いや~,秋っていいよなぁ~♪
え?
現実逃避してないかって?
う~ん,ちょっぴりしてるけど,だって仕方ないんだよぉ。
寒いし,寒いのに雀しか集まらないし,ヒヨちゃんゼリー(めじろゼリー)が売り切れてたし,そのせいでヒヨちゃんが来ないし,探鳥したいけど下流で大規模河川工事しててカワセミが見つからないし,寒いから長時間粘るのが辛いし,寒いせいで寝違えたからカメラが首に下げれないし・・・
そんな訳で,現実から目を背けよう楽しい話をしよう!!
天高く「かえる」肥える秋とも言うかどうかは知らないけど,今の気分は栗よりもみじだ。
あ,もみじって言っても,もみじ饅頭じゃないぞっ♪
という訳で,何の脈絡もないけど京都に行ってきたんだ。
今回の行き先は,東福寺だ。
臥雲橋の頭上には撮影禁止の看板が見える。
紅葉で有名な東福寺だけど,残念なお知らせが舞い込んできたのは11月の半ば頃。
なんと,写真撮影が禁止になっちゃったんだ!!
とは言っても,一部区間だけなんだけどな。
でも,その一部区間が絶景ポイントなだけに,とっても残念だ。
グラデーションが綺麗だ。
残念だけど,警備員さんが撮影は禁止されていま~す!と声を張り上げているので,撮影を諦める。
時刻は拝観時間の8時半の数分前。
既にたくさんの人が並んでいるのが見える。
通天橋を渡る為の券を買う為に列に並ぶ。
思った程待たされなかったけど,日陰なのでちょっと寒かったな。
そして中へと進む。
そこはもみじが織りなす雅な世界。
そろそろソニータイマーの時期なんだろうか?
錦を木々にかけた様な美しさだ。
艶やかな紅葉もいいけど,普門院前の白砂の市松模様な庭も見ごたえがある。
白砂の庭と通路を挟んだ所には池泉庭園もある。
紅葉と白砂と緑の庭と,一気に3つの庭が楽しめちゃうって,素敵だよなっ♪
でも,東福寺には更なる庭があったりする。
そう,どこかで見たことのある「あの庭」だ。
文句を言っても仕方ないので,橋のたもとで記録撮影。
残念なことに,老若男女日本人も外国人も,みんな写真撮りまくってたけどな・・・。
脳細胞に焼き付けるくらいの勢いで目を見開く。
3分くらい見てたら網膜に焼き付いたりしたりして・・・と変なことを考えながら,じっと見つめる。
う~ん,やっぱり今年は紅葉がイマイチなのかな?
ま,いいや。
一応見れたし。
え・・・それじゃ読んでる方は肩透かしだって?
当たり年で見頃MAXな時なら,もっと綺麗で燃える様な色合いだと思う。
正直,ネットで検索すれば綺麗な写真はいくらでも見つかるし・・・。
それが面倒な人は,この写真と1枚目の拝観券の写真を見て脳内補正しておいてくれよっ♪
次行こう次。
という訳で,方丈の拝観料を追加で払う。
拝観料を両方合わせると,境内のおぜんざいが食べれるくらいになるけど,そこはぐっと我慢をする。
庭は日陰だけど,日向ぼっこできそうな天気だった。
ぺたりと座り込み,庭を眺める。
あ~こういうの,癒されるとかとはちょっと違うけど,なんかいいなぁ~#59127;
・・・・・
・・・・そういや,おぜんざいもいいけど,甘酒もあったよなぁ・・・
・・・・・
きゅるるるるるるる
・・・(・ω・;)
静謐のなかに場違いな音が流れる。
ごめん・・・移動します・・・#59143;
でも,よく考えたらハラの虫が鳴くのは生理現象だから仕方ないだろ#59121;
と思いながら写真を撮っていたら光の筋が入り込んだ。
なんだかレーザービームで煩悩を狙い撃ちされた感じがするのは気のせいだろうか#59142;
そして待ちに待った「あの庭」とのご対面!
小市松の庭だ。
もみじもいいけど,この市松模様を見る為にやって来たと言っても過言ではない。
・・・・・・・・・・・。
あぁ・・・この感じ,たまらない#59117;
もこもこした苔と味わい深い表情の板石のコントラストが素敵だ。
無限に広がるイメージの市松模様に,生育が難しい苔と風化する石。
このコントラストがいいっ#59128;
因みに作ったのは重森三玲という作庭家さんだ。
もみじがちょっぴり残念な結果に終わってしまったけど,こんな素敵なものに出会えたんだからお釣りがくるなっ♪
という訳で,今日のお話はここまでだ。
次回も「ぷらぷらっと京都」の旅を楽しみにしていてくれよっ♪