橿原のお話にしようと思ったけど,外付けハードを整理していたらアリゾナの写真が残っていたので予定変更だ。
ただ,AZ(アリゾナ)に住んでいたのは約4年前の事なので,色々とうろ覚えだ。
そんな訳で,不手際があるかもしれないけど,その辺りは大目に見て欲しいんだなっ♪
やって来たのはPhoenix(フェニックス市)にある鷺鳳園(ろほうえん)だ。
正式名称はJapanese Friendship Garden of Phoenix Ro Ho En(フェニックス市の日本親善公園 鷺鳳園)かな?
周囲の高層マンションが視界に入るのが微妙だけど,取り敢えず入ってみよう。
入園料は,2020年4月現在は$10のようだ。
但し,こちらも日本同様,現在はコロナウイルスの影響で閉園している。
姫路市とフェニックス市は1976年に姉妹提携(姉妹友好都市)を結んだそうだ。
鷺鳳園はこの提携が切っ掛けで,姫路とフェニックスの共同事業として造られたんだって。
日本側からの提案があったのが1987年の事で,完成したのはなんと15年後。
何しろアリゾナと言えば,砂漠と巨大サボテン(サワロ)で有名な州だ。
そんな真夏には40度になり,日本とは違う乾燥した土地に日本庭園を造るのは至難の業だったと思う。
日本庭園には季節の花が咲き乱れる。
他の地域にも日本庭園(っぽい物も含む)はあるけど,ここの日本庭園は日本人が監修しているようなので,ごく自然体な日本庭園だった。
ほら,微妙に中華っぽいのとか,東南アジア風も混じってるのとかあるだろ?
そういう心配は一切ないので,安心して欲しい。
石造りの多宝塔も。
この鷺鳳園は,姫路城の好古園の姉妹庭園とされているそうだ。
残念ながら姫路城に入った事が無いので,2つの庭の対比ができないけど。
取り敢えず分かるのは,姉妹庭園と言うだけあって,どちらも池泉回遊式庭園だってことくらいだ。
平日の朝でも,散歩をする人がちらほらといる。
アメリカなので,日本とは平日の感覚が違うかもしれない。
NCに住んでいた時も近くの公園にはいつでも沢山の人がいたからなぁ~。
勿論,週末ともなれば駐車場から車が溢れてたけど。
因みに,この鷺鳳園は約3.5エーカーもの広さがある。
1エーカーはサッカーグラウンド一面分くらいなので,住宅街の中にある公園としては十分な広さがあると思う。
小さめだけど,ちゃんと滝も造られている。
他には茶室なんかもあり,市民向けに日本文化を体験するイベントなども行われているそうだ。
因みにこの鷺鳳園の名前は,姫路とフェニックスのイメージから採られた名前なんだって。
鷺は,姫路城の別名である白鷺城。
鳳は,不死鳥のフェニックス=Phoenix市。
実際にはフェニックスと鳳凰(鳳)は別物の筈なんだけど,同一視されることもある。
それに鳳凰はChinese Phoenixと呼ばれるそうなんだな。
なので,細かい事は気にしないに限る。
岩陰に潜んでいるのは,Mourning Dove(ナゲキバト)。
池には数種類のカモが泳ぐ。
いつでもどこでもその辺で見かけるMocking bird(マネシツグミ)。
勿論,池には綺麗な鯉も泳いでいる。
やっぱり日本庭園の池には鯉が似合うと言うか,風情があるよなぁ・・・
・・・ただ,ここの鯉はかなり飢えてるようだった。
だから,間違っても手を出したりしないように。
水面から飛び出すと言うか,襲い掛かって来るような勢いで顔を突き出してきたのを今でも覚えているくらいだ Σ(゚ロ゚ノ)ノ
という訳で,今回は蔵出しのAZの思い出写真を引っ張り出してきたんだな。
コロナウイルスのせいで当分海外渡航なんてできないだろうけど,もしこの先状況が落ち着いた後にフェニックスに行く予定がある人は,是非とも鷺鳳園を訪ねてみてくれよなっ♪
次回は,AZの蔵出しの整理が終わればUpするかもしれないけど,橿原へ戻るかもしれない。
また来週まで,お待ちくださいなんだなっ♪
2020年6月2日
タイトル名一部変更
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