さて,今日も橿原をぷらぷらとハイキングだ。
前回は,香久山の天香山神社*のお話だったな。
なので,今日は山から下りてきたところからスタートだ。
*山の名前は「香久山」で,神社は「天香山」表記なので間違いではないんだな。
そう言えば,橿原を歩いてて思ったんだけど,意外とFree Wi-Fiスポットがある。
正直,あまり大きな建物がない場所なので心配していたけど,杞憂に終わったぞ。
奈良Free Wi-Fi。
例えば,ここ。
トイレじゃないか・・・ってお食事中のみんなには申し訳なかった。
でも,この香久山観光トイレはFree Wi-Fiが繋がるんだな。
「香久山」観光トイレというだけあって,香久山のすぐ麓にある。
付近にはコンビニなどはないので,とっても助かる。
駐車スペースもあるし,テーブルとイス,それに自販機も備え付けられていて,正直至れり尽くせりだ。
という訳で,備え付けのイスに腰かけながらWi-Fiを繋ぎメールをチェックする。
「かえる」はモバイルバッテリー持ってないから,あんまり使えないけどな。
念の為に天気予報もチェックして,再び歩き出す。
何にもないなぁ・・・・・・。
長閑に見えるけど,歩いてる間に数台の車に追い抜かれた。
シュッとした頸が綺麗なアオサギを発見。
大きなレンズじゃないとこれ以上は,無理だなぁ。
さすがに見知らぬ土地で探鳥用の望遠を持って何時間もうろうろするのは不安だ。
体力が削がれるし,万が一,ハイキングコースで滑った時に泣いてしまうだろうから・・・。
あぁ,嫌な事を思い出しちゃったぞ。
昔,望遠レンズを持ってて転んだ事があったんだ。
その時,一緒にいた人の第一声が「レンズは大丈夫?」だったんだ。
咄嗟にレンズを庇ったお陰か,レンズはメーカーで見て貰ったけど傷一つついてなかった。
でも,友情?にはヒビが入ったみたいだ (´・ω・)
う~ん。
こういう時は,ひたすら歩くに限る!
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
あ!
今日の最終目的地が見えてきたようだ。
風に揺れる田んぼの向こうには,朱色の柱。
再現された朝堂院南門の列柱の背後には耳成山が控えている。
ここは藤原京の宮があった場所,藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)。
日本初の条坊制を用いた都城として知られている。
694年から710年までの間,この土地に天皇が住まう内裏があったって事だな。
16年間,三代の天皇(持統,文武,元明)の統治の間に一度も遷宮が行われなかったのは,どうしてなんだろうな。
これ以前の記録では,代替わりの時と 他にもなんだかんだと理由をつけ移動してることが多い。
この都ができるまでは「天皇が即位した場所が都」って言うのが既定路線だったみたいなんだな。
勝手な予想では,持統天皇の力が長く及んでいたせいではないかなと思う。
もうちょっと書き進めたかったけど,遅くなりそうなのでこの辺りでストップ。
お詫びと言っては何だけど,次回予告(予定)から1枚写真をUp!
* * * * * * * * * * *
では,今日のおやつ。
奈良のお土産って言う訳じゃないんだけど,この間,柿の話をしたので柿のお菓子をUp!
パッケージには『わが国で柿は神饌のひとつにもあげられた果実で、古くから暮らしの中で親しまれてきました』と書かれている。
なので,古都奈良のお話に合わせてもいいんじゃないかな?と思ったんだ。
ちょっと季節外れだけど柿のお菓子 香菓こぼれ柿。
一口サイズのピラミッド型のゼリー。
お皿に落とすと,ぷるるるんっと揺れるのは山吹色のゼリー。
ゼリーの中には,柿の果肉が浮かんでいる。
では,いっただきま~す♪
弾力が少ない柔らかいゼリーの為,崩してしまうと食べにくそうだ。
これは深さのある小さな器に出すべきだったかもしれない。
苦心してスプーンにのせた後は,一口で。
・・・思ったよりも,さっぱりしたゼリーだな。
柿の粘り気のある感じの甘さというよりも,爽やか系な味わいと言ったらいいかな?
ゼリーの中の柿も柔らかく,ゼリーの中に違和感なく溶け込んでいる感じだ。
今回紹介したのは2個入りパッケージだけど,箱入りのものもあるみたいだな。
という訳で,季節的に取り扱いがあるのか分からないけど,香菓 こぼれ柿に興味のあるみんなは,見かけたらお試ししてくれよなっ♪