DQ11をぼちぼちやってるけど,時の迷宮4階層でとまってる・・・。

因みに今日,世界コスプレサミット(WCS)会場付近ですれ違った人ありがとう#59117;

お陰で,あと2枚で新しい帽子をgetできるみたいだ。

(WCSに参加したんじゃなくて,仕事で傍を通っただけだぞ・・・)


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という訳で,今日もぷらぷらっと宇治をお散歩したお話だぞっ♪

   

              小さなウサギの置物?



   

            緑をバックに赤い鳥居が目立つ。


宇治川を越えてやって来たのは,とある神社。

どうやら普通の狛犬がお出迎えしてくれるようだ。



        

                   兎楽の樹


ここは宇治神社

菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)という人物に関係しているようだけど・・・・・?


なんと,この菟道稚郎子さん,仁徳天皇の弟にあたる人のようなんだ。

幼い頃から聡明で,次代の天皇にと望まれたような人だったみたいだ。

 

ある日の事,宇治へ来る途中に菟道稚郎子は道に迷ってしまった。

そんな彼の前に現れたのは一羽の兎

兎は途中何度も振り返りながら彼を宇治へと導いた,と伝えられているんだって。

そして,兎たちが集っていたと言われているのが,この兎楽の樹なんだって。


兎と言えば因幡の白兎を思い出すけど,神話にはよく兎が出てくる気がするな。

どうやら,この宇治神社は菟道稚郎子命と見返り兎の伝説に彩られた神社のようだ。



様々な言い伝えがあるものの,一説には儒教の教えを重んじた彼は兄を差し置いて跡を継ぐのは・・・と菟道(宇治)へ行き,最終的に入水したと伝えられている。


 


   

              早速,兎を発見!


        

              兎の意匠のお手水かぁ~。


そう言えば,伏見稲荷にはフォトジェニックな狐とか刀の意匠のものがあったっけ。

流石,「見返り兎」伝説の地だなっ♪

ちょっと兎相が悪いようにも見えるけど,神様を導いた兎だから凛々しいのかもしれないな。



   

               本殿が見えてきた。


この日,境内には台湾人の女の子のグループがいて,ちょっぴり賑やかだった。



   

            写真中央辺りに小さな見返り兎が見えるかな?


朱塗りの本殿は鎌倉時代初期のもので重要文化財なんだって。

きちんと参拝を済ませ,社務所へと向かう。



   

              そして最初の写真の兎だけど・・・


もう気が付いてる人も多いと思うけど,そう,この兎は宇治神社うさぎおみくじなんだな。

陶器でできた白い兎は伝説通りに振り返って,道に迷う人を導こうとしてくれている。

で,肝心のおみくじはと言うと・・・・・


       

               写真サイズが変だけど,大吉だったぞっ♪


商売の欄に「二兎を追うものは~」と書かれてたけど,兎が関係する神社だからって訳じゃないよなぁ?

まぁ,関係ない項目は読まなくていいそうだからいいんだけど。

大吉が出て,更に自分の願望の項目に好いことが書かれていると,足取りも軽くなるなっ#59128;


導きの兎のおみくじのお陰か,いつもよりも充実した一日だった気がするんだ。

 

と言うのも,台湾人の女の子たちと少しおみくじのお話をしてきたんだ。

実は,彼女たちにおみくじを見せたら自分も欲しいと言い出してな。

日本語しかないんだけど・・・と言ったけど,欲しいと言うので暫く傍にいたけど,漢字と読めるひらがなから推測していて,それがまた,結構,当たってるからスゴイ!

正直,かなりのツワモノだと思ったんだな。

こういう面白い出会いがあるから,京都観光はやめられないな。

 


因みに,宇治神社の御祭神は幼い頃から聡明だった為,学業の神様として知られている。

また,御祭神を導いた神使の兎は,迷う人を道徳にかなった正しい道へと,何度でも振り返り導くと言われる為,良い縁へと導くとも言われているそうだ。


という訳で,兎が正しい道へと導く宇治神社に興味のある人は,平等院に合わせて是非とも訪ねて欲しいんだなっ♪