さて,今日もぷらぷらっと京都を散歩してみようか?
以前,磐のお話をしたことがあるだろ?
その時に「満足さん」という言葉を書いたんだけど,みんなは覚えてるかな?
今回はその「満足さん」のお話をしてみようかなと思うんだ。
今回はその「満足さん」のお話をしてみようかなと思うんだ。
「かえる」のお気に入りの京都土産(の一つ)。
葵屋やきもち総本舗の上賀茂名物やきもちだ。
ミニパックなので,一人でも頑張れば食べきれちゃうぞっ♪
こういうお菓子って,箱入りが多いだろ?
でも,葵屋さん店頭では,ばら売りもある。
そこまで行けないよぉ・・・と言うみんな,朗報だ。
なんと,このミニパックは京都駅(新幹線コンコース)で取り扱いがあるんだな。
賞味期限は3日間くらいだった気がするので,翌日でも食べれるぞっ♪
白とよもぎの2種類があるんだ。
「かえる」的には,よもぎの皮の方が香りがして好みだけど,今日は白い方をUp。
焼き目がキツネ色で美味しそうだ#59117;
そのまま食べてもいいんだけど・・・・・。
トースターでちょっと焼くと「!?」になる。
では焼けるまでの間,ちょっと満足さんのお話をしようかな?
もう随分前のことになっちゃうんだけど,まだ桜が咲いていた頃だ。
ぷらぷらと京都市内を散歩していたんだけど,どうにも足が怠い。
そうだ・・・こんな時は休憩がてら適当なバスに乗って,面白そうな所で降りてみるといいかもしれない。
そんな訳で,やって来たバスに乗り込んだんだな。
暫く座っていると,窓の外に桜の花が見えた。
降り損ねちゃったので,次のバス停から歩いて戻ることにしたぞっ♪
淡い色合いがとっても綺麗だった。
決して広いとは言えない境内だけど,それがかえっていい雰囲気を醸し出している気がする。
さっきは気付かなかったけど,お稲荷さんだったんだな。
白狐さんも伏見稲荷と比べると可愛らしい感じだ。
伏見稲荷の大きな白狐さんたちは滅茶苦茶迫力があるけど,ここの白狐さんたちは狐っぽい。
ちゃんと巻物を咥えてるけど,どことなく愛嬌があるな。
このお稲荷さんは満足稲荷神社と呼ばれているそうだ。
それにしても変わった名前だよなぁ?
と思っていたら,名前の由来が分かった。
なんでも,かの豊臣秀吉が出世と戦勝を祈願して,その#59130;ご利益に大変満足#59130;したことにより満足稲荷神社と命名したんだって。
秀吉と言えば,若い頃からお稲荷さんを信仰していたことが知られている。
その証拠に現在の伏見稲荷も,秀吉の命のもと修復がされたと伝えられているくらいだし。
それにしても,こんな直球な名前をつける程の#59130;ご利益#59130;
「かえる」は天下人になる気はないけど,ちょこっとだけでいいから,そのご利益を分けて欲しいかも。
境内の中に小さな鳥居があった。
一体何が祀られてるんだろう?
ご神木?
それとも・・・
岩神さん?
どうやら,磐座とご神木が祀られているようだ。
磐座の方は岩神さんと呼ばれ,体の悪いところを治してくれるみたいだな。
じゃあ,まず岩神さんをさすって,頭をしっかり撫でる。
もう一度触って,肩と寝違えている首をさすってみた。
背後のご神木は,幹が8本に枝分かれした樹齢400年を超えると言うクロガネモチだ。
白狐さんの耳がミッキーのように丸い気がするけど,気のせいかな?
・・・・・やきもちが焼けたようだな。
ぷぷっ♪まん丸に膨らんだぞっ♪
外はぱりっ!中はもっちもちで,熱々の粒あんがぎっしり!
流石にすぐに食べると火傷しちゃうから,ゆっくり少しづつ味わって頂いたぞっ♪
という訳で,粒あんがぎっしりな葵屋さんのやきもちと,秀吉が満足しちゃう程のご利益があると言う満足さんに興味の人は,是非とも訪ねてみて欲しいんだなっ♪
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