かえる」肥ゆる秋になっていて,ダイエットでもしようかと悩み中だ。


では,おやつ。  

前回のおやつに続いて,亀屋清長さんからの紹介だ。


  DSCN1022.JPG

          ごめん,パッケージから出さないとよく見えないな。


  DSCN1024.JPG

              こ,これはっ!


清浄歓喜団と同じく奈良時代に中国から伝わった餢飳(ぶと)と言うお菓子なんだな。

伏菟(ふと)とも呼ばれたそうだけど,これは形が兎が伏せた姿に似ているからとか,兜の「ぶと」から来たとも言われてるそうだ。

(普通の兎でもいいのかもしれないけど,草冠の方が菟道(うじ)と関連付けるのに都合がよかっただけ)

兜ねぇ・・・兎の方が夢があるんだけどな。

だって,中国で饅頭(マントウ)と言ったら,アレだろ,三国志演義の話が有名なアレだ。

(適正年齢で読まない「かえる」が悪いんだけど,幼心に「!?」って思って,ちょぴりトラウマだった)

で,兜に模したのなら,その中身は・・・(ノД`)・゜・。


因みに,春日大社では,神職さんたちが作った餢飳を撒下神饌として頂ける事があるそうだ。



では,いっただきま~す♪

  DSCN1025.JPG

  いざ食べようと思ったら,清浄歓喜団に手こずった事を思い出した。


あれは上の部分が麻花兒(まふぁーる)並みに硬いからな。

底から割って頂くのが正しい作法だそうで,それに倣って食べたけど,上の部分は暫くおしゃぶり昆布だった。


思い切って齧りついてみた!


  DSCN1027.JPG

  ・・・やっぱり硬いけど,ちゃんとアルミホイルをかけて温めたからいい感じだ。


うぅ~ん♪

やっぱり餡子は粒あんに限るなっ[ぴかぴか(新しい)]

清浄歓喜団と同じく,小麦粉の生地で餡を包みこみ,ごま油で揚げてある。

でも,前回と違って餡子が付いてくるし,温めるのに成功したからか,意外とサクサクいけそうだ。




という訳で,亀屋清長さんの餢飳に興味のあるみんなは,是非ともお試しして欲しいんだなっ♪

清浄歓喜団も餢飳もバラ売りがあるんだな。

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