旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
https://bokutokaerunikki.blog.so-net.ne.jp/
「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
螺旋の世界へ(アンテロープ下その1)~蔵出しアリゾナ日記8~ [蔵出しAZ]
では,ロウワー・アンテロープ・キャニオン(アンテロープ下)のツアーへレッツ・ゴー♪
そう言えば,アンテロープ・キャニオンは,死ぬまでに一度は訪れたい絶景スポットの上位にランキングされている場所なんだな。
(冬はオフシーズンなので,ひょっとするとご期待に添えないかもしれないけど。)
集合時間になったので,ツアーガイドさんを先頭にぞろぞろと荒れ地を歩き出す。
暫く歩くと間延びしていた列が止まり,前の方にも同じようなツアー客がいるのが見えた。
どうやら,この先にある下り階段を使って渓谷の中へ入るようだ。
渓谷への入口の階段の様子。
階段と言っても,ビルの外階段などにあるチェッカープレートの板に鉄パイプの簡易的なものだ。
ただ,昔は梯子を使っていたそうなので,それに比べれば随分と楽に降りることができると思う。
アンテロープ(下)は地上から穴の中へと下っていく為,小さなお子さん連れや足腰に自信がない人にはお勧めしない。
時間もかかるしな。
アンテロープ下は,ナバホの言葉でHasdeztwazi(ハスデトワジ)=螺旋の岩石アーチと呼ばれるそうだ。
こんなすごいものを見てしまうと「いや,やっぱり下も行きたいっ!」と思うよなぁ。
でも,比較的安全かつ雰囲気を味わいたいなら,アンテロープ(上)だけでもいいと思うんだ。
と言うのも,このアンテロープ・キャニオン(特に下)は,かなり危険度の高い観光スポットなんだ。
前回,ここは風と鉄砲水が造り上げた場所だ,ってお話をしたと思う。
実は,1997年に起きた鉄砲水により,多くの観光客が亡くなっているそうなんだ。
ここの鉄砲水の恐ろしさは,キャニオン周辺で雨が降っていなくても起きるって事。
この時も,かなり上流での天候の変化が鉄砲水を引き起こしたそうだ。
ガイドさん曰く,この事があって一般公開は終了し,安全と環境保護の為にツアーへの参加が必須となったらしい。
(列の最後尾にいたのでよく聞き取れてなくて,ひょっとしたら勘違いが含まれてるかもしれない。)
人間にとっては脅威になる鉄砲水が,こんなにも美しいものを創り出せるなんて信じられないな。
某有名店の削ぎ切りバウムクーヘンの断面のようだ。
画像が粗いのは古いコンデジを使ってる為なので,ごめんなさいなんだな (´・ω・)
だって,精密機器には粒子の細かい砂は大敵だろ?
勿論,ブロアーとかは持ってきてるけど,この中ではメンテできないし。
それと,狭い渓谷を歩くツアーなので大きな荷物の持ち込みができないんだ。
アンテロープ下のツアーに参加して思った。
見所スポットのような箇所では止まって解説をしてくれるし,写真を撮る時間も僅かだけど貰える。
まぁ,ガイドさんのすぐ後ろにいないと殆ど声が聞こえないんだけどな・・・。
次々とやって来る観光客を捌くには,そうせざるを得ないんだろう。
だって,ツアー最後尾にいると,後ろのガイドさんの話の方がよく聞こえるくらいだったんだからな。
そして,前にも同じようにツアーグループが居たけど,様子を見ているとガイドさんによって詳しい解説が入る人と一言二言しか説明しない人がいるようだった。
できればその辺りのサービスは統一して欲しいなぁ~と思ったり。
ただ,ガイドさんは万が一の時の誘導の為にいるのであって,解説は「おまけ」なんだろうから仕方ないような気もする。
狭い渓谷を歩いているだけかと思いきや,少々の難所もあったりする。
体格がいい男性たちは歩きにくそうだった。
実は,スニーカーでもちょっと滑ったんだな。
鉄パイプが滑りやすいのではなく,写真にも見える細かい粒子の砂のせいだ。
渓谷の中にはパウダー状の砂が堆積してるんだけど,歩く度にそれは舞い上がり,ズボンの裾にうっすらと色を残す。
後で靴下を脱いだら,足の指の間にかなりの量の砂が入り込んでいた。
ツアーの案内に「砂が気になるようならマスクやバンダナを巻いたりして下さい」と書いてあるのも納得だ。
午後の日差しが渓谷に差し込む。
足元を疎かにすると危ないと分かってるけど,ついつい上を見上げてしまう。
因みに,渓谷の深さはと言うと・・・
こんな感じ。
結構,地下深い場所を歩いているのが分かるだろ?
そして12月だけど,もこもこな服装な人はいない。
ニットキャップ率は高いけどな。
冬のアンテロープキャニオンの気温は氷点下になることもあるそうだ。
でも,日本(本州)から旅行に行くなら,それなりの格好で行くだろ?
この時は,ヒートインナー上,フリース上,防風パンツ,ダウンジャケット(ここまでユニ〇ロ)。
登山用のレインジャケット(ゴアテックス)。
ニット帽,手袋,マフラーとウールの靴下。
当然だけどスニーカー+貼るカイロ持参。
ジャケットの中身が全てユニ〇ロなのは,コインランドリーに突っ込むのに躊躇しない為。
(ユニ〇ロのTシャツは,対アメリカの洗濯機でも頑張ってくれる。)
とは言っても,たまたま穏やかな日に当たっただけかもしれないので,準備は入念に。
「そんな装備で・・・」と思われないように気を付けて欲しい。
と言う訳で,次回に続くっ♪
【おまけ】
最近,デパ地下はおろか日帰りハイキングにも行くことができなくて,おやつがUpできていない。
で,近所のお店で水無月を買ってきた。
ありがたいことに,手のひらサイズのパック入りだ。
三角形じゃない水無月なんて邪道だ!と言われればそれまでだけど。
仕事の後に普通サイズのを食べると,夕ごはんが入らなくなるだろ?
半年無事に過ごせたことに感謝の意を示し,来る半年を何事もなく過ごせるように。
そんな思いを込めて,いっただきま~す♪
焦るとボケるのはいつもの事。
久々の外郎は,やっぱり美味しい。
もっちりとした弾力があり,上に乗った小豆と一緒に噛みしめる。
しっかりとした小豆の皮の食感とその甘さで幸せになれちゃうな(´ω`*)
今年はコロナの流行もあるから,暑気払いだけでなく「コロナに負けない!」為に,ちょっと気が早いけど,さっき頂いたんだな。
(本当は6月30日に食べるお菓子だ)
と言う訳で,興味のあるみんなは,水無月をお試しして欲しいんだなっ♪
関東でも,デパ地下にならあるんじゃないかなぁ?
名古屋では,デパ地下やおまんじゅう屋さんだけでなく,スーパーで取り扱ってるところもあるんだな。
砂岩の迷宮へ(アンテロープ・キャニオン導入編) ~蔵出しアリゾナ日記7~ [蔵出しAZ]
では,蔵出しアリゾナ日記の続きだ。
そう言えば,金ローでバック・トゥ・ザ・フューチャーを見たんだな。
で,26日の放送分(つまりpart3)は西部開拓時代が舞台なんだけど,その撮影は先日まで紹介していたモニュメント・バレーで行われたって知ってるかな?
では,今日はアンテロープ・キャニオンへ向かうお話だぞっ♪
思い返すに・・・あれは4年前のクリスマスのことだった。
冬でも暖かいサボテン王国(Tempe市)から雪の積もる涸れ谷(ナバホ・ネイション)へとやってきた「かえる」は,非常に快適に過ごしていた。
だって,寒いって言ってもホッカイロとユニ〇ロ装備で問題ないし。
夏生まれじゃないので,暑い所よりも寒い方が好きなんだなぁ。
すっごく長いレールが伸びている。
その角度は,まるで絶叫マシーンさながらだ。
ペレット用のサイロなのかなぁ?それとも生コン?
気になるけど,残念ながら会社名の看板などは見つけれなかった。
ここから暫くは,人工物の何もないアメリカっぽい道が続くみたいだ。
おや・・・霧が出てきたのかな?
前の方が,どんどん白くなっていく!
黒いアスファルト上を這うように広がる霧状の何か。
霧(霏)かと思ったけど,周囲のパウダースノーがまき散らされてるのかも?
地元ではお目にかからない不思議な光景に目を奪われつつ,慎重に進んでいく。
5分ほど走ったら,道路から「もやもや」は消えてしまった。
ちょっとだけ外に出てみたかったけど,日本ならともかくここで車外に出るのは危険な気がしたので諦めた。
案の定,道草が止まらない。
「もやもや」から40分ほど走った辺りで見つけた鳥さん。
かなり距離があって,慌ててコンデジで最大限に望遠したら酷い画像になった。
カメラを組み立ててるうちに飛んで行ってしまったので,これしか写真が残らなかったんだな・・・。
多分,Red-tailed Hawk(アカオノスリ)だと思う。
見た目もそれっぽいんだけど,こういう開けた土地で周りを見渡しやすい場所にポジションを取るのが特徴なんだな。
言い換えると,通り過ぎる車(人間)からも丸見えとも ( ゚Д゚)!
住宅地では烏やトビのように電柱の先っぽに好んで留まってたりする。
以前,獲物を見つけたのか凄い勢いで滑空していくのを見た事がある。
あっという間に午後2時過ぎ。
ハラヘッタ・・・。
今日は12月26日。
アメリカって自由の国のイメージがあるけど,意外と変な所で細かい。
例えば,このHAPPY HOLIDAYS。
クリスマスと表記したり,ツリーを公共の場に飾るのは宗教色が強いからよろしくないと言われる事がある。
で,ハッピーホリデーズとなる。
キリスト教以外の人への配慮をしましょう,と言う事だそうだ。
実際,向うにいた頃にイースターとかSt.パトリックスデーの時に変な気を回された。
(因みに,友達のインド人たちはクリスマスツリーを飾ってパーティーしてたけど・・・)
やっぱり,日本人=仏教徒のイメージが強いみたいだ。
で,知り合ったばかりの人たちが,タイ式のように胸の前で手を合わせて挨拶をしてくれる度に申し訳なく思っていた。
親しくなった人に「仏教徒じゃないんだ,ごめん」と伝えた時の衝撃を受けた顔は今でも覚えてる。
赤っぽい土を見るとホッとするようになった。
やっぱりアリゾナに馴染んできてるって事だよなぁ・・・。
サボテンの生えた山を見ても反応しなくなったのといい,2カ月余りで随分とこなれたものだ。
かなり遠くから見えてた3本の煙突。
GPS上では発電所と出てた建物だ。
今回写真を整理していて調べたら,このナバホの発電所は2019年に商用発電を停止してしまったようだった。
この写真を撮った時は石炭による火力発電所として稼働してたようで,煙がもくもくと上がってたのにな。
それを知った瞬間,4年前って・・・すっごく昔?とショックを感じてしまった (゚Д゚;)
時の流れとは時に残酷だ。
目的地に向かう前に,まずはホテルに荷物を置いてこよう。
26日でも,まだまだクリスマスツリーは現役。
そして到着!
看板が光ってしまったけど,アンテロープ・キャニオン(下)と書かれてる。
(下)って何さ?
実は,アンテロープ・キャニオンの見所は2カ所に分かれてるんだ。
それぞれUpper Antelope Canyon(アッパー・アンテロープ・キャニオン)とLower Antelope Canyon(ロウワー・アンテロープ・キャニオン)と呼ばれている。
で,日本語で簡便的に表記するとアンテロープ・キャニオン(上)(下)となる訳だ。
(上)(下)と書いてるけど,すぐそばにある訳じゃなく数キロ離れてる。
なので,時間には余裕をもって行くことが必要だ。
まずはツアーの受付をして,出発時刻までは自由時間になる。
とは言っても,遠くに行けるわけではないので,お土産物を見たり,駐車場辺りをうろつくだけだ。
アリゾナ州立大出身の知り合い曰く・・・
「大半の観光客は(下)でなく(上)に行くし,(上)の方が人気がある。」
「でも,(下)の方がアトラクションぽくて楽しいし,一度しか行けないかもしれないなら(下)へ行くべき。」
「(上)は年を取ってからでも行けるよ,ハハッ!(*‘∀‘)」
そんな訳で,昼にはモニュメント・バレーを出発して,午後のツアーに参加することにしたんだな。
水がガチガチに凍ってる。
確かに,ちょっと肌寒い。
でも,こんなにぶ厚く氷が張る程ではない気がするんだけど,夜はかなり冷え込むんだろうな。
その辺をふらふらしてて迷子にならないように気を付けないといけないな。
と言う訳で,まずはロウワー・アンテロープ・キャニオン,つまりは(下)へ出発だ。
まずは,アンテロープ・キャニオンがどんな場所かってことだけど,風と鉄砲水が砂岩を削って造り上げた渓谷だ。
多分,みんなもどこかで見た事があると思う。
結構前だけど,いいちこのCMのアリゾナ編にも出てたし,ここ数年でも何のCMか覚えてないけどテレビで見た記憶がある。
滑らかな岩肌には,繊細で緩やかなドレープを描いたような模様が刻まれている。
そして岩の隙間から差し込む太陽光は周囲を照らし,岩肌は赤く耀く。
そんな神秘的な景色を見学できるツアーなんだな。
と言う訳で,次回はロウワー・アンテロープ・キャニオン(下)のツアーのお話だぞっ♪
え,気になって仕方がない?
じゃあ,1枚だけUp。
次回に続くっ♪
アグレッシブな鳥。(「かえる」の探鳥日記) [探鳥日記]
今日も探鳥日記だ。
梅雨入りしちゃったし,暫くカメラは除湿庫でお休み決定なのでな。
蔵出しAZの写真の整理が進まない為って言うのもあるけど。
本日の主役 ササゴイ。
後ろから見ると,流れるようなロン毛が特徴のお洒落さんだ。
似たような鳥にゴイサギがいるけど,ゴイサギと違って結構なアグレッシブと言うか行動派。
例えば,1枚目の写真は川の中にある石に留まってるだろ?
そこから1分経たないうちにここまで動いて,狙いを定めて・・・
もう魚を捕まえた。
かたやゴイサギはと言うと・・・
このゴイちゃん,よく見かけるんだけど本当に動かない。(14:10)
時々,蛇にでも絡まれて動けないんじゃないか・・・って不安になるくらい動かない日もある。
30秒ほど経って,何かを諦めたのか頭をもたげた。
と思ったら,また覗き込む,この繰り返しだ。
釣りと同じく,鳥さん相手でも「じ~っ」と待ちの事が多いけど,流石にこれは悩ましい。
「一体,そこに何があるんだぁー!」と覗きに行きたくて仕方ない。
動かないゴイサギはさておき,本日の主役のお話へ戻ろう。
ササゴイと呼ばれる所以は,その羽縁が白く縁どられていて笹の葉のように見えるからだそうだ。(14:14)
魚の群れを見つけたんだろうか?浅瀬をずんずんと進んでいく。
ちょっと分かりにくいけど,画面右端に魚の群れがいるんだな。
多分,ボラの群れだ。
ササゴイだけでなく,コサギや鵜に追い回される姿を見ていると,ちょっと気の毒にも思える。
だけど,それが自然の摂理ってものだから,ただ見てる事しかできない。
この写真なら画面上方中央に魚が群れてるのが見えるかな?
虎視眈々と群れへ突っ込むタイミングを見計らっているようだけど・・・
と思ったら,何故か諦めて河原を歩き始める。(14:15)
浅瀬を少し歩いたと思ったら
あ!ひょっとして魚を捕まえた?(14:16)
あ~,やっぱりな。
拡大すると,確かに嘴の先に魚を咥えている。
なんで,狩りが成功したと思ったかと言うと「眼つきの悪さ」だ
サギ類を見ていて思ったんだけど,狩りが成功した時の眼つきが怖いんだよぉ・・・。
気のせいかもしれないけど,どこに焦点が合ってるのか分からないような目が見えたら「何か口に入ってる」と思うようになったんだ。
嘴をもごもごと動かしているけど,魚はどうなった?
(河原を歩いてる時と比べて,明らかに眼つきが悪いだろ?)
がっちりホールドされてる。
これに勢いづいたのか,再び足を開き少し前傾姿勢の狩りの構えになった。
・・・どこに魚が居るんだろうな?
そんな浅瀬にいたのかっ!?
後ろ姿がちょっと怖いって,思った人いるだろうなぁ・・・。
その逆立った後頭部を見ると,かなりの勢いで嘴を突っ込んでいるのが分かる。
正直,こんな浅い場所で怖くないんだろうか?って思う。
だって,失敗したら首の骨が折れそうじゃないか (;´・ω・)
残念ながら空振りだった模様。(14:17)
さて,ちょっと視点をゴイサギに戻してみようか。
実はよくできたフェイクにすり替わってたりする?(14:17)
暑い午後だったので「15分だけ」と思ったんだけど,30分くらいかかっちゃったな。
ついでに先週の続きのツバメをUp。
飛ぶ方向は分かってるんだけど
やっぱりスピードに追いつていない。
って,いつの間にか2羽とも飛んでいた。
二羽を追う者は一羽をも得ずか・・・(´・ω・)
と言う訳で,今日の探鳥日記はここまでだ。
暫く梅雨のじめじめした暑い日が続くと思うと,気分が滅入るな。
早く涼しい秋にならないかなぁ~そしたらジョビ君の写真撮れるのになぁ・・・と,蒸し暑い夏をすっ飛ばしたい「かえる」だった。