もうちょっとで山頂なんだな。

今日こそは辿り着くはず。


   
      13日の金曜日とか13番目の招かれざる客とか言うけど・・・



 * * * * * * * * * * * * *

珍しい狛犬発見!


   

              小さい狛犬(子供)が居る。


   

            子連れ狛犬って初めて見たぞっ♪





            な~んで肝心な時にピントが合わないんだろうな。


あ・・・アレか,ひょっとして。

拝殿とかは真正面から撮っちゃいけないっていう,アレか?

科学的に説明がつくことも多いから,全てのオカルト現象を信じるわけじゃないけど。

ただ,手ぶれ補正かけてあるのになぁ~とは思う。


   
         色々あったけど,稲荷山の山頂へやって来たぞっ#59130;


たった233メートル!

どう感じるかは人によると思うけどな。


でも,ものすご~く濃ぃい時間を過ごしたと思うんだ。




   

           一ノ峰上社神蹟末廣大神だ。



山頂と聞くと眺めがいいように思えるけど,残念ながらここからは何も見えない。

周りに大きな木が茂っていて,下を見下ろせないんだな。

末廣大神の名前が示すように,末広がりな商売繁盛のご利益があるそうだ。




   

     口入大神って書かれてるけど,荒木神社と関係あるのかな?


この稲荷山には,沢山のお塚と呼ばれる小さな社があるって話をしただろ?

その中に,口入れのお社があるんだって。


口入れ屋って言うお店が時代劇とかに出てくるから,聞いたことがある人もあると思う。

ドラマの口入れ屋っていうのは,今で言う派遣会社みたいなところだな。

ただ,ドラマの場合,あまり合法的な店じゃないことが多いけど・・・。

で,口入って言うのは,人と人を結びつけるような人やお店の事を指すんだな。


で,その口入稲荷さんで,きつねの人形を頂いて願い事が叶ったら奉納する。

縁結びの神様ということで,良縁祈願や就職祈願の人が絶えないらしい。


なんで絶えないって分かるのかって?

何故って,写真をネットで見たんだな。

人形を奉納する(戻す)から,境内にある人形を見れば一目瞭然だろ?

多分,返しに来れない人もいるだろうし,それを差っ引いてもなかなか壮観な様子だったぞっ♪

ただ,今回は時間がおしているので,行けないと思うんだなぁ・・・(;´∀`)






ちょこっと移動してやって来たのは,青木大社
   

       桜の開花が遅かった為か,稲荷山でもお花見ができたぞっ♪

         


  
   
              二ノ峰中社神蹟,青木大神だ。    



ここは猿田彦大神を祀っているそうだ。


ところで,この稲荷山には無料のおみくじがあるって前に書いただろ?

この中社にもおみくじがある。     

   
        無料と聞いてるけど,左下の箱にお賽銭が入っていた。


          

噂では,末廣大神のおみくじが当たるらしいんだな。

だけど,先客がいてなかなか引けそうになかったので,二ノ峰へやってきたんだな。


実を言うと,理由はそれだけじゃない。

ここ二ノ峰の猿田彦大神という神様は,神話で道案内をした為,道開きの神様として知られている。この神様は物事の始まりに現れ,良い方向へと導くと言われているんだ。


それと,他の場所の猿田彦さんと,ちょっとばかり縁があったりするんだな。

だから上社でおみくじが引けなかったのは,きっと猿田彦さんが「こっちへ来い来い」と呼んだに違いない!と思うことにした。



では,運命の一本!

        

          結果は最初の写真でお伝えしたようにゴルゴ13。


わぁぁい!

大吉getだぜっ♪


うきうきしながら左右に目をやると,何気に12と14に怖い事が書かれてた。

「一生を誤らないように神様に祈る」のと「悩み事の小凶~」に挟まれた大吉。

なんだか,普通の大吉よりも#59130;ありがたい#59130;気がした。
   


   

              狛犬狛狐が並んでる。



他のお社で二体が並んでる所ってあるのかな?

・・・よく見たら,向かって左側の狛犬が子供を抱えてることに気が付いた。

さっきの狛犬も子供がいたっけ・・・。

稲荷山は狛犬まで面白いなぁ~♪



   

 説明書きに「台座に富士山の溶岩」が使われてると書いてあったけど,黒っぽい岩かな?


江戸時代には富士講なる信仰が流行ったと聞くけど,関係あるんだろうか?

調べようと思ってたけど,まるっとするっと失念してたぞ・・・。

(もう懲りたので,写真は真正面でなく少しずれた位置から撮っている。)





お次は,勝手に稲荷山七不思議の一つの不思議な鳥居のあるお社だ。
   
   

           間ノ峰荷田(かだ)社神蹟,伊勢大神。


何が七不思議なんだ・・・?って思った人,よ~く鳥居を見てくれ。

一つ前の中社の鳥居と見比べると,なんだか違和感を感じないだろうか?



え・・・見比べにくいって?

じゃあこれでどうだろう。


   
         隣の赤い鳥居と見比べると,違いは一目瞭然。


この不思議な鳥居は奴禰鳥居(ぬねとりい)と呼ばれているそうだ。

鳥居の横の柱(島木と貫)の間に,小さな屋根のようなものが収まっているのが特徴。

調べたけど,どういう理由で作られたのかがよく分からないんだな。

破風のようにも見えるし,つっかえ棒のようにも見えるし(不謹慎だけど),祈りを捧げる合掌のポーズのようにも見える。


しかし,伊勢大神ってことはお伊勢さんのことだよなぁ・・・。

なんで稲荷山にお伊勢さん?

しかも微妙な位置に?


謎多き荷田社。

ここもまた,珍パワースポットなのかもしれない。



   

もうちょっとで下山できるんだけど,ちょっと書くのに疲れてきちゃったな。

という訳で,次回がお山巡りラストだ。






【おまけ】

お山巡りに「おいなりさん」を持って行くと食べられちゃうらしいな。

(こちらも七不思議?の一つだ)

なので,帰りの新幹線でいただくことにしたぞっ♪
   

             おっと失礼,上下逆だった。



   

               柚子むす8個入り。


駅弁でおなじみの天むすのすえひろ柚子むすを買ったぞっ♪



ラップを外すと,ほわ~んと漂ってくるのは柚子の香り。

   

            一口サイズのおいなりさんだ。


PCを操作する隣の人に気を遣いながら,「よっこらせっ」とおいなりさんを持ち上げる。

小さく見えるけど,意外とずっしりとしてる。

「かえる」のかわいい口には少しばかり大きい気もするけど,口へ入れる。

少し甘めのおあげはジュ~シィ~だ。

酢飯に混ぜられた柚子果汁が甘さを引きたてつつも,後味をさっぱりとさせる感じだ。

しかも,酢飯にはちりめんじゃこまで入ってる。


う~ん,一口サイズなのに,ちょっぴり贅沢な気分になれちゃうなっ#59117;



という訳で,興味のある人は,新幹線に乗る前に探してみてくれよなっ♪