少しずつ春の気配を感じる今日この頃。

でも,まだまだ朝晩は冷え込む。

天気が不安定だけど,今年はお花見に行けるんだろうか?


前回,ちょこっと前にでかけた京都府立陶板名画の庭のお話をしただろ?

その時に,お隣の植物園との共通チケットを買ったんだな。

なので,今日は京都府立植物園をぷらぷらっと散策するぞっ♪  



   

       大きな花が沢山垂れ下がってるけどエンジェルストランペットかな?


この花は綺麗だけど,以前見たドキュメンタリー番組で,毒性があると紹介されていて驚いた覚えがある。

抗うつ薬に使われる成分が入ってるとか言ってたような?

でも,アルカロイド系の毒だそうなので,結構ヤバイ気がするんだな。

街中でも見かけるけど,むやみに触ったりしないようにしてくれよ・・・。


初っ端からおどろおどろしい事になってしまったので,ちょっと趣向を変えよう。



色鮮やかなキッチンガーデンへやって来たぞっ♪

   

              唐辛子が沢山なってるワイルドガーデン。


面白い形のこれは・・・・・・?

   

              UFOピーマンという品種らしい。


まるで真っ赤な花のようなピーマンだ。

形は面白いけど,味はどうなんだろう?

ピーマンと呼ばれているから,ピーマン味?

で,調べたら辛いと書かれていた。

羽のように広がっている部分は,ピーマンっぽい味だそうだけど。

でも,種は物凄~く辛いそうなので,食べる機会があったとしても用心してくれよっ♪



   

     唐辛子って,思っていた以上に綺麗で,ベランダとかに植えたら楽しそうだな。

     

   




        

                 トウジンビエ

トウジンビエって言うのは唐人稗って書くんだけど,その漢字が表すように食べることができる。

ただ,このトウジンビエは食用?じゃなくて,雑草に近い種類かもしれない。

雑草系のトウジンビエでも食べることは可能と聞いたことはあるけどな。

ただ,このもしゃもしゃから食用部分を取り出すのは面倒な気がする。


 

        

                    ん・・・パパイヤ?

パパイヤって越冬できるのか?

しかも鉢植えじゃないし。

「かえる」はパパイヤを食べないから,さして興味はない。



   

             こんな所にもホトトギスが咲いていた。


人目に付きにくい崖や日陰にひっそりと咲くホトトギスの花言葉は,秘めた意思。

以前紹介したように,永遠にあなたのものとか,秘めた恋心とかもあるけど。

この鉢植えを贈って玉砕した人がいることが分かったので・・・・・・な#59124;



         

                  こちらはバクチの木


樹皮がはがされて痛々しく見えるけど,誰かが悪戯した訳じゃないんだぞ。

博打に負けて持っていたお金を全てすってしまった=裸になった姿が似ているからバクチの木と呼ばれるようだ。

元々は灰色っぽい樹皮があるんだけど,鱗状にぽろぽろと剥がれてしまうんだって。



   

              こちらは見るも無残な姿のコキア


ほうき草や帚木(ははきぎ)として知られているコキアは,紅葉した美しい葉が有名だな。

ただ,台風の為に根元から傾いてしまったようだったけど。

意外と知られていないけど,とんぶりコキアから取れるんだぞっ♪


漢字で書いた時の帚木(ははきぎ)と言えば,源氏物語の第二帖のタイトルだ。

この冒頭,光源氏は頭中将たちと雨の降る夜に女性の品定めをする。

今時の女性が聞いたら「セクハラだっ!」とお叱りを受けそうな内容だけど,まぁ,平安時代だから勘弁してくれ。

話をする中で「浮気をせず,嫉妬をしない女性こそを妻にすべき」となる訳なんだけど。

正直,身勝手過ぎる話だと思うぞ・・・・・・。

こんなことで盛り上がっていた光君は,後々しっぺ返しを食らうので,そこで溜飲を下げて欲しいんだな。


横道に逸れてるので軌道修正する!


この帚木はとんぶりの方ではなくて,遠くからは見えるのに近づくと消えてしまうという伝説の木のことを指すんだな。

まぁ,光源氏にとっては帚木な女性の方が燃え上がるんだから,始末が悪いんだけど。

みんなも無いものねだりというか,幻を追いかけて痛い目に合わないように気を付けてくれよっ♪



   

               大きな実が沢山落ちていた。


これも台風の影響なんだろうか。

先が尖った感じからしてシナアブラギリだと思うけど,名前を確認するのを忘れてしまった。

その名の通り,実から油が採れるので,油紙を作る材料として栽培されていた植物だ。


油紙って何?と言われそうなので先に書いておくけど,時代劇で使う傘って紙なのに水を弾くだろ?

ああいうのって油を染み込ませてあるんだぞ。

植物性油脂じゃなくて,柿渋を使ってることもあるんだけどな。

他には,最近は使わなくなってきた気もするけど,怪我をした時に使ったりとか。

軟膏を塗ってガーゼを置いて,その上に油紙を巻いて,最後に包帯で固定する。

ただ,この油紙は亜麻仁油を使っている思うんだな。



いつまでたっても話が進まない。


         

                   台風が原因?



池の周囲の穏やかな様子からは想像もできないけど,この後も台風の爪痕を身近に感じる事になったんだ。


   


という訳で,しばらく続くっ♪


今日は時間が無いのでおやつは抜きだぞ・・・・・・(´・ω・)