DQ11ストーリー進行度224 Lv96。
この話は「追記」に書いておこう・・・。
さてっと,宇治のお散歩へ戻ろうかな?
橋を渡っていたら向こうに大きなものが見えたんだけど,一体何だろう?
中州へ渡ると,そこは宇治公園だった。
こんな川の真ん中に公園があるのか~。
市の名前が付いてるけど,有名な公園なのかな?
暫く歩くと,さっきの物体が見えてきた。
どうやら,大きな石塔みたいだ。
この塔の島にそびえる大きな塔は,十三重石塔と呼ばれ,日本最大の石塔なんだって。
1286年に西大寺の僧によって建てられたと言われているみたいだな。
宇治川の氾濫を治める為と魚の霊を供養する為に建てられたそうだ。
だからだろうか?梵字が刻まれていた。
何度も洪水や地震で倒壊を繰り返している。
江戸時代の洪水でも倒壊し,明治時代に引き上げられるまで宇治川に沈んでいたそうだ。
そして,上から5つ目の笠石は,かの石川五右衛門に盗まれたという伝説まであるんだって。
じゃあ,その石はどこにあるかって?
なんでも,市内にある神社の境内にあるそうだ。
そのうち時間があったら探してみようかな?
近年の大雨でも倒れてしまったようだけど,地元住民によって復興された歴史ある重要文化財なんだって。
多分,真下より少し離れた場所,橋の上から見る方が背景も写りこんで素敵な気がするぞっ♪
この石塔のすぐ脇で鵜が飼われていて,実はそっちに気が逸れていたりしたのは内緒だ・・・。
橋の上から下を見ていたら,屋形船のお客さんたちが手を振ってくれた。
さて,ちょっとハラが空いてきたからペースを上げよう。
と思ったら,案の定,道に迷ったぞ・・・・・。
縣神社?
「神」の字が不思議な形に見えるけど,元々なのかな?
ひっそりとした境内。
左側の巨木は樹齢500年以上と言われる椋の樹。
注連縄を巻かれていたので,ご神木かもしれないから写しちゃいけないかと思ったけど,大丈夫だったのかも。
ご祭神は,木花開耶媛(このはなさくやひめ)。
夫から貞節を疑われ,産室に火を放ち身の潔白を証明したと言われる人物だ。
その為,家運隆盛,結婚,安産の神様として祀られているんだって。
それにしても,産室に火を放つって,凄まじいよなぁ・・・。
命懸けで身の潔白を証明したかったんだろうけど・
神話の時代も現代も女性は強いってことだな。
あれは何だろう?
梵天と梵天のオブジェ・・・?
後で調べたら,この縣神社は天下の奇祭「くらやみ祭り」の舞台となっている神社だったんだな。
本当に毎回の事だけど,事前の下調べって重要だよなぁ。
そんな神社だって知ってたら,もうちょっと色々見て回ったのになぁ・・・。
まぁ,知ってても「くらやみ祭り」に参加するのは難しいと思うけどな。
と言うのも,その名の通り真夜中に行われるお祭りだからだ。
戦前までは,若い男女の出会いの場と言うか・・・なんだその・・・夜陰に乗じてだな。
で,神様が子供を授けて下さった,となる訳だ。
正直現代の感覚からは驚きだけど,祭りという意味合いから考えれば,それも一種の神事なんだろうな。
ひょっとしたら,狭い地域で血が濃くなりすぎたりするのを防ぐっていう意味もあったのかもしれないけど。
後鳥羽院の歌にも詠まれたと言う縣井(井戸)の手水舎の飾り。
* * * * * * * * * * * *
や,やっとたどり着いた・・・・・。
縣神社から迷いながら歩くこと30分。
(途中で一か所寄り道したけど)
という訳で,次回に続くっ♪