そうだ 京都府立植物園 行こう・・・。


では,今日も府立植物園のお話の続きだぞっ♪


みんなはマングローブを形成するサキシマスオウノキを見たことがあるかな?

西表島を旅行したことがある人は知ってると思うけど,その巨大な板根は実に見ごたえがある。

板根(ばんこん)っていうのは,字のまま板状の根っこなんだな。


   

            この植物園の板根はちょっと小さいけど。


西表島に生えている板根は幅の広いリボンというよりも,屏風のように大きくて,緞帳のように美しいうねりを見せるんだ。


   

こちらはビヨウタコノキ

タコノキの仲間で,葉っぱが美しい為に美葉蛸の木と呼ばれているそうだ。

 

   

       沖縄に生えているタコノキと違って,こちらはマダガスカル原産だそうだ。


熟したら美味しそうな実に見えるけど,食べられないんだって。

葉っぱを楽しむ観賞用の植物のようだ。

実に残念だな#59143;



   

          オウムバナの・・・名前なんだっけ・・・(後で調べよう)


蟹爪にも鳥のくちばしにも見える赤い部分は,実は花じゃないんだ。

身近な花をよく見てみると,蕾の時に緑のモノで包まれてるだろ?

あれは苞(ほう)と呼ばれるもので,葉っぱの一種だと思ってもらえればいいと思う。

だから,あの赤い苞の中に花が咲くんだ。

残念だけど,横から覗き込まないと花はよく見えないんだな。


やっと思い出したヘリコニアの花言葉は#59130;注目,脚光#59130;

そして・・・風変わりな#59142;,不寛容な#59124;という意味もあるそうだ。

いい意味と悪い意味と両極端過ぎるんだけど。

これ,贈る人と受け取る人との間で齟齬が起きるんじゃないかなぁ?#59118;



         

                 ヘリコニア マリエ


でも,このちょっと不気味な長い花序を見た後でわざわざ贈る人は余りいないだろし,まぁ,取り越し苦労だろう。




あ・・・なんだか松ぼっくりっぽい花?が生えている。


   

               マツカサジンジャー


その名の通り,まつぼっくりに似ているからマツカサジンジャーと呼ばれるようになったみたいだな。

で,察しのいいみんなはもう気付いてるよなぁ?

このマツカサ部分は花じゃないって事を。

そう・・・ご明察の通り,やっぱり苞なんだな。

ジンジャーと名が付くから食べれそうな気がするけど,残念だけど苞も根っこも食べられないそうだぞ・・・。



温室って暑いけど,楽しいよなぁ~♪


   

                なん・・・だと・・・。

えええーーー!

一部閉鎖してるって貼り紙がしてあったけど,これは一部じゃなくて半分だろ?

温室に入る時に通常料金払ったし,閉鎖についての口頭説明もなかったのにショックだ#59123;



ショックが大きく立ち尽くす「かえる」だったけど,ふと足元に目をやるとそこには綺麗な花が咲いていた。


   

              ベニバナフクジンソウ(紅花福神草)。


花言葉は幸せを招く。

確かに,こんな綺麗な花が足元に咲いているのを見つけたら,ちょっと好い事がありそう♪って思うかもな。

でも,たった一日で萎んでしまうそうだ。

幸せは長くは続かないのか・・・・・・( ゚Д゚)



こちらはカカオの木。

         

                    大きな実がなっていた。


          ↑ よく見ると,小さな花が幹に咲いているのが分かるかな? ↓


   

            花が直接,太い幹から生えていてちょっと面白いな。


さっき,大きな実って書いたけど,本当は実じゃなくてカカオポッドなんだな。

でも,人と話をしている時に「カカオポッド」ってなかなか出てこないだろ。

え・・・ちゃんと「カカオポッド」って呼んでるって?

それは失礼。

知識としてあっても,ついつい「カカオの実」って呼んじゃうからなぁ~。

で,この一つのポッドの中にカカオ豆が30~60個くらい入ってるんだって。


因みにチョコレートは発酵食品だって知ってたかな?

ポッドの中のパルプと呼ばれる白い果肉があるそうなんだけど,このパルプごと発酵させることによって,チョコレートの風味が出るんだって。

発酵させるの面倒だし~とか言って,そのまま豆を使ってもチョコに似た別のモノになってしまうんだろうな。

やっぱり美味しい物には手間暇がかかるってことだなっ♪



   

ちょっと短めだけど今日はここまで。


【長めのおまけ】

話は変わるけど,名古屋市美術館でシュルレアリスムの絵画展をやってるんだな。

常設展示室内なので,たった300円で見れちゃうぞっ♪


      

           とっても可愛いアヒルと猫・・・・・・(。´・ω・)?


よ~く見ていると,なんだか恐ろしいものが浮かび上がってくるっ!


4月15日までは眞島直子展を開催しているけど,そちらはちょっとお高い。

でも,常設展ではシュルレアリスム以外にも,モディリアーニお下げ髪の少女やステラの白鯨シリーズの説教,養老天命反転地の荒川修作にTodayシリーズやTwitterでも見かけるI STILL ALIVEの河原温,更には日本で唯一常設されているフリーダ・カーロの作品まで見れちゃう。


4月末のモネ それからの100年展と同時に常設展の内容も変わるそうだから,興味のある人は15日までに出かけて欲しいんだなっ♪

   


そしてお隣の科学館ではマーベル展が開催中・・・だけどチケット購入に長蛇の列の為に一旦,諦めた。

代わりにマーベルカフェに行ってきたぞっ♪

   

           キャップの小さなぬいぐるみが置かれている。


   

              本当は社長のテーブルがよかった・・・。   ↑


   

        マーベルラテ(650円)のラテアートは数種あるけどランダムだって。

   

   

   

  スパイディ・スパゲッティ(1300円)は,薄く焼いたチーズのスパイダーマンの顔が特徴的。


   

      パスタは定番のボロネーゼなので,小さなお子さんから大人までOKだな。



   

            マイティソーダ~雷神ジャーエール~(650円)


春だけど,おやじギャグが満開状態で,ちょっと困るな。

本当はもう一つのドクタースト(ロベリーオ)レンジを頼むつもりだったのに,うっかりソーのジンジャーエールを注文してしまった・・・。

ドクター・ストレンジのファンなのに,やってしまった感があるので,暇があったらリベンジしたいんだけどな。


   

                 ドクターストレンジってこんな人 ↑


という訳で,植物園の話はまだまだ続くっ♪