さて,っと。


鞍馬山のお話の続きだな。 


 


ケーブルに乗ってやって来たのは,多宝塔駅


足腰が弱い人でも参拝できるように,との配慮があって,ここまでは楽に登って来れる。


ここは標高364メートルだ。


 


 


   


                           多宝塔


 


元々,多宝塔は本殿東側にあったそうだけど,江戸時代に焼失してしまったんだって。


そして昭和35年に今の場所に再建されたものだそうだ。


そう言えば,多宝塔って言うのは日本固有の仏塔で,大陸にはないらしいぞ。


 


多宝塔の前に立ってくるりと振り返ると・・・


   


                 多宝塔駅前では黙々と作業する人たちが・・・。


 


    


                    ケーブル駅すぐ脇の様子。


   


本当に酷い台風だったって言うのがよく分かる。


山だから余計に作業が大変だろうな。


重機とか入れられないだろうし・・・。 


 


        


                     多宝塔駅から続く参道。


 


    


                         弥勒堂?


 


参道沿いのお堂には,立ち入り禁止のテープが張り巡らされていた。


今にも屋根が崩れ落ちそうだ。


倒木でも直撃したんだろうか?


   


    


                  転法輪堂の山門の屋根にはもふもふな苔。


 


 


                               本殿金堂


 


本殿前までやって来たけど,意外と静かだ。


聞いた話では,この本殿前に人だかりができるって聞いたんだけどな。


    


    


                            金剛床


あぁ,あったあった。


これだな多分。


詳しいことがよく分からないけど,日本国内でもっとも宇宙のエネルギーを感じられる場所?とか言われているらしい。


要するにパワースポットって事だろ?


で,このパワースポットの上に立つのに順番待ちをするって聞いたんだけど・・・誰もいないな。


 


という訳で,金剛床の上に立ってみるぞっ♪


   


 


何の変哲もないような,あるような変な場所だな。


そ~っと片足をのせる。


もう片一方の足も揃えて三角の上に立つ。


 


・・・・・・あ。


風が・・・#59130;


なんだろうこの風?


 


後ろへ半歩下がってみる。


?風が止まるな?


 


この上に立つと,す~っと気持ちのいい風が流れていくんだ。


正直,このパワースポットって言うのが何なのかは分からない。


偶々,建物とか木の位置とかの加減で風が流れてるだけかもしれないし。


ただ,ここに立ってるとなんだか心地よい (*´ω`)


  


ハラが空いたので,今日はこの辺りで。


鞍馬のお話は,後ほんのちょっとだけ続くぞっ♪ 


 


 


では,お楽しみタイム!


                            粽じゃないぞ。


 


以前紹介した紫野和久傳さんのれんこん餅だ。


正確にはれんこん菓子 西湖って言うんだけど,れんこん餅の方が通じやすいだろ?


このれんこんって言うのは,あの蓮根のことだ。


   


   


             香りのいい笹の葉で包まれてる。


 


でで~ん!と青い笹の葉に横たわるソレ。


え,思ってたのと違うって?


インスタ映えすると思って,剥いたら地味だったって?


まぁ,第一印象も大事だけど,人間でもお菓子でも中身で勝負だ。


 


見た目は蓮根じゃないのに,なんでれんこんなのか?って思った人も居るだろうな。


これは蓮根のでんぷん質を使っているからなんだな。


そう,わらび粉で作るとわらび餅,葛粉で作ると葛切りっていうのと同じだな。


だから,全然蓮根臭くない。


 


   


                 ぷるっぷるだ。


 


そっと切ろうとすると,軽く抵抗される。


そう,弾力があるから黒文字が流れてしまう。


ちょっと力を込めて,無理矢理一口サイズに切る。


 


そして緊張感が漂う中,落とさないように気を付けながら口元へ運ぶ。


するとどうだろう・・・・・


ちゅるるるん!と口の中でれんこん餅が飛び跳ねるじゃないか!


この不思議な食感に,今まで張りつめていた糸が切れる様な感覚に襲われる。


冷蔵庫で冷やしてあったから,ひんやりとしてて口当たりもいい。


口の中の温度が少し下がった感じがするけど,アイスのように刺すような冷たさじゃない。


そして次の瞬間には,和三盆の甘さが舌に広がる。


 


あぁ~これは・・・・・・♪


 


駄目だ,言葉が思いつかない。 


今時のインスタ映えするお菓子とは一線を画す感じが,京都のお菓子っぽくていいと思うんだな。


 


という訳で,紫野和久傳さんのれんこん餅に興味のあるみんなは,是非ともお試ししてくれよなっ♪


1本から売ってくれるけど,流石に「1本下さい!」と言うのは恥ずかしいかも・・・(/ω\)