少し前にモネそれからの100年展へ行ったって話をしただろ?

その会場の名古屋市美術館から歩いて10分ほどの場所で,睡蓮が見られるっていうのは知ってるかな?

という訳で,今日は京都からちょっと離れて名古屋のお話をしたいと思うんだな。


  

名古屋の中心部って意外と緑が多い。

勿論,ちょっと郊外に行けば丘陵地も海もあるから,自然は豊かだ。

なのにどうして「白い街」と歌われたんだろうと。

一つには,100メーター道路と呼ばれる,戦後復興で敷かれた道路が原因だと思う。

他に思いつくのは,中心部にあった武家屋敷の壁が白く塗られていて,そのイメージが残っているのかもしれない。



     

              久屋大通庭園フラリエ


さっき書いた100メーター道路の一つである久屋大通沿いにある公園がフラリエだ。

しかし残念な事に,このフラリエという名称は名古屋市民に浸透しているのかは微妙なんだな。

と言うのも,もともとは蘭の花が見られる公園だったんだ。

その為,今でも「旧ランの館・フラリエ」と言わないと伝わらないことがある#59143;


で,なんで蘭の花を?って思うだろ?

実は,愛知県は蘭の花の生産量が日本一なんだな。

それで,愛知のみならず世界中の珍しい蘭を展示していたんだけど,数年前に市民の憩いの場としてリニューアルしたんだ。

そんな訳で,現在は街中の公園として無料開放されている。


前置きが長くなっちゃったけど,今日ここへ来たのは睡蓮を見る為だって言っただろ?


     

   モネそれからの100年展ビュールレ・コレクション展とのタイアップ企画だそうだ。



     

               植木鉢で育てているようだな。


聞いた話だけど,植木鉢で育てないと,いつの間にか池中に繁殖しちゃうらしいんだ。


     

           こちらにはより濃い色の花が咲いている。


     

      睡蓮に詳しくないからよく分からないんだけど,熱帯性睡蓮なのかな?


睡蓮に詳しい人がいたら聞きたいんだけど,熱帯性と温帯性の違いがイマイチだ。

名古屋の夏を考えれば熱帯性の可能性が高いんだけどな。


花が水面から高い位置,空中で咲いているから熱帯性。

花がぷかぷか浮いてるように見えるのが温帯性だと思うんだけど,合ってるかなぁ・・・(´・ω・)?

蓮の花は,花托*があるから区別がつくけどな。

*トライポフォビアの人は絶対に!検索しないように。フリじゃないからな。




     

           まぁ,難しい事は考えずに花を楽しもう。



     

           真っ白なカシワバアジサイが綺麗だ。


カシワバアジサイは,葉っぱが柏の葉に似ているから柏葉紫陽花と呼ばれるんだって。

柏餅・・・と思ったかもしれないけど,紫陽花の葉には毒があるから使っちゃダメだぞ。



     

         残念な事にネギ坊主アリウムは見頃を過ぎてしまっていた。




     

      今年は,バラのシーズンも早かったけど,まだ咲いている花もあった。

  

     

          淡い色合いのお花が沢山植えられている。



     

            

           真っ赤な薔薇もいいけど,ほんのり系も好きだな。


     


紫陽花も咲いていたけど,まだこれからっぽいな。


     


という訳で,久屋大通庭園フラリエからお送りしたぞ♪




では,今日のおやつ。


    

            伏見稲荷そばのまるもち家さん。



いなりふたばさんもいいけど,こちらも捨てがたい。

何しろ,とっても可愛くて美味しいコレが食べれるからだっ♪


  

              冬の風物詩おぜんざい


まるもち家さんでは,冬季メニューとしてまるもちが入ったおぜんざいを頂けるんだなっ♪

おぜんざいにぷかぷかと浮かぶまるもちが,池に咲く睡蓮のように見えてくる気がしなくもない。

こじろうだけに,かなり無理矢理なこじつけをしてみる)


いっただきま~す♪


  

              小豆たっぷりのおぜんざい。


程よい甘さの温かいおぜんざいは,お腹の中からポカポカと冷え切った体を温めてくれる。

参拝をして疲れた体にも,ぴったりだ。

そして,お楽しみのまるもちは,途中までとっておく。


・・・・・・そのまま丸かじり!


焼きたてのまるもちは,外はパリッと中はほわわんとしてるんだ。

だけど,おぜんざいが染み込んだまるもちは,また違った柔らかい食感だ。

口の中で,中心部の餡子の温かさがじ~ん!とくる。

普通のお餅だと,みょよ~んと伸びてしまって食べにくいこともあるけど,表面が焼いてあるまるもちなら大丈夫!

もっきゅもっきゅと噛みしめると,あぁ~幸せだっ♪



まるもち家稲荷門前茶屋さんは,稲荷駅から歩いてたったの30秒

という訳で,興味のあるみんなは,今年のまで楽しみに待っててほしいんだなっ♪

普通のまるもちは通年で取り扱ってるので,安心して欲しいんだな。      



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【追記】

来週6月10日の日曜美術館で,名古屋市美で開催されているモネ展に出展しているアーティストさんたちのトークがあるみたいだ。


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