旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
https://bokutokaerunikki.blog.so-net.ne.jp/
「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
秋の桜を愛でる。 ~橿原でハイキング。その21。~ [思い立った奈良]
今日は,藤原宮跡でぷらぷらっとの続きだ。
季節の巡りが早過ぎると言うより,「かえる」が遅筆で季節に追い付けていない事を申し訳なく思う今日この頃だ (´・ω・)
ただ,こんなご時世なので「お花見を自粛中」というみんなも多いだろ?
そんな訳で,今日も秋の桜(コスモス)のお花見をして行って欲しいんだなっ♪
近所の桜の写真が撮れたらUpしたいけど,生憎の雨の上にまだ5分咲き程度なので,こちらはお天気次第だな。
コスモス畑の周囲には,沢山の人がいた。
散歩をする人,写真を撮る人,写生をする人,何のグループが分からないけど楽器を持って演奏する人たちも・・・。
ただ,みんなすごくリラックスした様子なのがよく分かる。
コスモス畑のあぜ道を歩いていると,小さなバッタが次々とピョコピョコ飛び出す。
そんな中で,堂々としたバッタを発見。
・・・・・・あれ?バッタじゃなくてイナゴかも (-ω-)
記憶が正しければ,トノサマではなさそうだ。
小さめのショウリョウバッタは沢山居るんだけどなぁ~。
素人の写真では伝えきれない美しい景色だ。
こんなに綺麗だけどピークは過ぎていたっぽい。
ふと空を見上げると,サギが横切っていくのが見えた。
さっき見かけたアオサギかなぁ?
それにしても,本当にいい天気になってきた。
向こうに見えるのは蓮ゾーン。
例年だと,蓮は7月の中旬ごろが見頃のようだ。
それまでにコロナワクチンが開発されているといいんだけどなぁ。
ただ,こればかりは,なんとも。
世間では自粛疲れとかあるようだけど,名古屋は早いうちに大規模クラスターが発生した地域なのでな。
不要不急の外出を自粛!とは言われてないけど,うっすらと自粛ムードは漂ってる。
とは言っても,気にしない人は本当に気にしてる様子がないんだよなぁ・・・(;´Д`)
この温度差は何なんだろう。
あぁ,油断するとネガティブな方向へ話が向いてしまう。
キバナコスモスも咲いていた。
そう言えば,コスモスの花言葉は,乙女の真心,調和,謙虚,平和。
ただ,色によって花言葉が微妙に違うそうだ。
定番のピンクは,乙女の純潔。
オレンジは,野生の美しさ。
黄色はオレンジと同じ意味もあるけど,幼い恋心というものも。
赤と紫色は,乙女の愛情。
儚げな乙女のイメージのコスモスだけど,意外と丈夫なんだぞ。
日当たりと水はけが良ければ,多少痩せた土地でも綺麗な花を咲かせてくれる。
そして,風にも強い。
コスモスってキク科の植物なんだけど,菊と比べると葉っぱが細いと言うか,花に比べて貧弱過ぎると思わないか?
その秘密は原産地のメキシコにあるようだ。
なんでも,原産地は標高が高い上に乾燥した風が吹き付けるような場所なんだって。
それで,その乾燥した風に吹き飛ばされないように,水分を奪われないように,と葉が細くなったみたいだ。
コスモスって意外と強靭な一面もある。
花も人も見た目で判断しちゃいけないって事だな。
という訳で,今日はこの辺りで・・・。
おやつをUpしたいけど,食べた物のストック(写真)を間違えて消してしまった?らしくて,現在復元すべく調査中だ。
3/29 22:45 追記:サブタイトルの~橿原でハイキング~のナンバリングが被っていたので訂正。
誤) ~橿原でハイキング。その20。~
正) ~橿原でハイキング。その21。~
スコップとショベルの違いって? ~「かえる」の探鳥日記。~ [探鳥日記]
昨日,燕の鳴き声を聞いた。
もうすぐ春だなぁ~。
・・・ってことは,キンクロさんが帰ってしまう。
名残惜しいので冬鳥を探しに川沿いの道をぷらぷらっとする。
こちらからは,どのキンクロさんが会った事がある個体なのか判別がつかないけど・・・。
ひょっとして向うは覚えていて「また,あいつが来てる」くらいに認識されてるんだろうか?
花粉症よけに,マスクとメガネをかけて帽子も被る。
はっきりいって怪しい人だ。
鳥に興味のない人は,冬しか来ない鴨がこの川にいるなんて思っていないようだ。
先日Upしたパンダ猫の写真を撮ってた時も,「ニャンコスキー」と思われて話しかけられた。
それにしても・・・
気持ちよさそうだ。
許されるなら,あんな風にザブザブして花粉を落としたい。
とは言っても,今年の花粉症はまだマシな方で。
薬が効いてるのか,毎年よりもよく眠れてる。
ただ,マスクのストックがなぁ。
ヒノキ花粉が落ち着く頃までは足りると思うけど,これ以上長引くと辛いな。
特に黄砂の事を考えると恐ろしくなるな。
あ,あっちにもキンク・・・
いや,あの頭の色は・・・・・・
今年初のホシハジロっ!
え,ってことは,雌もいる?
と探したけれど,見つからない。
それでもめげずにホシハジロを探しながらうろうろしていると,遠くに見慣れない姿を見つけた。
あ・・・あれはハシビロさんでは!
こちらも初物のハシビロガモだ。
え,ハシビロと言えばハシビロコウでは?って。
残念だけど,近所の川にはハシビロコウはいないぞ・・・。
因みに,ハシビロガモは,漢字では嘴広鴨って書くんだ。
同じようにくちばしに特徴のあるハシビロコウは嘴広鸛と書く。
何故,ペリカンの仲間なのに鸛(コウノトリ)と書くのかは調べたことが無い。
それにハシビロコウのくちばしは木靴っぽく丸みを帯びてるので,何かの勘違いで付けられたのかもしれないな。
では,ハシビロガモの話に戻ろう。
ハシビロガモは,くちばしが平たくて,普通の鴨よりも長め目だ。
向きが逆なので分かり難いかもしれないけど,キンクロさんと比べるとくちばしが長いのが分かるんじゃないかな?
この角度なら,くちばしがスコップ状になってるのが分かり易いだろうか。
因みに英語ではNorthern Shovelerと呼ばれている。
shovel=スコップ(シャベル)なので,スコップですくう人っていう意味なんだな。
ところで,みんなの地域ではスコップとシャベルの違いってどうなってるんだろう?
「かえる」は小さめで片手で使うのがスコップで,大きな穴を掘るのに使うのがシャベルだと思うんだけど。
地域によっては逆みたいで,話をしていて会話が成立してそうで,どこかちぐはぐになったことがある。
今日は,とりとめのない探鳥日記になってしまったけど,次回は橿原のお話の続きを予定しているぞっ♪
新益都に咲き乱れるは秋の花。~橿原でハイキング。その20。~ [思い立った奈良]
先日,ネットニュースに蘇の話が載っていた。
コロナが流行し始めてからTwitter上で知名度が上がった乳製品って紹介されていた。
そんな訳で,今日は蘇を使ったお菓子をUpしようと思うんだな。
まずは,前回の続きだな。
ちょっとピンボケだけど藤原宮跡の列柱(再現されたもの)。
前回Upした時に,朱色と書いたらピンクっぽいとのご指摘を受けたんだ。
言われてみれば,色褪せてるのと光の加減でピンク珊瑚(ピンクコーラル)のような色に見えるな。
うろ覚えだけど,この列柱のレプリカが置かれたのは2006年だったような?
丁度その年に「飛鳥・藤原-古代日本の宮都と遺跡群」を世界遺産暫定一覧表への追加記載候補として提案されたんだ。
その関連事業で造られたものだったと記憶してる。
ひょっとしたら,その前後かもしれない。
で,コレは仮設なのか?と聞かれたけれど,正確な所は分からない。
確か,建物の規模を視覚的に分かり易くする為に設置されたものだったと思うんだ。
ただ,ここは遺蹟なので,中途半端なものを固定する事は無いと思う。
そういう意味では,仮設と言ってもいいのかもしれないな。
朝堂院南門の説明文によれば,『調査の結果、礎石を据えた痕跡である栗石が14箇所確認され、その配置状況からここに南門が築かれていたことが明らかとなりました。』とある。
栗石って言うのは,割栗石とも呼ぶ基礎に使う石の事だ。
この辺りで,密集した拳大の石が発見された。
これが礎石の根固をしたものと推定され,南門の規模が正面24.6m,側面10.2mと判明したそうだ。
『なお、列柱は南門より北20mの場所に設置し、再現表示しています』。
ところで,前回から藤原京(藤原宮跡)と記載してるけど,実はこれは後から付けられた名前なんだって。
奈良文化財研究所によれば,本当の名前は『日本書紀では「新益都(しんやくのみやこ*)」という表現で登場します。』だそうだ。
*ググると「あらましのみやこ」の読みが大量にヒットするけど。
でも,ここでは上記に倣って「新益都=しんやくのみやこ」と表記することにした。
コロナで外出できない人も多いと思うので,コスモス畑の写真でも見て気分転換して欲しい。
季節感ゼロなのは,毎度のことだけどごめんなんだな。
ここには5つの花ゾーンがあり,春夏秋と蓮ゾーンと朝堂院東ゾーンに分かれている。
因みに,この藤原宮跡のコスモス畑は秋ゾーンと呼ばれている。
この秋ゾーンの規模は30,000㎡,花の種類は7種類300万本にも及ぶ。
開花状況は橿原市のHPで「花だより」と入力。
春ゾーンの菜の花は3月下旬~4月上旬が見ごろだそうだけど,今年は暖冬気味だったからどうだろう?
何よりも,コロナが収束しない事にはなぁ・・・。
駐車場も一応あるけど,かなり混み合っていたので,個人的には近鉄の畝傍御陵前駅から歩くのがいいと思う。
コミュニティバスもあるんだけど,本数的に不便だと思う。
片道30分かかるけど,気候のいい時期なら楽しい散歩になると思うんだな (*´ω`)
忘れるところだったけど,これは2019年の10月23日時点でのお話だ。
なので,上にも書いたように橿原市のHPで「花だより」で検索してからお出かけしてくれよなっ♪
(因みに,「花だより」で検索した先に,鮮やかな朱色の列柱の写真がある。)
では,蘇のお菓子の話だな。
以前,蘇を使ったお菓子を紹介したんだけど,みんなは覚えてるかな?
そう,ちょっと気になるネーミングの橿原銘菓 蘇やねん橿原*だ。
*橿原銘菓 蘇やねん橿原については,こちらをどうぞなんだなっ♪
花甍で歴史を学ぶ。~橿原でハイキング。その9。~
後,橿原には蘇を作っているお店があるんだな。
ミルク工房さん**という乳製品を取り扱うお店なんだけど,近くへ寄った時はタイミング悪く定休日だったので,まだ食べれてないんだけど。
コロナが落ち着いたら,「ひのとり」に乗って橿原までハイキングに行って,今度こそソフトクリームを食べるんだ (*´ω`)/
**すぐそこの天岩戸 in 奈良。~橿原でハイク。その15。~ + チョコレート強化月間。その1。
という訳で,蘇を使ったお菓子だ。
万葉菓子 飛鳥乙女(3個入り)。
左から,うめ味,くり味,抹茶あずき味。
抹茶あずき味。
小豆の入った抹茶色のケーキの上に・・・チーズ!?
このチーズのような板状のものが蘇なんだって。
蘇については上に載せたリンク先でもお話したので詳しい事は省略するけど,要は古代のチーズ的な食べ物だ。
詳細な作り方が現存していない為,色んな人が再現に挑戦しているロマンあふれるお菓子なんだな。
そう・・・ロマンを感じてしまった以上,試さない訳にはいかない。
では,いっただきま~す。
いきなり丸ごと食べたら蘇の味が分からなくなりそうなので,一旦,黒文字を置き,ケーキ部分だけを一口いただく。
上品な甘さのパウンドケーキは抹茶の風味が感じられ,しっとりしている。
底の方に沈みこんだ小豆は柔らかく,ほくほくした食感と甘さがある。
肝心の蘇部分だけど,厚さは3ミリくらい。
思ったよりも弾力があって,切り分けるのにちょっと手間取ってしまった。
金属のフォークならスッと切れるんだろうけどな。
そして,試食。
一口目。
表面が白っぽく,ウォッシュタイプのチーズに似ている気がする。
なんだったっけ,似たようなチーズを食べたことがあるんだけど,思い出せない。
でも,チーズのような塩気は感じない。
水分量は少なく,少しぽそぽそした食感だ。
感想としては「う~ん,これが蘇?」って言うのが正直なところ。
ところがだ。
そのまま暫くもぐもぐ口を動かしていたら,段々と仄かな甘さが口の中に広がっていくのに気が付いた。
そして,感想は「これが蘇っ!?」へと変わっていった。
バラバラにして食べるのは邪道と言うか,お行儀悪いのは承知の上のことなので,その点については勘弁して欲しいんだな。
だけど,そのお陰で蘇がチーズのような見た目なのに,仄かな甘みを持っていることが分かったぞっ♪
という訳で,古代のロマンあふれるチーズ蘇を使った飛鳥乙女に興味のあるみんなは,是非ともお試しして欲しいんだなっ♪
飛鳥乙女は,埴輪饅頭の時に紹介した橿原神宮前駅そばのオークホテルさん*で取り扱っているんだ。
ばら売りなら1個260円くらいだったと思う。
*埴輪まんじゅう(橿原オークホテルで販売)については,こちらをどうぞっ♪
手のひらサイズの埴輪をいただく。~橿原でハイキング。その1。