なんだかんだで,御香宮神社さん近くの寺田屋へやって来たんだけどな。
幕末史に疎い「かえる」にとっては,「坂本龍馬=土佐の人」レベルだ。
なので,申し訳ないけど寺田屋内の様子をUpするだけに留めておくことにする。
だって,下手な解説入れるとツッコミどころ満載になりかねないし。
という訳で,早速,2階へ上がる。
ごく普通の和室だな。
強いて言えば,所狭しと写真やお軸などがかけられている点が普通じゃない。
幕末史ファンにとっては,ここに泊まることは垂涎ものなんだろうか?
雪ノ間。
残念ながら内縁(?)は立ち入り禁止だった。
当時寺田屋に泊まった志士たちは,ここから街の様子を眺めたんだろうか?
ちょっぴり幕末に思いを馳せてみたものの,後ろにいた大学生くらいの女の子たちの会話が耳に入り込み,なんだかおかしな方向へ流れてしまったので諦めた。
いや,別に変な話じゃなかったんだけどな。
みんなはジャンプで連載してるSF時代劇風コメディー漫画を知ってるかな?
竜馬がよく泊まっていたとされる梅ノ間。
1866年1月23日。
薩長同盟締結の為に奔走した坂本龍馬は三吉慎蔵と共に寺田屋に泊まっていたそうだ。
そこへ伏見奉行の手の者がやって来て,二人を捕縛しようとしたんだな。
で,1階の風呂に入っていたお龍さんが,いち早く異変に気付き,裸で2階へ駆け上がって知らせたっていうお話が有名だ。
龍馬愛用のピストル。
この襲撃の際に龍馬はピストルで交戦したそうだけど,このピストルだったんだろうか?
龍馬暗殺者の手記だって。
そう言えば,前回コメント欄で「池田屋と近江屋は残ってるのか?」って質問があったけど,残念ながら現存してないんだな。
まず,池田屋の方は居酒屋さんになっている。
でも,「池田屋騒動の址の碑」が立ってるし,結構,中は面白いことになってる。
新選組の出てくるゲーム?のファンの人が沢山いたりするけど,映画セットのような雰囲気だ。
衣装を着て撮影してる人がいたりするけど,コラボ居酒屋と思えば楽しめると思うぞっ♪
で,近江屋さんの方は「坂本龍馬と中岡慎太郎の遭難の碑」と龍馬の写真がある。
河原町の商店街にあるので,気付かない人が多いんじゃないかな?
かく言う「かえる」も前を通ってもスルーしてることも多々あるし,気が付いても人通りが多くてカメラを向けるのが憚られる感じだ。
回転寿司屋さんになってた気がするけど,うろ覚え。
お登勢さん(右端)のお龍さん(中央と左)の写真。
何故か,武市先生と目が合ってしまった・・・( ゚Д゚)
正直,龍馬ファンじゃなかったら,落ち着かない気もするんだけど。
だって・・・・・・
実際に流血事件があった現場なんだぞ。
実際には,再建されたものだから血なまぐさい訳ではないんだけど,小心者の「かえる」はなんとなく落ち着かない。
・・・・・・あぁ,駄目だ。
全然,筆が進まない (ノД`)・゜・。
という訳で,おやつ。
初夏に亀屋清永さんへ行ってきたんだな。
亀屋清永さんと言えば,言わずと知れた清浄歓喜団のお店として知られているんだけど,今回はちょっと違うお菓子を紹介するぞっ♪
和菓子店なのにビスケット?
京びすけ和蘭(わらん)。
お店には文献の残っていない,名前だけが伝わっている「びすかうと」と言う不思議なお菓子。
それを再現したものだそうだ。
なんでも「お茶席で楽しめる和のビスケット」というコンセプトだそうだけど,どんなものだろう?
という訳で,早速いっただきま~す!
しっかりした歯ごたえだ。
なんだろう・・・・・・。
懐かしいビスケットな味がする。
パイ生地じゃないけど,何層にも生地を重ねたようなしっかりした歯ごたえ。
そして,たっぷりのバターとお砂糖の芳醇で甘い香りが漂う。
・・・ん?
餡子は入っていないのに,何故か餡子の味がする?
と思って原材料名を確認すると,どうやら大納言鹿の子が練り込まれているようだ。
あぁ,この黒っぽいのが小豆だったのか!
ご主人は「お茶席に~」との思いで作られたそうだけど,これ,コーヒーでも紅茶でもいいと思うんだな♪
ほら,名古屋人はコーヒーにも餡子入れるし。
・・・ってそれはコメダ珈琲だろっ!とセルフツッコミしてみる。
「かえる」はお正月に餡子が余っても,コーヒーに入れたことはないぞ。
パンに塗ったり,お行儀が悪いけど直舐めしたことはあるけどな。
でも,冷たいミルクに入れると冷やし善哉のようで美味しいと思う。
箱入りとばら売り(100円)もあるので,興味のあるみんなは是非ともお試ししてくれよなっ♪
場所は祇園の交差点から安井さんへ向かう途中,多分歩いて3~4分だ。
祇園さんにお参りしたついでに,立ち寄ってみるといいんじゃないかな?