さて,今日もスヌーピーミュージアム展 名古屋のお話の続きだなっ♪

変なお天気と夏休み前という事もあってか,混雑状況のツイートを見ていても,最大でも90分程度のようだな。

科学館の催しじゃないけど,どうしても見に行きたい人は,夏休み前に見に行くことをおすすめするぞっ♪



では,展示室へレッツ・ゴ~♪



  

       ちょっとブレてるけど,このシルエットはひょっとして?


         

       ワンワン時代のスヌーピーが歩き回ってる!


ここは人気撮影スポットだと思うんだ。

ただ,通路状の場所なので渋滞ができてしまうかもしれない。

折角なので,シャドウ・スヌーピーの動きを楽しんできて欲しいんだなっ♪


  

     スヌーピーが消えた直後を狙って,壁の方へ寄る。


  

       「触らないで」のサインもスヌーピーで可愛いな。



  

          絵本が飾られている。


一番上の段のピンクの本って,表通りからの連絡通路で紹介されてたのだな。

 


    

     スヌーピーが結婚するってエピソードなんだけど・・・



みんなはこの話のオチを知ってるかな?

仲間たちは結婚式の準備を進め,スヌーピーのお兄さんがベストマンになった。

幸せな結婚式を・・・と思ったら,花嫁はお兄さんと駆け落ちしてしまう。

でも,その後,お兄さんも振られてしまうんだけどな (;´Д`)


なんと言っていいか分からない状況に唖然とするけど,唯一の救いは,その後も兄弟仲が良かったって事だ。




   

         ウッドストックはミミズに夢中。

親友のガールフレンドに会おうと決意したスヌーピー。

だけど,心中は穏やかではない。

うん・・・正直,どう反応していいか困るだろうし,食物連鎖を思い出してほしい。


まぁ,こちらも恋に破れるんだけどな。




   

  スヌーピーと言えば,屋根の上の恋愛小説家(詩人)のイメージが強い。

そのタイプライターから打ち出される言葉は,短い犬生からは考えられない程に奥が深い。



   

       スヌーピーのメリークリスマスの台本(複製)。

何故,レプリカなのか書いてなかったけど,手書き?の書き込みとかもされていた。


   

    こちらは「『子犬売ります』の看板を見た親子」のセル画の原画。


スヌーピーとその7兄弟たち。

残念ながら,「かえる」は全員の名前と特徴までは覚えてない。

でも,多分,右奥がベストマンになったスパイクで,左2匹目がオラフだと思う。

   

     (ガラスの反射を抑える為に斜めから写してるので変な角度になってる)


実は,スヌーピーの最初の飼い主は女の子だったんだ。

後に事情があって飼えなくなったスヌーピーを引き取ったのが,チャーリー・ブラウンだ。

ペットだから,と言ってしまえばそれまでだけど,実に不幸な生い立ちだと思う。


  

       (気を付けても天井のライトが写りこんでしまった)


そんな生い立ちのせいで,最初は素直になれなかったスヌーピー。

でも,いつしか1人と1匹は友達になった。

結局,チャーリー・ブラウンの名前は覚えていなかったのかもしれないけど・・・な。



ピンクの壁の部屋の出口には,撮影禁止の作品があるので気を付けて欲しいんだな。

  

 ガーフィールドとか,作画がシュルツさん以外の作品が撮影禁止だった。


このピンク色の部屋は,Love is wonderful(恋ってすばらしい)という展示だったんだけど,スヌーピーは大失恋したからこそ,あのダンディなスヌーピーになったのかもしれない。



  

    1950年~1990年代のスヌーピーが年代順に並べられてる。

  

 反対側の壁にはシュルツさんの写真が飾られてるけど,撮影禁止なので注意して欲しい。

  

     

          新しくできる南町田のスヌーピーミュージアムのモデル。


今現在,スヌーピーミュージアムが移転準備中。

そして,そのお陰で今回の展覧会が実現したんだな。

正直,関東まで行く気力はないので,名古屋に巡回があって助かった。



「ともだちって,こういうこと。」

  

    セリフの無いたった3コマの漫画だけど,とても惹きつけられるな。  

     

      いい雰囲気を醸し出す看板(上部)は展示品ではないそうだ。



「世界のともだち,チャーリー・ブラウン。」

  

   チャーリー・ブラウンと言われれば,チャーリー・ブラウンかな。

だけど,微妙に違う気がするのは,服のせいだろうか? 

  

              これも複製だな。

見落としが無ければだけど,上の方に載せた「台本」とこの「ピーナッツ」原画の2点がレプリカのようだ。



  

         1969年製のアストロノーツ・スヌーピー。


実は,スヌーピーと宇宙との関わりは深い。

スヌーピーは,NASAのイメージキャラクターなんだな。

そして,アポロ10号の月着陸船の名前はSnoopyで,指令船はチャーリー・ブラウンだったんだ。


とても愉快なアイディアに思えるスヌーピーのイメージキャラクター化だけど,実はアポロ1号の悲劇がきっかけだったりする。

よくご存じのみんなも多いと思うけど・・・

1967年1月27日。

有人宇宙飛行の地上演習中に,司令船から火災が発生し爆発。

乗っていた3人が亡くなると言う未曽有の大事故が起きた。

このミッションは後に,アポロ1号と呼ばれる事になった。


事故をきっかけにNASAは案全性を高めることを徹底した。

そして,イメージキャラクターに選ばれたのが,当時,既に人気の高かったスヌーピーだったという訳だ。



1969年には,宇宙飛行士のスヌーピーの漫画も登場。

屋根に乗って空を飛んだスヌーピーなら,宇宙へ飛び出してもおかしくないからな。

それ以来ずっと,スヌーピーはNASAのセーフティーイメージのシンボルとして愛され続けている。


今では,シルバー・スヌーピー賞という,有人宇宙飛行計画の成功に大きく貢献した人々へ贈られる賞もある。

記念品は,名前の通りに純銀製のアストロノーツ・スヌーピーのバッヂなんだって。




  

         ペンが入れられる前の鉛筆の下書き。


  

      ちょっと見えにくいけど,ラフスケッチも展示されてた。


シュルツさんは,仕事に取り掛かる前にアイディアスケッチをノートに描いていたそうだ。

上のしわしわなスケッチは秘書がゴミ箱から回収して,アイロンがけをしたとかしないとか・・・。



   

            シュルツさんはゴルフが好きだったんだって。

    

           右下の風景画は,ヨセミテ公園を描いた物。


  

    おもちゃのピアノは1960年代に作られたとは思えない美品。


  

            ヴィンテージの人形たち。


  

      可愛いけど,わんこが喜んで掘りそうなクッション。

  




そして今回のチラシにも載っている作品。

   

   1985年のバレンタインデーにシュルツさんから奥様へ贈られた作品。


枠外のメッセージとハートマークが,奥様への愛情を物語っているな。

なんでも,ずっと奥様の寝室に飾られていたんだって。


   

      展示は,谷川俊太郎さんの詩で締めくくられる。



『何になってもスヌーピーはスヌーピー』かぁ・・・。   

       

        インクでなく,アクリルで描かれたスヌーピー。


展示とは少し話が逸れるけど,「かえる」の好きなスヌーピーの名言は,これ。

"You play with the cards you're dealt whatever that means".

「配られたカードで勝負するしかないのさ,それがどういう意味であれ」


ルーシーが「犬であること」について,ちょっぴり意地悪な言葉を投げかけたことへの返事なんだけど,スヌーピーは犬であることに若干の不便さを感じつつも,その境遇を嘆いたりはしていない。

(ボランティアで犬生を望んだわけじゃない,って言ってた気もするけど)

トランプって,配られたカードがイマイチでも勝負するしかないだろ?

人生も同じだってことだな。

まぁ,そうは言っても稀にノーチェンジで5カードな人もいたりするけど・・・(´・ω・)




つまり,可愛いだけじゃない,独自の哲学を持った世界一有名なビーグル,それがスヌーピーだってことだ。


      

     ペットと飼い主と呼ぶには微妙な関係の2人。

     それでも2人は仲良しだ。



これでスヌーピーミュージアム展名古屋のお話は終わりだ。

最後まで読んでくれてありがとう♪


今日は長くなったので,おやつの話は無しという事で  (/ω\;)ゴメン

だって,忙しくて七夕のお菓子買って来れなかったんだよぉ・・・





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