砂紋って綺麗だよなぁ・・・。

   

ペトリファイド・フォレストの中は,基本車で移動する。 

まぁ,あんまり居ないと思うけど,徒歩での散策もできないことはないようだ。

キャンプの許可証さえ貰えれば公園内での宿泊も可能らしいので,泊りがけでハイキングする人もいるのかもしれない。

他には(最後にちょっと出てくる)お土産屋さんの傍にキャンプ場があったので,多分,そこも泊まれるんだと思う。

まぁ,「かえる」はおすすめはしないし,今は許可が出ないと思うけど。

だって,こんなふきっ晒しの場所でキャンプとかしたいと思わないだろ・・・。 


因みに,この公園は広さが約900㎢ある。

だからメインの道(Petrified Forest Rd.)は,車で快適に走れるように舗装されているんだな。


              でも舗装された道路脇は,こんな砂地も多い。


さて,砂地の話は置いておくとして・・・。



Long Logs & Agate Houseって書かれてるな。

       

良く分からないけどAgate Houseって言うのが気になるから行ってみよう♪


   

         大き目な珪化木がゴロゴロ転がっている。

   

     こんな有様じゃ,こっそり持ち出そうとする人が後を絶たないよなぁ・・・。

   

              短いtrailのようだけど,取り敢えず歩く。

   

      例によって例の如く,(途中までは)整備された道なので歩きやすい。

   

            とても長い珪化木が横たわっている。


ひょっとしてLong Logs trailの名は,ここから来ているのかな?     

   

       触りたくなる衝動に駆られるけど,何となく気が引ける。


おや・・・あんな所に建物がある。

あれがAgate Houseっぽいな。


   

         舗装されたトレイルから,少し外れるように丘を登る。

   

      どうやら再建された古代プエブロの遺跡のようだな。


説明によれば,古代プエブロ人は珪化木を加工して様々なものを創り出していたようだ。

ナイフや尖頭器のようなもの・・・石器を思い浮かべて貰うと分かりやすいかな?

更には,家の建築資材にも利用していたようだ。


   

          再建された古代プエブロ人の家(Agate House

   

             これ全部が珪化木のブロックだって・・・。

なんという贅沢!

だって,この家,名前の通り「瑪瑙の家」なんだぞ。(Agate=アゲートは瑪瑙の事)

つまりはリアル宝石の家ってことだ。

あぁ,勿論,粘土モルタルで固めてるから,全部が宝石って訳じゃないんだけど。


家の中から見てみると・・・

   

              なかなかに賑やかな壁面だ。

   

            この珪化木とか「かえる」より大きいかも。


1930年代に発掘されたこの瑪瑙の家だけど,どうやら周辺にも似たような建物があったようだ。

つまり,この家は,特別な誰かの為に建てられたものではなかった可能性があるって事だな。

まぁ,この辺りだと砂岩しかなさそうだし,珪化木が一般的な建築資材だったのかもしれないなぁ~。


   

     前回お話したけど,古代プエブロ人たちは梯子を利用して移動していたようだ。


ここからもっと北東,サンタフェ近くに今でもプエブロのアドビ建築(日干し煉瓦)が残っている地域があるそうなんだな。

古い物はやっぱり出入り口(扉)が無くって,梯子で天井から出入りするんだって。

やっぱり,外敵から身を守る為に梯子システムにしたんだろうか。

だってほら,前回コメントを頂いたけど,「扉」があるとウォール・ローゼのように壊されるからな・・・。



こちらの3枚は遺蹟ではなくて,ゲート傍のお土産屋さんの柱の写真だ。

   

              柱を彩るのは様々な色や形の珪化木。

        

                  

瑪瑙って面白いよなぁ~。

その特徴ある縞模様の断面は一つとして同じ物はない。

流通している瑪瑙は染色してる物が殆どだろうけど,↑のスライスは無染色かなぁ?

カルデラみたいで面白いと思うんだ。


          

             この辺りは染めてない天然ものっぽい気がする。


余りにも鮮やかだったり,均一な色合いのものは染色してる事が多いんだな。

ペトリファイド・フォレストの珪化木の写真を見てきたみんななら,どこかで瑪瑙のスライスを見ても天然ものと染色したものとの判別ができるんじゃないかな?


   

では,この辺りでキリがいいので,おやつにしようか・・・。


   

   

              ドーム型の中に入ったこれは?


   

                巨大なモンブラン!


   

              小布施堂モンブラン

   



   

           その名も朱雀モンブランだ。


松坂屋のデパ地下で,3月までの期間限定で取り扱いしてるんだって。


   

              それじゃあ,大きさを測ってみよう。


   

           高さが5cmで直径7cm・・・もうちょっと大きいかな?

   

             なんにせよ,巨大なモンブランだ。



では,ケーキ入党入刀(すまない・・・どうしてもボケたい年頃なんだ)    

   

              あ・・・ちょっと潰れてしまったかも(;´・ω・)


タルト生地の上には渋皮煮の栗とカシス。

生クリームの中には,スポンジと栗餡が収まっている。


そして山盛りの栗あんの厚みに圧倒される!

これ・・・切る時に潰れてなかったら,厚みの半分が栗あんだったんじゃないのか?と後悔するも遅し。



ま,まぁ,食べれば同じだぞっ♪

・・・・・・(;´Д`)潰してごめんなさいだな。


   

               気を取り直して試食だ。


・・・栗だ。

圧倒的に栗だった。

それが素直な感想。


いや,だって,栗なんだから仕方ない。

他に例えようがないって言うか,物凄く栗だった!

ほら,人間って圧倒されると言葉が出なくなるだろ?

疑うなら,試して欲しい。

絶対に最初の一言は栗だってなるから。

それくらい栗の風味がしっかりとしていて美味しかった。


そして,栗あんだけでハライッパイになる気がしてきた。

恐るべし栗あんのボリューム!(;´Д`)

勿論,切り分けた以上は,きちんと食べるけどなっ♪

中の生クリームは甘過ぎず,栗あんと一緒に食べると食べ慣れたようなモンブランっぽく感じる。

そして,小さめのスポンジが箸休め的な役割を果たすと言う謎な状態になっている。

最後に残った渋皮煮の栗の皮はちょっとだけ渋みがあるけれど程よい食感で,中の栗は対照的に甘く柔らかい。

一緒に食べたカシスの酸味はいいアクセントになっている。


う~んハライッパイ♪

栗きんとんもいいけど,たまにはモンブランもいいものだなっ(´艸`*)


と言う訳で,興味のあるみんなは松坂屋のごちパラへ出かけてみて欲しいんだなっ♪

この時は,朝一からお客さんが並んでたけど11時頃はまだ販売していたな。

少し前に14時頃に行った時は売り切れだったけど。

(どちらも平日)

こんなご時世なので開店ラッシュに巻き込まれる事がないように,時間を見計らって出かけて欲しいんだな。