では,前回の続き,祇園のフォーエバー現代美術館草間彌生展を見てきたお話をするぞっ♪

 

  

1階とお庭を満喫したので,2階へ上がることにした。

2階の舞台座敷にも沢山のシルクスクリーンのかぼちゃや浮世絵調の木版画,更にはラブ・フォーエバーなカップ&ソーサーが展示されていた。



でも,何よりも目を引くのは正面の「あれ」だ。


   

               「私の魂を乗せてゆくボート」



舞台上には,カラフルな突起の生えた物体が鎮座していた。

・・・・・・。

ただ,老松の前に「それ」を置いちゃうかぁ。

って言うか,よく許可が下りたな~って感じかな?



舞台の鏡板に描かれた老松は,春日大社にある松を描いたものと言われているものなんだ。

何故そんなことを知っているかって言うと,名古屋の能楽堂はこの鏡板の事で一騒動あったから。

地元出身の画家の杉本健吉さんが能楽堂の為に描いたのは,伝統的な老松でなく,なんと若松。

作家本人は意味があって制作したものだそうだけど,やはり問題になっちゃってな・・・・・・。

結局,新たに老松も作られて一年おきに飾られる事となり一件落着(?)したんだな。




   

   イソギンチャクのような物体の中には謎の果物(パイナップル,メロン)が見える。

   


気になる作品だけど,絶対に触っちゃ駄目だぞ

(この作品もNoフラッシュで撮影OKだって)


何しろ,土台こそ木製のボートだけど,イソギンチャク部分は詰め物をした布(ぬいぐるみ)だからな。

それに見た目こそカラフルで可愛いけど,決して,メルヘンなものじゃないから#59124;


特に女の子。

美術通の彼氏とデートしてて,このボートの前ではしゃいだりすると,ちょっぴり恥ずかしい思いをする#59134;かもしれないから気を付けて欲しい。


因みに「かえる」の地元の名古屋市美術館のコレクションには,同じようなショッキングピンクのボートがあるんだな。

あ,果物は生えてないけど。




2階の廊下から庭を見下ろす。


   

          大小さまざまな大きさの松の緑が綺麗だな。


少し色褪せた芝と終わりかけの紅葉に物悲しさを感じるけど,かえって鏡のような池の美しさが引き立てられるようだ。



       

     廊下には,庭をゆっくりと楽しめるようにとの配慮か,椅子が置かれていた。



窓越しに見る景色は,外で見た庭とは違った感じがする。

そこにあるのは薄いガラスだけなのにな。

木枠に収められているからだろうか?

決して拒絶するような感じではなく,暖かみのある優しい境界線があるような気がしたぞっ♪


まぁ,この日は比較的穏やかな日だったからよかったんだけど。

木枯らしの吹く日だったら,何処かしこから吹く隙間風で寒かったかもしれない。

(特に冬場のトイレは危険だと思う。)


折角なので,彌生ちゃんの作品だけでなく,お庭や室礼なども堪能してきてくれよっ♪




では,食べ物blogの真骨頂?だ。



KYOTO GION MUSEUM CAFE produced by NORTHSHOREのランチプレートだ。

(長いのでノースショアと呼ばせて貰う事にするぞっ♪)


   

     ノースショアらしい野菜がたっぷり盛られた日替わりランチプレートだ。


カラフルな野菜や左下にちらっと見えるロマネスコのようなユニークな見た目のものもあって,フォトジェニックな仕上がりだ。

まさにインスタ映え?



しかしそれよりも何よりも目を引くのは,サラダの上のお肉とエビだ。

特にエビなんて,その姿と大きさで物凄い存在感を放っている。


・・・・・・こういう時(有頭のフライ)って,頭も食べていいのかな?

暫し考える。

ちょっと気になるけど,丸ごと揚げてあるって事は食べていいってことだよなぁ?



   

                 玄米ご飯(のりたま?)。



   

       ↑ ロマネスコ(高いからなかなか買えないけど大好物)。 デザートもついている。



   

        ランチプレートは飲み物付き(ノースショアブレンドをチョイス)。



エビの頭を食べるかどうかは脇へ置いておくとして,まずはサラダ部分から頂こう♪

レインボーな大根って,見てるだけで気分がハイテンションになるんだけど,みんなはどうかな?

アメリカにいた時は,レインボーミニキャロットをよく袋で買ってきたんだな。

その時も,お肉と一緒にオーブン突っ込んだだけなのに見栄えもよくて,なんだかうきうきした気分だったっけ・・・・・・。


はっ,変な感傷に浸ってしまったな。


気を取り直してっと。

やっぱり海老の頭は残そうと思う。

だって,エビもお肉も玄米ご飯もデザートも全部食べたいじゃないかっ#59117;

(このセーブのお陰で,餡子少な目あんみつを食べれたと思う)



そしてランチプレートのお楽しみは,勿論,食後のデザート


   

          彌生ちゃんドットなかぼちゃを模したお饅頭


デザートがお饅頭なのって,京都らしくていいよなぁ~♪

飲み物がお抹茶じゃないのが残念だけど,コーヒーに和菓子っていうのも乙なものだと思う。

だって,どっちも少し苦みがあるだろ?




という訳で,今日は祇園の美術館 フォーエバー現代美術館の後編をお送りしたんだな。

今回の彌生ちゃんの作品の公開は期間延長されて2月25日(土)まで見れるので,興味のあるみんなは是非とも出かけて欲しいんだなっ♪




フォーエバー現代美術館 祇園・京都

京都市東山区祇園町南側570-2

(入場は,花見小路側からのみ


草間彌生 My Soul Forever展 

~2018年2月25日(土)

10:00~18:00(入館は17:30まで)

休館日は12月30日(土)~1月3日(水)

一般:1200円

中高:  800円



*写真の著作権は草間彌生氏及び,フォーエバー現代美術館に帰属します。

*問題があった場合は,予告なく削除する場合があります。