京都府立植物園をぷらぷらっと散歩したお話の続きだぞっ♪

と言っても,去年の話だけど・・・・・・。


      

                盆栽コーナー。


結構な数の盆栽が展示されているな。

松柏が多めだけど楓とか銀杏もあって,葉ものは鮮やかに色付いていて見ごたえがある。


      

     木にばかり目を取られがちだけど,苔にも注目して欲しいなっ♪     

   


                        

          この枝ぶりが~とか言ってみたいけど,よく分からない。


まぁ,こういうのって考えるより感じればいいんだろうけど。

流石に盆栽にまで手を出すのは,まだ気が早いと思うんだな。


         

何だろうこの木は・・・・・・ニュートンのりんご

   


そう言えば,数年前に府立植物園のニュートンのりんご(ケント)の実がなった,って聞いたことがあったな。

へぇ~,こんな所に生えてたんだ。


みんなはケントの実を食べたことがあるかな?

実は,この実は「不味くて二度と食べたくならない実」として知られているんだ。

そんなことを書くと風評被害と怒られそうだけど,かじったことがあるんだな・・・・・・(;´Д`)

イギリスに行った時,美味しそうに色付いているニュートンのりんごを見た「かえる」は好奇心に負けた。


・・・・・・うっ!ぺっっ!


お行儀悪いけど,思わず口から出してしまった。

味どうこうじゃなく,口の中が渋い#59124;

なんだこれ・・・とてもじゃないけど食べれたもんじゃない!!


後で教えてもらったけど,枝になっている時点では,まだ渋いんだって。

「赤くなると枝から落ちて,その後に完熟するからそれまで待たないと~」


さらに追い打ちをかけるように

「本当に食べる人は滅多にいないから・・・#59120;」


そんな大事な事は最初に言ってくれないと困るんだな!

という訳で,ケントの実は腐りかけ直前じゃないと食べれないようだ。


因みに,始めて日本に持ち込まれた個体は病気にかかっていて,20年近く後になって,やっと研究所から持ち出せたんだって。

その個体から接ぎ木で増えたうちの一本が,このニュートンのりんごなんだな。


う~ん,本日も絶好調に道草してるな。



なんだこれは・・・・・・!


   

                桜の木が根こそぎ倒されている。

   

                 奥に見えるのは温室。


帰り際に,作業をしていた人に伺ったら,やっぱり台風によるものだって。

ここまで酷く抜けてしまった木は,残念だけど伐採されると言っていたぞ・・・・・・。

忙しくて今春の桜の時期には京都には行けそうにないけど,このソメイヨシノたちはどうなったんだろうか。



   

               やっと温室へ到着したぞっ♪


   

           山本恪二作の母子像と・・・バナナ??


一瞬バナナと思ったけど,露地でバナナが育つなら日本中バナナだらけだろ#59134;

確認してないけど,芭蕉かなぁ?

因みにバナナは実芭蕉と書くんだぞっ♪


   

   

           裏側ってこんな風になってるんだな。


台風の風にあおられてひっくり返ってしまったようだ。

あまり裏側を見ることが無いけど,縁が丸まっていてお盆のようになってると初めて気が付いた。


【【【ちょっと「グロ画像」?があるので注意】】】






では,温室へレッツゴ~♪

と思ったけど,観覧温室は入館料が別なんだな。

という訳でチケットを購入し,中へ入る。




最初に目につくのは,不気味なコレ#59122;



        

         ちょっぴりグロテスクなラフレシアのホルマリン漬け


う~ん,お昼食べてないけど食欲が無くなるな。

ダイエット中のみんな,ラフレシアを待ち受け画像にしたら余計なものを食べなくなるかもしれないぞ。

ただし,友達を無くすかもしれないけど#59118;


このラフレシア,御存じのように世界最大の花であり,ボットン便所の臭いがすると言われる,色々とアレな植物だ。

更に付け加えると,ラフレシアって「花」のイメージしかないだろ?

それもそのはず,完全な寄生植物なので,根っこも葉っぱもなんにも無いんだ。

ただでさえアレなのになぁ~。


   

              こちらはラフレシアの模型。


だけど,一つだけ良いところがある。

それは花言葉だ。

ラフレシアの花言葉は,なんと,「#59117;夢現(ゆめうつつ)#59117;」。


・・・・・・(;´Д`)


花言葉あるんだ,って思っただろ?

贈る花に添えられるメッセージが花言葉なんだから,ラフレシアに花言葉があるのは変だと思うけど。

どんな経緯でつけられたのかが分からないのが,また不思議な感じだ。

ひょっとしたら,ハエにはその臭い香りがこの世とは思えない程の素晴らしいものに感じられるからかなぁ?

正直,ハエになったことが無いから分からないけど。


数年かかって成長し,僅か数日しか咲かない花を見つけるのは至難の業だろうから,それが夢か幻か?ってことで「夢現」になったのかもしれないな。   




では,お口直し。


   

   ストロビラテス ハミルトニアナと学名が書かれていたけど,さっぱり分からないな。


でも,どこかで見たことがある花。

気になって調べたらChinese Rain Bellと呼ばれているようだ。

辞書ではリュウキュウアイとなっていたけど,種類が違う気がするんだな。

やっぱり植物図鑑がないと調べるのに限界があるようだ。



   

                 こちらはサンゴバナ ↑ ↓


   


上の3つの写真は全てキツネノマゴ科の植物に分類されるそうだ。

ぱっと見でも可憐で綺麗な花だけど,その花言葉は顔から火が出そうなほど。


「女性の美しさの極致」

「この上なくあなたは愛らしく可愛らしい」


どうせなら,こっちの花をやり取りしたいものだな。



       

                 ベニヒモノキ


人の出入りで微かに揺れるピンク色の花穂が綺麗だな。

黒かったら毛虫・・・って思うんだろうけど。

リビングとかに置いておいたら,猫まっしぐらされそうだ。



微かに甘い香りがするぞ・・・・・・。

どこから漂ってくるのかな?


   

                この花の匂いかな?


コークスクリューバインは,蕾がカタツムリに似ていることからsneil flower(スネール・フラワー)と呼ばれているそうだ。

蕾の間はちょっと地味な感じだけど,花が咲くとスイトピーに似た綺麗な花を咲かせるようだ。

最近では,丈夫な為に緑のカーテンに利用され,「真夏の青いスイトピー」としても流通しているみたいだな。

南米などの熱帯の植物なので夏の暑さには強く,あっという間にわしゃわしゃのジャングルに成長するんだって。

今年のグリーンカーテンの候補にしてみようかなぁ?



サルオガセモドキ

        

            スパニッシュモスにしか見えないけど・・・?


アメリカでよく見かけたスパニッシュモスにそっくりなんだけど,名前が違うな。  

で,後で調べたらスパニッシュモスだった。


興味がある人が居るか分からないけど,花言葉は「不屈」。

多分,ほわほわしてて,時々,千切れてるし,極小の花を咲かせるのに意外としぶといからかな?


よく枯れ木にまとわりついているので寄生植物と思われがちだけど,実際は乗っかっているだけだ。

エアプランツの仲間と思って貰えばいいかな?

基本的には空気中から水分を摂取するようなんだけど,霧吹きは必須らしい。

アメリカでスパニッシュモスを見かけた地域の湿度は,夏の名古屋よりも高かったから,なんとなく納得だ。



   

             黄色い蝶が飛んでいるように見える黄胡蝶

 


では,本日最後のお花を紹介しようか。



今日は世界最大の花であるラフレシアを紹介したけど,残念ながらホルマリン漬けだっただろ?

という訳で,京都府立植物園の最大の花をUpするぞっ♪

          

          

                ペリカンバナの花が咲いていた。


これが花?って感じだけど,花なんだって。


見頃を過ぎて終わりかけっぽいけど満開だと臭いようなので,これでよかったかもしれない。

   



今日も道草し過ぎてハライッパイじゃないか!Σ(ノД`)ペシッ

「かえる」はおやつを食べたいのに・・・・・・。


という訳で,まだまだ続くっ♪