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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

線路は続く?~SL展示@19世紀ホール~ [ぷらぷらっと京都]

お待たせしてしまったな。


          IMG_2509.JPG

                    今日はトロッコ嵯峨駅の19世紀ホールにあるSL展示のお話だ。



おっとその前に。
          IMG_2491.JPG

               リッチ号の新聞記事を見つけた。


『リッチに自然と一体でリッチな気分になるはず』でザ・リッチと命名されたようだ。
もっと何かあるのかと思って深読みしてたけど,分かりやすくていいんじゃないかな。




では,展示を見てみよう。

ここにあるものは静態保存,つまり運用を前提としていないようだな。

対義語は動態保存。

こちらは殆ど動かしてなくても,走らせることが可能な状態であるってことだ。


因みに名古屋市科学館前には静態保存なSLがあるんだ。(今は調査で撤収中かもしれない)

ただ,市長はこれを臨海鉄道路線で走らせたいと言っている。

個人的には,走ったら面白そうだし乗ってみたい。

でも,運用する為の費用とか煤の問題もあるだろうなぁ・・・どうするんだろうな?



         IMG_2495.JPG

              まずはC58‐48 過熱テンダー*機関車だ。

テンダー*って言うのは,燃料や水を運ぶ炭水車のことだ。
この車両に石炭と水を別で載せる為,より長距離を走れたそうだ。


      IMG_2494.JPG

                             C58‐48 過熱テンダー機関車

貴婦人と呼ばれたC57の弟分なんだって。


      IMG_2496.JPG

C57よりも動輪(車輪)が小さめでカーブでの小回りが利く感じだったみたいだな。
1974年北海道の釧路鉄道管理局で勇退とあった。
      

      IMG_2497.JPG

        小さめとは言えど,重量100.2t,最高速度85km/h,最大馬力は1097ps。


1馬力は75㎏の物を1秒間に1m動かす力。

でも,数字を並べたってピンと来ないよなぁ・・・。

よくある例えは「重量挙げの選手なら75㎏のバーベルを1秒で1m持ち上げられる」。

ただ,人間の場合は瞬間的な力であって,継続できる訳じゃないだろ?

そう考えると,やっぱりすごいパワーだと思うんだ。


そして気になる「貴婦人」の最大馬力は1290psだそうだ。
貴婦人とは一体・・・・・・(;´∀`)             


      IMG_2500.JPG
                お次はD51-603 過熱テンダー機関車(デゴイチ)

   

            IMG_2499.JPG

            D51-603 過熱テンダー機関車

 

1975年日本のSL最終運転後追分機関の機関車車庫に留め置かれたそうだ。

だけど,1976年4月13日深夜に起きた火災により,後部半分を焼失!

この被災により,科博への保存展示が中止となったんだって。

その後,一旦解体されたらしいな。


      IMG_2501.JPG

             今は残った煙室部分を展示している。


そして『この機関車の処分は、今尚、廃車でなく保留である』と書かれている。

            

ちなみに機関車=D51(デゴイチ)と言う訳ではないんだな。

同軸の数がアルファベットで表されていて,2本ならB,3本ならC,4本ならDといった感じだ。

1本では走れないから2本が最小。

2本のものは見た事が無いし,残念ながらここにも展示はされていない・・・。

それと,B表記はしないような事を聞いた気がする。

           

残念な事にこのD51-603は被災した為に,第一と第二動輪しか展示されていない。

第三動輪と思われるものは,北海道の三笠鉄道記念館に展示されているようだ。

  

        IMG_2503.JPG

                   続いて,若鷹号



               IMG_2502.JPG

                    若鷹号


『日本国有鉄道鷹取工場の技能者養成所の生徒の手によって1939年に改造された蒸気機関車』だそうだ。

若鷹と言うネーミングも若い鷹取工場職員の実習に使われることから付けられたようだ。

前身は,ドイツのコッペル社の小型機(阿波電気軌道の4型7号)。

廃車後,1937年春に鷹取工場へ戻され,実習機となった。

『台枠を前後1170mm延長し、動輪を後ろに移動し、スベリ棒、ピストン棒を長く、ボイラーを高く、運転室を広くするなどの改造』が行われたそうだ。

2000年には,100年の歴史を誇る鷹取工場が閉鎖。

若鷹号の廃棄を惜しむ声に応え,トロッコ嵯峨駅構内で保存されることになったそうだ。



      IMG_2505.JPG

          最後にC56-98過熱テンダー機関車
   

      IMG_2508.JPG

           C56-98 過熱テンダー機関車


「ポニー」の愛称で親しまれた(シゴロクポニー)蒸気機関車だ。
どうやら1937年に日本車輌名古屋工場で造られたみたいだな。

愛称は「ポニー」なのに「はと」のヘッドマーク付きなのは何故だろう?


   IMG_2506.JPG

      『その名のように軽快なリズムで走る愛らしい仔馬のようなSLである』


乗ったことないから蒸気機関車の『軽快なリズム』感が分からないけど,きっと軽やかなんだろう・・・。

まぁ,小型だからって言うのかもしれないけど。


      IMG_2507.JPG     


さっきの続きだけど,C56-98の56の部分では,タンクかテンダーかを見分けることができるんだそうだ。

10~49までがタンク機関車で50~99がテンダー機関車。

タンク機関車は本体に石炭と水を載せている。

沢山の燃料を積めない為,長距離運転には向かない一方,近郊での輸送には大いに用いられたんだって。


最後の数字は単純に製造順を表している。 

もしC56-1なら,C56の一番古いもので,今回は98なので98台目ってことだな。

    



お客さんが数人しかいないから,ゆっくり見て回れるなっ♪  

・・・・・っと!?

      IMG_2511.JPG

                びっくりした・・・人形か・・・


説明には【日本にはかつて”人車”の時代がありました】とある。


      IMG_2512.JPG

                         人車
 

明治中期の庶民の足だった”人車”。
たった60年ほどの活躍だったそうだけど,当時は人気があったみたいだな。
ただ,定員は4名程度までの上,多くの路線が単線と輸送力はいまひとつ。
因みに,京都には人車軌道はなかったっぽいな。
その路線の殆どは静岡よりも東寄りだったそうだ。
輸送力や効率で自動車化には勝てず,昭和初期にはほとんどの”人車”が消えていったそうだ。




さて,そろそろトロッコ嵯峨駅ともお別れだな。

      IMG_2514.JPG

               写真中央がトロッコ列車の改札

左にちらりと見えるのが前回のあられを買ったお土産屋さんで,右が券売所。


                IMG_2515.JPG
           駅構内にあった自販機はリッチ号風のラッピング



と言う訳で,嵯峨野トロッコ列車のお話はここまでだ。
最後までお付き合い頂きありがとうなんだなっ♪



【おまけ】
では,今日はおやつの代わりに前回upした「アレ」のお話をしよう。
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                         「アレ」とはこれの事。

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                           じゃ~ん!!
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                      戦国の茶器 全6種 300円
狙うのは[五]平蜘蛛か[六]九十九茄子。
つまり箱入りなら茄子のワンチャン! 


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                       ワンチャン来たっ!?



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                  あ,これは・・・・・・(/・ω・)/アタリ!     


      DSCN2069.JPG

              蓋も外れるし,300円にしてはよい出来だと思う。
      DSCN2073.JPG


さて・・・
愛知県にも緊急事態宣言が出たので,またどこへも出かけず引き籠る生活が始まる。

毎年夏の暑い時期は仕事と最低限の用事でしかでかけないから,余り変わってない気もするけどな。

ワクチン(モデルナ)の2回目の予定も9月にあるし,異物混入のこともあって憂鬱だなぁ・・・。


ってことは,蔵出し写真を早急に掘り出さないといけないって事か。
何かあったかなぁ?

季節感は無視するとして,うろ覚えなので短文で書くしかないな。

と言う訳で,みんなも体調にくれぐれも気を付けて欲しいんだなっ♪

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Boss365

こんにちは。
SL展示、数台並んだSL風景、素晴らしいですね。
「ザ・リッチと命名」成る程です。
過熱テンダー機関車「この車両に石炭と水を別で載せる為・・・」これまた成る程です。
若鷹号、煙突が時代を感じさせる形状。1939年に改造も興味深いですね。
C56-98『愛称は「ポニー」なのに「はと」のヘッドマーク付き?』気になります(爆)
「人車」は驚きですが、リアルに見てみたい光景です。
色々楽しめる展示場ですね。お疲れ様でした。
「戦国の茶器」意外にお手頃価格?(爆)のガチャです。
小生もモデルナ、異物混入を早く解決して欲しいですね。
また、2回目に結構不安あり、覚悟しながらドキドキしています!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-08-29 16:49) 

はなだ雲

蒸気機関車、いろんな愛称がついているんですね
人車って、まさか人が電車を押してた?
まったく知りませんでした
60年も活躍してて、しかも人気だったなんて☆
戦国の茶器のガチャガチャ
大河ドラマ「麒麟が来る」で見たことあるぞっていうのが
いくつかありました♪
by はなだ雲 (2021-08-30 06:50) 

ぼんぼちぼちぼち

お〜お!SLはやっぱ、かっちょいいでやすなあ。
地域によっては意外と近年まで走っていたことを、他のかたのブログで最近知りやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-09-04 13:39) 

こじろう

Boss365さん,こんばんは♪
SLは1台でも存在感があるけど,3台(若鷹号は後列なので)並ぶと圧倒的だ。
「人車」は初めて見たので驚いた。
人力の車両について聞いたことはあったけど,もっと屋根の無い簡易的な車輪のついた箱レベルだと思ってたから「えぇっ!」って感じだった。

モデルナ2回目・・・こちらも色々と不安が募ってきている。
ファイザー2回目を終えた同僚が10日経っても腕が熱を持ったような感じがすると言っていた。
どのワクチンでも副反応はあるようなので覚悟して打つしかない・・・んだろうな(;´・ω・)
by こじろう (2021-09-04 20:06) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
>蒸気機関車、いろんな愛称がついているんですね
それだけみんなに愛されたって事なんだろうな。
「人車」すごいよなぁ・・・。
人力車タイプでなく車両の形に何故こだわったのかが気になるところ。
電車が走っていない街では,最先端でクールな乗り物だったのかもしれないな。
茶器コレクションは,まさに「それ」だな。
「麒麟が来る」のお陰で復刻?再販?されたっぽいんだ。
by こじろう (2021-09-04 20:13) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
やっぱり「かっちょいい」よなぁ~(*´ω`)
国鉄での運行が終わった後も,昭和50年代まで北海道の工場で活躍してたらしいな。
by こじろう (2021-09-04 20:22) 

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