旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
https://bokutokaerunikki.blog.so-net.ne.jp/
「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
優しいまなざし。~木島櫻谷展@福田美術館~ [ぷらぷらっと京都]
みんなは「秋」と言えば何を思い浮かべるかな?
スポーツ,読書,食欲・・・
毎年のように天高く「かえる」肥ゆる秋と言ってるけど,そろそろ食欲の秋から卒業したい。
と言う訳で,芸術の秋と洒落込もうじゃないか。
福田美術館さんの木島櫻谷展を見に行って来たぞっ♪
・・・新幹線が滅茶苦茶混んでる。
美術館の開館に合わせてゆったり目にでかけたら,何かの団体がホームに集合していた。
車両は違ったからよかったけど,やっぱり緊急事態宣言が解除されたからだろうな。
京都駅で電車を乗り換えてふと向うに目をやると・・・
ああっ!キティはるか*じゃないか!!
そう言えば,キティのラッピングになったんだっけ。
折角なので,記念に写真を撮っておこう♪
と思ったけど,タブレットじゃ距離があって上手く映らなかった。
因みに折り鶴バージョンだ。
特急はるか*
京都駅から関西空港までを繋ぐJR西日本の特急。
関西空港線25周年記念でハローキティーのラッピングが施されたらしい。
無事に嵯峨嵐山へ到着!
駅周辺はまだ静かだった(AM9:30)
紅葉には早いから,そんなに混んでないのかもしれないなぁ~。
ちょっぴり色付き始めかな?
京都画壇の重鎮として知られる木島櫻谷の展覧会は福田美術館+嵯峨嵐山文華館で開催中。
と言う訳で,いつものようにやって参りましたお馴染み福田美術館さん。
青空の元,程よく色付いた紅葉がお出迎えしてくれた。
薄い上着を着て日向にいると,ちょっぴり暑いくらいだった。
櫻谷さんと言えば,やはり鹿だ。
今回も鹿を始めとした様々な動物たちの絵が飾られていた。
中でも一番のお気に入りはこの子 ↓
このつぶらな瞳に射抜かれてしまった。(この子は上の屏風の右の方に描かれている)
他のおすすめはたぬき。
この絶妙な「もふり」具合がたまらない。
そのテクニックもさることながら,対象への愛情に満ちた観察眼がこの「もふもふ」を作り出しているんだと思う。
今回の展覧会は屏風の大作が目白押しだ。
当時の大きな公募展である文展(文部省美術展覧会)は大きな作品を出すことが可能だったんだな。
それで,櫻谷さんは六曲一双**の屏風をフルに使った作品を描いていったんだ。
六曲一双**
6つの面(=「扇」=せん)で,できているので「六曲」。
6つの面(=「扇」=せん)で,できているので「六曲」。
このかたまりを「隻」(せき)と呼ぶ。
対であるものの片割れを「隻」と呼ぶんだな。
聞きなれないかもしれないけど,「隻眼」とか「隻腕」なら聞いたことがあるだろ?
で,「隻」が対になっていると「一双」(いっそう)となる。
上の作品を見て貰うと分かると思うけど,二隻(2つ)の屏風が並べておいてあるだろ?
それぞれに別のものを描いて「対」にする手法が多いんだけど,上の作品は絵が繋がっているだろ?
こうするとスケールの大きな物語を表現することができるって訳だ。
こちらは秋草が描れた屏風。
秋草と言えば,福田美術館さんへ来る道すがら,川沿いの嵐山よしむらさんの横にフランス料理のお店がある。
そのレストランの石垣の上にお花が咲いてたんだ。
先日行った時にちょうど秋草が見られたので,興味がある人は目を向けてみるといいかもしれない。
ホトトギスが沢山植わっているから,すぐ分かると思う。
縦長の空間を余すことなく使った孔雀の繊細な羽の様子は見る人を惹きつける。
でも,やっぱりたぬきの愛嬌ある様子が可愛くて仕方ない。
久しぶりに動物園のたぬきに会いに行こうかなぁ~と思えて来るほどだ。
写真を撮っていないだけで風景画や人物画もある。
滝の音が秋の山の静けさに吸い込まれていくように感じられる。
大きめの作品が多いので作品数は抑えめだけど,見ごたえがあるなっ♪(*´ω`)
と言う訳で,いつものようにカフェで休憩。
中庭の紅葉が水盤を赤く染め上げていた。
う~ん,いいお天気!
天龍寺辺りから渡月橋までに修学旅行生が溢れかえっていたけど,美術館内ではゆっくりと過ごせた。
でも,この時はカフェにお客さんが10人はいたから,いつもより混んでたな。
カウンター席もすぐに埋まってしまったし・・・。
まぁ,芸術の秋だから仕方ないかな。
と言う訳で,次回は嵯峨嵐山文華館からお送りするぞっ♪
【最後にお知らせ】
今回紹介した木島櫻谷の邸宅である「櫻谷文庫」修復の為のクラウドファンディングがあるんだ。
目標額は達成したんだけど,まだ寄付の募集はしているので,興味のあるみんなは覗いてみて欲しいんだな。
リターンは芳名帳への記載や櫻谷文庫の見学,修復に関する講演会への招待に直筆の写生帖を手に取れる権利などがあるんだな。
他にも,お庭が素敵なさもんさんでのミニ懐石コースや宮脇賣扇庵さんの特注扇子が付いてくるコースなどもある。
どのリターンにも素敵なポストカードが付いてくるそうだ。
因みに芳名帳のコースは予想をはるかに超えるスピードで集まり,既に規定のに100を超えた為,急遽追加したんだって。
今回紹介した木島櫻谷の邸宅である「櫻谷文庫」修復の為のクラウドファンディングがあるんだ。
目標額は達成したんだけど,まだ寄付の募集はしているので,興味のあるみんなは覗いてみて欲しいんだな。
リターンは芳名帳への記載や櫻谷文庫の見学,修復に関する講演会への招待に直筆の写生帖を手に取れる権利などがあるんだな。
他にも,お庭が素敵なさもんさんでのミニ懐石コースや宮脇賣扇庵さんの特注扇子が付いてくるコースなどもある。
どのリターンにも素敵なポストカードが付いてくるそうだ。
因みに芳名帳のコースは予想をはるかに超えるスピードで集まり,既に規定のに100を超えた為,急遽追加したんだって。
更に規定数を超えた他のコースも順次追加されているので,もし希望のコースが残数0になってても少しだけ待って欲しい。
もし周囲に文化財の保護や日本画に興味のある人がいたら「こんなクラファンがあるんだって」とお話してくれたら嬉しいんだなっ♪
もし周囲に文化財の保護や日本画に興味のある人がいたら「こんなクラファンがあるんだって」とお話してくれたら嬉しいんだなっ♪
え,「かえる」はどうしたって?
リターンが届いたら報告するので待っていて欲しいんだなっ(*ノωノ)
リターンが届いたら報告するので待っていて欲しいんだなっ(*ノωノ)
幸せの形。~蔵出しアリゾナ日記最終話~ [蔵出しAZ]
グランドキャニオンの旅は終わったけど,一つ忘れてたことがあった。
と言う訳で,蔵出しアリゾナ日記の最終話をお届けするぞっ♪
【注意】
これは2015年冬にアリゾナに滞在していた時のお話だ。
これは2015年冬にアリゾナに滞在していた時のお話だ。
現在とは色々と変わっている点が見受けられるかもしれないので,注意して欲しい。
アンテロープキャニオンの帰り道。
ちょっとだけ寄り道をした。
アリゾナに住んでいる間にどうしても行きたかった場所の一つがあったんだ。
車を駐車場に停め歩き始める。
砂岩の迷宮「アンテロープキャニオン」探訪記はここ ↓ からスタート
砂岩の迷宮「アンテロープキャニオン」探訪記はここ ↓ からスタート
恐ろしい事(転落注意)が書かれてる看板を発見。
実のところ,転落注意看板はグランドキャニオンでも散々見かけた。
砂漠のようなさらさらした赤い砂の大地を進む。
駐車場からは緩やかな坂道をのぼる。
冬なので晴れていてもかなり寒い。
アリゾナってサボテンが生えてるから暑いイメージがあると思うけど,冬は普通に寒い。
ここはPhoenixから車で北へ4時間以上走った位置なので,場所によっては雪も降る。
以前紹介した雪景色が美しかったモニュメントバレーは,ここから東へ2時間ほど走ったところにある。
巨大な奇岩で知られる「モニュメントバレー」と「ナバホの国」のお話はここから ↓ スタート
12月なのでダウンを着ているけど,眩しい為サングラスがあると便利。
では,今回の目的地はここだ!
ホースシューベンド(Horseshoe Bend)
写真で見た事があるけど,実際に見ても馬蹄型だな。
変な日本語・・・って思ったかもしれない。
でも,上空から撮った写真だったり,セルフィーを使って2m以上の位置から撮ったような写真も多いから,普通に見ても馬蹄のように見えると思ってなかったんだな。
馬蹄型と言えば,西洋では全ての幸運を受け止めるラッキーチャームとして知られてるな。
こんな巨大な馬蹄なら,ありとあらゆる幸せが受け止めれちゃうかもしれないな。
だからか知らないけど,NCの友人に写真を送ったらとても喜ばれた。
・・・今更だけど,自分も携帯の待ち受けにしようかなぁ?
では,折角なのでオーバールック(見晴らし場)から記念撮影を・・・
っと・・・風が強くてヒヤッとした(゚Д゚;)
聞いた話では,2018年?に転落防止策が設置されたそうだ。
ただ,高さ1m程度で数メートルの範囲だけとか・・・。
意味あるのかなぁ~って思ったけど,子供が誤って転落したのが設置のきっかけらしいんだ。
そんな訳で,大人のみんなは柵によりかかるとバランスを崩して・・・って可能性があるので気を付けて欲しい。
写真を撮ろうとすると柵が写り込むかもしれないけど,安全の為なのでな。
Phoenixへの道中は雪が積もっていた。
え,この2枚の写真だけ!?って思っただろうな。
うん,これだけなんだ。
だって,他に何って無かったし・・・。
でも,これだけの為に多くの人がやって来るんだ。
自然の作り出した造形美って言うのは,やっぱり人を惹きつけるんだと思う。
色々探したけど,やっぱりアリゾナの食べ物ネタは尽きていたので,代わりの写真をup!
グランドキャニオンで見かけた鹿。
奈良の鹿じゃないけど,車が通っても全く気にする様子が無い。
余り近寄れば逃げるか威嚇されると思うけどな。
この時も,沢山の観光客が車を寄せて写真撮影大会になっていた。
ちょっと貧相な感じがするな。
餌が豊富な時期になったら綺麗な毛並みになるんだろうか?
多分,elk(エルク)=アメリカアカジカだと思う。(違ってたらごめん)
そう言えば,一度だけ鹿と車が衝突する瞬間を見た事があるんだな。
その時思ったのが「鹿って怖い」。
だって,ピックアップトラックの側面(鹿を避けた為)は見事に凹んだのに,鹿はよろけただけで普通に歩いて叢へと歩いて行ったからな。
【最後に】
蔵出しアリゾナ日記に長々とお付き合い頂いてありがとうなんだなっ♪
コロナが無ければ日の目を見ることが無かったかもしれないお話や写真。
5年経ってもうろ覚えながらも記憶が蘇って来て驚いた。
と言う訳で,来週からどうしよう?
幸せの形と言えば・・・満月って見てると幸せな気分にならないか?
先日のハンタームーン(狩人の月)
久々に綺麗な満月が見れた気がするな(*ノωノ)
そして相変わらずピント合わせが緩い。
乱視のせいで眼鏡をかけても矯正できない時があると分かったので諦めた。
つわものの夢の跡。~South Rimを歩く 4~ [蔵出しAZ]
以前も書いたけど,South Rimは車椅子移動ができる。
岩のアーチにはベルが付いていた。
このベルは,少し前に登場した建築家Mary Colter(メアリー・コルター)が見つけてきたものだそうだ。
Hermit's RestはNational Historic Landmark(1987)に指定されたってことかな?
名前の通りHermit(隠者)の隠れ家っぽいな。
人が多過ぎて全然撮れなかったので,これで(アーチ暖炉)でなんとなく想像して欲しい。
この建物もメアリー・コルターによって,1914年に建てられたものなんだって。
その辺の岩から切り出したような石を使った美しいアーチに皮を剥いただけの丸太の天井。
大体100年前の建築物だけど,そうは思えない古びた感じがいいな。
当時は馬車でやって来た観光客の為の休憩所だったそうだ。
当時は馬車でやって来た観光客の為の休憩所だったそうだ。
(周囲にお土産っぽいものが沢山並べられていたので,今は暖炉としては使っていないと思う)
Powell Pointのモニュメント
ジョン・ウェズリー・パウエル少佐の記念碑だそうだ。
軍人なのは分かったけど,この人は一体どんなことをした人なんだろう?
なになに・・・
南北戦争に参加した軍人であり,地質学の教授であり,学芸員であり,探検家でもあった・・・
おぉ~すごい人じゃないか。
更に1869年には,人類史上初,3カ月かけてコロラド川を下って調査をしたんだって。
それってつまり,グランドキャニオンを横断したってことだろ?
果てしない夢を追ってそれを実現した,とんでもなくすごい人だったんだなぁ・・・。
この人がいなかったらグランドキャニオンは観光地になっていなかった可能性がある,と思うと胸が熱くなる。
これぞまさにロマンだな。
Powell Pointからの眺め。
グランドキャニオンの旅もこれで終わりだと思うと,ちょっと寂しくなるな。
多分,もう二度と訪れることもないだろうから・・・と景色を目に焼き付ける。
こんなところにもprickly pear(ウチワサボテン)って生えてるんだな。
平地に生えてるのとは違うのかもしれないけど,食べれる種類かなぁ?
完熟したら美味しそうな気がする(´艸`*)
完熟したら美味しそうな気がする(´艸`*)
崖に見えるのはスイッチバックなトレイル。
そう言えば12月の行った時のブライト・エンジェル・トレイル*もあんな感じだったなぁ・・・。
ブライト・エンジェル・トレイル*についてはこちらを♪
低いテンション。遠い1.5マイル。 ~グランドキャニオンへの旅。その5。~
約5年経った今,振り返って思う。
今よりも体重が数キロ多かったのによく歩けたな,って (´Д`)
当時の自分を褒めてあげたい。
NCに住んでた時もハイキングには出かけたけど,野鳥を探すコースだからほぼ平地だった。
シアトルに行った時にマウント・レーニアを登ったのが,初アメリカ山登り(ハイキング)かな?
ただ,あの時も整えられたハイキング・トレイルだったから,足を痛めることはなかったし。
つまり「かえる」は登山者ではなく「丘ハイカー」なんだ。
停留所にはバス待ちの人が沢山居た。
あれ?ひょっとしてあのバスに乗らなくちゃいけない!?
無事に戻って来れた。
バスのいい写真がなかったので,参考程度の写真を・・・
駐車場から車を出す。
キャンピングカー発見!
途中のレストエリアでトイレ休憩。
こっちの休憩所は日本で言うところのPAに近いかな。
(NC,AZ,WA,LAの一部だけかもしれないけど)
たまに小さな博物館や資料館,ミニミニトレイルが併設されていることもある。
でもほぼ,トイレと自販機に芝生広場だけだった。
冬にも寄った休憩所のお菓子の自販機。
お札が入らなかったり,お釣りが切れてたりするのは,日常茶飯事。
お金だけ吸われて品物が落ちて来なかったことも何度もある。
2016年当時にupした時にも言ったけど**,もう一度,声を大にして言いたい。
(**上のブライト・エンジェル・トレイルのお話の最後に出てくる)
なんで お菓子の 自販機に ぴくるす が 入ってるんだ!?
相変わらず頑丈な柵がはめてある。
こういうのを見ると,日本ってまだまだ平和なんだなぁ~ってしみじみと思う。
【おやつの代わりのおまけ】
【おやつの代わりのおまけ】
グランドキャニオンのお話は,これにて完結だ。
と言う訳で,最後にトレイルで出会った鳥さんをupしよう。
アメリカカケス(Western Scrub-Jay)
12月のブライト・エンジェル・トレイルでも出会った野鳥だ。
あの時はもっと近くまで来てくれたけど,息が上がってブレブレだったからな・・・。
前回のリベンジができたかな?