DQ11の裏ボス倒せた~!
でも,馬レース全然勝てない・・・#59134;
さて,前回の縣神社を出たところからお話ししようか。
ハラがヘッテはなんとやら・・・。
白い方の鳥居を潜り抜け,午後の人気のない細い道を歩き出す。
うろ覚えの地図を頭の中で広げながら歩き始める。
・・・・・。
方角的にはあってる筈なんだけど,平等院という表示がどこにもない。
道を尋ねるにも,歩いている人が皆無だ。
きょろきょろしながら暫く歩くと,平等院への抜け道?のような看板を漸く発見!
やった~これでごはんにありつけるっ♪
そのまま道沿いを歩いていると,右手に小さなお社を見つけた。
鳥居があるから神社だよなぁ?
巻き付いたのぼり旗をよく見ると,そこには「橋姫神社」の文字。
・・・・・( ゚Д゚)
あぁっ!
忘れかけてたけど,宇治と言えば橋姫っていうじゃないか。
以前紹介した宇治橋の三の間,元々はここに祀られていたという。
さて,橋姫と言えば丑の刻参り,と言うのが一番有名な感じかな?
だけど,実は橋姫と言うのは一人じゃないんだな。
まずは水の神様,橋の神様として知られる,瀬織津比咩(せおりつひめ)。
前回お話した石塔を崩してしまう宇治川の流れは,昔の人にとっては脅威だったんだろう。
その為に,瀬織津比咩を祀ったんだろうな。
そしてお次は,源氏物語の「橋姫」。
正確には,この橋姫は一人の姫を指す訳ではないんだけど。
源氏物語宇治十帖に出てくる大君と中君,浮舟という三人の女性たち。
以前にも話した気がするけど,「かえる」は宇治十帖が苦手だ。
失恋したくらいで,うじうじするなっ!って思っちゃうんだな。
でも,それがいい!って言う人もいるから,今でも語り継がれてるんだろうけど。
死後も薫の心に残り続ける大君,なんだかんだ言っても幸せそうな中君,大君の身代わり的なポジションにされる浮舟。
この時代の女性の姿をリアルに描いてるんだろうけどなぁ・・・なんとなく苦手だ。
・・・この話は長くなるからやめよう。
学生時代に,随分と古典の時間にお世話になったから,今でも結構覚えてるんだ。
本題に戻ろう。
そして,最後に紹介するのは丑の刻参りの橋姫。
丑の刻参りの橋姫は,お能の鉄輪(かなわ)に出てくる嫉妬心にかられた女性だ。
夫の突然の心変わり,そして捨てられた橋姫。
そして夫が新たな妻を迎えたことに嫉妬し憎んだ橋姫は,当時の女性としては行動力のある人だったらしい。
なんと,、宇治川に37日間(21日説などもあり)も浸かり,見事,鬼神と成り果てたんだ。
このおぞましい姿を見た人々は,余りの恐ろしさに死んでしまったと言う。
・・・・・うん,すごいな!の一言に尽きる。
ただ後の世に,頼光四天王一人の渡辺(源)綱に,一条戻り橋で腕を切り落とされちゃうんだな・・・。
この時,綱が持っていた髭切は,後に源頼朝の元へ下賜されたことで知られてる一品だ。
そんな訳で,この橋姫神社は縁切りスポットとして有名だそうだ。
(鉄輪の井戸も有名らしいけど)
小振りで,とっても素朴な感じのお社だった。
・・・・・。
折り鶴が供えられてるけど,きっと病気平癒(病切り)のだよなぁ~~~(((; ゚Д゚))))
うん,こういうのは詮索すべきじゃないよな。
しかし,思った程,怖い感じとか不気味な感じはしない。
お日様が照ってきたからかな?
それとも,神様の橋姫の存在のお陰かな?
実は,何よりも不安にさせられたのは,境内のある看板だったりする。
ここから〇〇原発まで△△キロ
そんな文字が目に入った瞬間,何か背中に視線を感じたような気がした#59143;
ありがとうございました~#59142;と慌てて鳥居を走り抜ける。
軽く頭を下げ,そのまま全速力で通りを走った。
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で,大きな道へ辿り着いたんだけど,ここからまた迷った。
てっきり参道からすぐと思っていたので,宇治川を往復してしまったぞ・・・(;´∀`)
だらだら坂を登った先に見つけたのは伊藤久右衛門さん。
中へ入ると,涼しい風・・・と中国語の嵐#59134;
ま,まぁ,予想はしてた。
しかし,20人ほど待ちの大半が中国系とは!
パフェとかかき氷とか甘味がいいけど・・・。
うん,決めたっ♪
抹茶そば と かやくご飯のセット。
えぇ・・・だって,ハラがヘッタって言っただろ?
もう2時なんだぞ。
食後のおやつにパフェ食べるし~♪
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ムリだった。
ハラがヘリ過ぎると,かえって食べれなくなるみたいだな。
・・・今度涼しい頃にリベンジしてやるっ♪
宇治川をうろうろしていたら京阪電車の駅を見つけた。
ステンドグラスが綺麗だ。
ただ,こちらも人気がなかった。
橋姫神社と宇治川,実はカップルで訪れると別れると言う噂もある。
橋姫の嫉妬なのかな?
一説には,宇治川で別れるのは悪縁を持っている相手だと言われているから,きっと悪い事じゃないと思うぞっ♪
という訳で,ぷらぷらっと宇治のお話は今回で終わりだ。
最後までお付き合いしてくれてありがとう♪
次回は,どんなお話をしようかなぁ?