毎週日曜日にUpしてたんだけど,ずれちゃったな。

仕事で遅くなってしまってな,申し訳ない。

ごはんを抜いたまま,20時から書き出すにはちょっぴりハラが空き過ぎていた (´・ω・)  

  

   

               城南宮さんの干支みくじ

     


では,今日も城南宮をぷらぷらっと散策しよう。

   

                 風情のある庭。


           子供の頃,山吹の花(特に八重)が好きで,よくむしり取って集めていた。

花言葉は気品,崇高,金運。

そしてもう一つ,待ちかねる。

最初の3つは,花の様子から連想できるけど「待ちかねる」?

実は,山吹の花は葉っぱが生え揃わないと花が咲かないという性質があるんだな。

だから,葉っぱがわさわさしてるのに,花が咲かなくて待てないよぉ!って感じかな?


そう言えば,山吹には「面影草」という別名がある。

その昔,どうしても別れなくてはならない恋人たちがいて,お互いの姿を映し込んだ鏡を合わせ鏡にして地中に埋めたんだって。

そして,そこから生えてきた木には黄色い花が咲いた。

それを見た人々は,その花を「面影草」と呼んだそうだ。

女の人が好みそうなお話だけど,八重の山吹のイメージとは少し違うかもしれないなぁ。


   

       源氏物語の庭だけあって,お話の内容を覚えていると色々楽しめる。 

      

   

         吾亦紅(われもこう)って近所に生えてるのを見かけない。

花言葉は移り行く日々,物思い,感謝,愛慕。

時期的に花が咲いていなかったけど,ゆらゆら揺れる姿が物思いにふける姿に見えたんだろうな。


小さな暗紅色(暗臙脂色かも)の花は,光の加減や見る人によって赤とも紫とも黒とも見える。

それで「この花は何色か?」と論じた際に,「我もまた赤」と言った為に吾亦紅と名付けられたとも言われている。


こんな昔話もある。

ある日,神様が赤い花を探していた。

でも,なかなか見つからず,諦めようとした時に「私も赤い花ですが・・・」と名乗りを挙げた為に,吾亦紅と呼ばれるようになったとも。

少しの風にも揺れるような小さな花だから,神様も見落としちゃったんだろうな。


そして,江戸時代には秋の七草の一つとして親しまれた花でもあるんだ。

今年のお月見は天気が微妙になりそうだけど,ススキと一緒に飾ると風情があっていいかもしれないなっ♪


      

                新鮮なを発見!

あ~,ハラヘッテキタ (;´Д`)


結構,お庭が広いんだなぁ。

花が盛りの頃に真面目に見て歩いていたら半日はかかると思う。

アクセスさえよければ,府立植物園と並んで楽しい散策場になるんだけどなぁ~。



   


       おかしな気候のせいで,例年と時期がずれ込んだ藤の花が綺麗だった。


   

           これだけでも来た甲斐があるってもんだなっ♪


そして,見事な赤松

      

            樹皮が赤っぽいので赤松だ。

鱗状に剥がれているけど,綺麗な色をしているな。

黒松と比べて ↓ 葉が柔らかく短い為に雌松とも呼ばれる。


   

                  こちらは黒松

パッと見ただけで樹皮の色が違うのが分かると思うけど,葉っぱも硬めで長く,雄松と呼ばれる。

枝ぶりも豪快で雄松って感じだろ?


お正月に門松を飾る人も多いと思うけど,あの一組の松って赤松(雌松)と黒松(雄松)の組み合わせなんだな。

気付かずに飾ってる人もいると思うけど,「かえる」は一応気を付けている。

でも,たま~にどっちが雌雄か分からない年があるけどな・・・・・・。



ん~。

こんなところに南国っぽい木が生えている?


       

                檳榔(びろう,びんろう)。

台湾に行ったことのある人は知ってるかもしれないけど,この檳榔の実は非常に危険なものなんだって。

噛みタバコのようなものだそうなんだけど,正直,甘党には無縁な存在だ。

で,アルカロイド系の物質を含む為に,軽い酩酊状態になるようなんだな。

噛みタバコに似たモノだから,当然,後で吐き出すんだけど・・・。

これがまた気持ち悪い事に,唾液と反応して赤色に変化するそうだ。


・・・・・・( ゚Д゚)ゲェッ!


生薬でもあるようだけど,依存性と発癌性もあり,噛んだ後の唾液を飲み込むと胃を痛めるらしい。


ま,まぁ,実が落ちていたとしても食べる人なんていないと思うけど,絶対に口に入れちゃ駄目だぞ。



 

さて,源氏物語の庭のお話が,とんでもサスペンスなお話にすり替わってしまったな。

という訳で,お口直しに最初の干支みくじの結果を・・・。



   

               小さな陶器の干支みくじ。


どこの陶器のお御籤でも同じだけど,ハラの底に穴が開いてるので,封を剥がして中のおみくじを引っ張り出す。 


    

              連続大吉記録を無事に更新中だ#59131;


一日ズレたけど,今日も城南宮さんのお話だったんだな。

という訳で,興味のあるみんなは,是非ともお出かけしてみて欲しいんだなっ♪