今日は無理やりにでも植物園の話を終わらせるつもりだ。

少々端折っていくしかない。

という訳で,写真をUp。


   

                              ・・・あ,間違えた。


おやつ話は,後のお楽しみだぞっ♪

では,再び観覧温室へレッツゴ~。




変な植物を発見。

   

                 奇想天外


こんな変な名前の植物って,どうよ?

ウェルウィッチア(ヴェルヴィッチア)と言うのが本当の名前のようだ。

ナミブ砂漠に生えているようだけど,湿気の多い日本でも育つってすごいな。


葉っぱは1対のみ,つまり左右に伸びた2枚だけ。

そして,国内最大の株と書かれてる。


   

   こういうクイズ形式のパネルがあると,ちびっ子に混じって,ついつい触ってしまう。


お約束のようだけど,答えあわせは一番最後に。


   

   

         へぇ~,夜咲き植物用の昼夜逆転の部屋もあるんだな。



さて,どんな花が咲いているのかな?

   

         トケイソウ・キューガーデンズ(キューエンシス)。


パッションフラワーとも呼ばれるトケイソウ。

このパッションは情熱じゃなくて,キリストの受難のthe Passionを表しているんだ。

葉は槍,おしべはイエスの受けた傷,花柱は釘,巻髭(くるくる巻いた蔓状の部位)は鞭を象徴するとされているそうだ。


だから花言葉は,キリスト教に関係するような意味合いになって来る。

聖なる愛

信仰

宗教的な情熱

鉢植えをプレゼントする機会って,あまりないとは思うけどな。


そうそう,パッションフラワー全般に言えることだけど,地下茎がぐんぐん伸びてぐんぐん増えていくんだな。

だからプレゼントするなら,近くにある植物との競合には気を付けてくれよっ♪


キューガーデンズの名前は,イギリスのKew Gardensで作出されたことによるみたいだな。

昼夜逆転室にあるこの花は,どうも午後から咲くようだ。

よく見かける白花で紫っぽいトケイソウは,昼間でも咲いてるけどな。


そう言えば,Kewに行ったのって何年前だったっけ・・・・・・。

って,ちょっと古い方の日記を検索したら,2007年だったと分かり驚く#59122;

いや~,あの頃は「かえる」もぴっちぴち#59130;だった。

今となってはKewまで行く体力は持ちわせてないから,若い頃の苦労(?)は買ってでもしろっていうのは本当だな。



   

               こちらはヘビウリの花。



ヘビのように長~いヘチマに似た実がなるヘビウリ。

カラスウリ同様に実が赤っぽいオレンジ色に熟すんだけど,弾けるのかは不明。


花言葉は,良き便り,誠実。

ただ,カラスウリと混同している可能性があるな。

と言うのも,カラスウリの種の形が結んだ文に似ているとか、打ち出の小槌に似ている事が花言葉の由来だからだ。

で,肝心のヘビウリの種はそこまで特徴的な形はしていないんだなぁ・・・・・・。


さっきから気になっているんだけど,ヘビウリの花って昼に咲いてるのを見たことがあるけど,どうして昼夜逆転の部屋にあるんだろう?

多分,どこかに説明があったんだろうけど,薄暗過ぎて見落としたんだろうな。

きっとそうに違いない!#59142;



       

     まるで舌をちょろちょろと出した蛇のような姿の食虫植物ダーリングトニア


さっきのヘビウリといい,今日は蛇に縁のある日のようだな。

あぁそう言えば,ヘビウリの実は食べれるんだって聞いたことがある。

もっとも日本では,観賞用として売られてるようだけど。

食べれる品種かどうかは分からないので,その辺りはきちんと確認してくれよっ♪



   

          漢字の人の字のような花弁のジンジソウ(人字草)。


花弁が不揃いな形の為か花言葉は,不調和。

そしてもう一つは,秘めた恋。

う~ん,余りにもベクトルの違い過ぎる花言葉で悩むな。

木陰や湿り気のある岩壁にひっそりと咲くのが由来かもしれない(勝手に想像)



   

   こちらは最近,園芸店で見かけるようになってきたパラシュートプランツ(酔竜)だな。


近所の花屋さんが直植えでは越冬できないと言っていたのは覚えてるけど,室内ならOKなのかも。

花がパラシュートに似ているからパラシュートプランツと呼ばれてるそうだ。

なんとなく傘っぽくも見えるけど,いずれにせよ面白い形をしてる。

全体像が写ってないけど,これでも多肉植物の仲間なんだな。



さて,観覧温室の一部(半分とも)が封鎖されていたお陰で,意外と早く回れたな。

   

             

いい加減お昼を食べないと・・・・・・。


   


ゆっくりと園内を歩き始める。


   

                       

               定番の噴水と薔薇園を見て歩く。


   



どうしようかなぁ~。

やっぱり,あそこのピザかなぁ?

   

      


という訳で,北山口のIN THE GREENへやって来た。

   

    このお店は植物園内入口と北山通沿い入口がある。(写真は北山通側)



一時半過ぎだったけど,まだ20人ほどの人が待っていた。

・・・・・・。

で,でもこの辺りの店のことよく分からないしなぁ。


という訳で,仕方なく待つことにした。



   

 本当はピザを食べようと思ってたんだけど,前の団体さんがピザを頼みまくっていたので変更。


   

               フィッシュアンドチップス


おいおい。

また,懲りずにボリューム感があるのを食べるのか?って言われそうだ。

でも,団体さんがパスタも注文してて,お店の人に時間がかかるって言われたんだから仕方ない。

それに,普段揚げ物を食べないから,旅行中くらいしか食べるチャンスがないんだよぉ#59123;


流石にフレンチフライは食べきれなかったけど,ほぼ完食。

今度こそは,ピザを頼むんだなっ♪



   

               あっという間に午後2時だ。


本当はもうちょっとゆっくりしたかったけど,無理は禁物だ。

今度は違う季節に来たいなぁ~♪




では,今日のおやつ話。

東山駅で地下鉄を降りて,歩き始める。

いつもとは逆に動いているのでなんだか変な感じがする。

(いつもは東山駅から電車に乗ることが多い)

そのお陰で,左手側に商店街があることに気が付いた。


古川町商店街か。

歴史ある商店街だけど,最近ではシャッター街になってしまったと聞いてるけど?

・・・・・・。

何故かよく分からないけど,歩いてみたくなった。


むか~しの事だけど,親戚の家の近くにも寂れた商店街があってな。

ぷらぷらと遊びに行ったんだな。

最近では盛り返したので,結構,賑わってるけどな。


そんなことが頭の隅にあったからだろうか?

よく分からないまま,商店街を探検することにしたんだ。



あれ?

この店って,安井さんの脇の綿菓子屋さん??


   

           最初の写真で何処に行ったのか分かると思うけど。



という訳で,なんの偶然か分からないけど,ジェレミーアンドジェマイマを見つけたんだなっ♪

以前,桜の季節に紹介した写真の中に1号店が写りこんでいたかもしれないけど,今回は別の店舗だ。


   

      古川町商店街の中にある2号店には,イートインスペースがあるんだ。


写真右下の黒いパッケージは,前回紹介したお持ち帰り用だ。


   

           1階で注文して,ちょっと大きな番号札を受け取る。


1階に持ち帰り用のお客さんが溢れていたので,ちょっと2階の様子を見にやって来た。

 

   

            いいタイミング,誰もいなかった#59128;


決して広いスペースではないけど,レトロでこぢんまりした感じが却って落ち着くようだ。



3分ほどして下が静かになって来たので,1階へ戻る。

注文した品を受け取り,再び2階へ。

階段が急なので,大きな荷物を持ってる人は気を付けてくれよっ♪


   

         一保堂茶舗さん(3種類から選べる)のお茶がついてくる。


急須で出されるお茶は,お番茶,ほうじ茶,烏龍茶の中から好きなものを選べる。

たっぷり入っているから,甘いものを食べても大丈夫だなっ♪



では,蓋オープン!


   

                wata-hako(900円)。


   

  薔薇綿菓子(ドライ無花果とピスタチオとハイビスカス)は,古川町商店街店の限定品。


ハイビスカスの甘い香りを思いっきり鼻から吸い込む。

う~ん,いい香り。

柔らかくてねっとりとした甘さの無花果とふわっふわの綿あめのコントラストも面白い。



   

       柚子(徳島産柚子と季節の柑橘類とペパーミントとココナッツ)。


上の限定品に比べると,ちょっとパンチが足りない気もするけど,爽やかな香りとさっぱりした甘さも捨て難い。



一つ一つ手作業で箱に詰め込まれる綿あめは,重たい蓋で抑えられても,その柔らかさを失っていない。

不思議だなぁ~。

柔らかな綿あめをこんな箱に詰めるなんて。

でも,そのギャップがいいのかもしれないなっ♪



と食べ始めた途端に,お客さんが登って来た。

3時過ぎだから,お茶の時間に当たったんだろうな。

外から隔離されたようなノスタルジックで静かな空間は,あっという間に4人のおばさまたちによって賑やかな日常へと引き戻されてしまった。

その後も,次々にお客さんがやって来る。

もう少し遅かったら座れなかったかも・・・#59142;

インスタ映えするせいか,お客さんは若いお姉さんが多いようだ。


不思議なめぐりあわせに心の中で感謝しつつ,お店を後にした。

   


という訳で,京都府立植物園のお話はこれで無事に完結だ。

最後までお付き合いしてくれたみんな,ありがとう♪


次回も多分,ぷらぷらっと京都のお話になると思うけど,ここで一旦〆るとするんだな。





忘れかけてた【答え合わせ】