さてっと。

久々のぷらぷらっとだな。



・・・なんだけど実は,ちょっと忙しい。

転勤って言うほどのものじゃないんだけど,ちょっと異動することになってだな。

それが決まったばかりで,なんだかバタバタしている。

引っ越しとかは必要ないって言うか,今よりも自宅に近いから慌ただしいことを除けば結果オーライなんだな。

そんな訳でblogのUpはできるけど,暫くはさらっと流すような感じになってしまうかもしれない。



では,ぷらぷらっと叡山電車沿線の旅のお話の続きだぞっ♪

***途中で1枚だけ蛇と虫の写真(シルエット)が出るので,苦手な人は注意して欲しい***




やっと到着した「かえる」を出迎えてくれたのは,巨大な天狗の顔。   

   

              首は無いから,鼻を長くしてくれたらしい。


思い返せば,出町柳に着いたのは7時半過ぎ。

今は・・・12時半。

白龍園さんの後にお善哉を食べたけど,ハラヘッタ・・・・・・。


   

            まだまだ綺麗だな・・・って,月桂樹


          

                線路脇に月桂樹が植えられていた。


どうやら,鉄道友の会のローレル賞受賞記念で植樹されたようだ。

鉄道友の会って言うのは,名前の通り鉄道愛好者の団体なんだけど,毎年,優れた車両を選んで賞を贈ってるんだな。

その一つがローレル賞という訳だ。

で,1998年に叡山電鉄900系  愛称「きらら」がローレル賞を受賞しているそうだ。


       

  900系「きらら」のボディには,KIRARAの文字と紅葉の描かれたプレートが付いている。


   

           こちらは901号車の編成(ボケボケ・・・)。


紅葉狩りに行く人向けの車両という事で,車体の上半分はメイプルレッド(車両Noで少し色が違う)に塗装されているんだって。



では,話を戻して・・・   


本当は山門に向かう前にお饅頭が食べたかったんだけどな。

そう,鞍馬と言えば杉々堂の山椒餅が有名だな。

でも,お休みだった・・・。

ひょっとしたら売り切れ次第営業終了と聞いているので,売り切れたのかもしれないけどな。

という訳で,お饅頭は次回へ持ち越し課題となってしまった (;´・ω・)


   

               階段を上って山門へ向かう。


   

                 仁王門


明治44年に再建されたものだそうだけど,扉などの一部は寿永の頃の物が残っているそうだ。

寿永って言われてもナニソレだよな。

実際,元号って使う時が限られてるし,西暦で終わることも多いし。

で,寿永だけど1182年~1184年までと短い。

今は新しい天皇が即位する時にしか改元しないけど,当時は疫病とか飢饉や戦争(内乱)などの災害が起きた時に元号を変えていたから仕方ないんだ。

そして,永寿と言うのは,安徳天皇の代の元号だったりする。

察しのいいみんなは,どうして3年間なのかが分かっただろ?

当時の権力者であった平清盛は81年に既にこの世を去り,平氏の勢いに陰りが見え始めている時期だからな。


・・・と,いけないいけない。

関係ない方向へ話が飛んでいく・・・ (´・ω・)



御存じのように去年京都を襲った台風の爪痕と言うのは,本当に酷い物でなぁ・・・。

   

           山門にあった鞍馬山の様子を写した写真。


   

             立ち入り禁止区域を載せたマップ。


こんな状態だったので,ハイキングは諦めた。

一番残念だったのは,奥の院参道の封鎖だな。

奥にある木の根道を歩く為に,一年計画で靴とか用意したんだけど。

まぁ,山はどこへも逃げない。

肝心の参道だけど,今年の1月末にやっと貴船まで通行できるようになったそうだ。

なんとか今年中に行けるように計画を練らないといけないけど,今年も台風が怖いな。



       

          観音様の持つ蓮の花からは還浄水が流れ落ちている。


知り合いがここの水を飲んだと言っていたけど,飲料用ではないとのサインがあった。

・・・・・・おかしいな (´・ω・)?

鞍馬の山門脇で観音様のありがたい水を飲んだって言ってたけど?

ひょっとして,この水を飲む人が絶えないからサインをつけたのか・・・。

う~ん,ここはひとつ見なかったことにした方がいいのかもしれないな (/ω\)



(蛇と虫に注意)



そんな訳で,ケーブルカー乗り場へやって来た。


   

           鞍馬山の自然を学べるコーナーがあった。


   

天狗のヒゲは,シメジの仲間のキノコの髭状菌糸束のことらしい。


天狗の卵は,石英閃緑岩が風化したものだそうだ。

名前の由来は,硬い芯の部分以外は玉葱のように剥けるそうで,残った中心部が卵に見えるから,だそうだ。



おおっと・・・これはひょっとしてメガロドンの歯なのか!?

   

               天狗の爪=サメの歯。


みんなはサメの化石って見たことがあるかな?

「かえる」は歯の部分しか見たことが無いんだけど,骨が柔らかい軟骨でできているから残りにくいそうだ。

そんなサメの身体で唯一硬い部分がある。

そう,歯だ。

水族館に展示されている顎の標本の歯以外の部分(土台)も,実は軟骨なんだな。


それで,メガロドンって言うのは,恐竜が絶滅し,乳類や鳥類が繁栄していく新生代に生きた巨大なサメの事だ。

その大きさと言ったら,優に10メートルを超すと言われている。

個体数も多かったようで,今でも世界中でその歯が発見されているんだ。

因みに日本では天狗の爪と呼ばれているけど,ヨーロッパではglossopetrae of drgons(竜の舌石)と呼ばれているそうだ。

こんな手の平より大きく黒い不思議な形の石を見たら,誰だって何か別の世界の生き物の落し物だと思うだろうな。


あぁ,どんどん鞍馬と関係ない話になっていく・・・。

ところでメガロドンって結局何なんだ?って思った人がいると思う。

まぁ,サメなんだろうけど・・・何しろ全体像の化石がでにくいサメ類の為,未だによく分からないんだな。

「かえる」の持ってるイメージは,ジェイソン・ステイサムの「The MEG」(サメ系パニック映画)の巨大鮫だ。

ジョーズでもいいんだけど,スケールが大分違う。

レンタルしなくても動画サイトに残ってる予告で十分だと思うから,お暇な人はチラ見してみてくれよなっ♪

因みに「かえる」のおすすめサメ系パニック映画は,「シャークネード」だぞっ♪

こちらはパニックと言ってもコメディなので,興味がある人はどうぞなんだな。



ごめん,趣味の話で全然終わらない・・・#59123;


   

             券売機でケーブルカーのチケットを買う。


このケーブルカーは営利目的で造られたものではなく,山を登ることが難しい人の為に設置されたものなんだって。

だから運賃ではなく,鞍馬山の堂舎を維持する為に寄進をするという形を取っているそうだ。

という訳で,片道200円を収めて乗り込む。

 

   

                  鮮やかな若草色の牛若號


当然だけどケーブルカーには定員があるので,大人数で乗るのは難しい。

椅子にも限りがあるので,譲り合って乗り込む。



では,出発っ!

       

               車両の先頭に陣取った。


まるで子供みたいだ・・・って思ったかもしれないけど,席を譲った後に一番奥へ進んだ結果だ。

とは言っても,先頭ってなんだかうきうきする♪


おおっと・・・意外とスピードがあるんだな。


   

            これ・・・ニュースで見た景色だ。         

 


中途半端で申し訳ないけど,いい加減ごはんを食べたいのでここで一旦中断だ。

という訳で,次回に続くっ♪