では,今日もぷらぷらっと二尊院さんを散歩するぞっ♪   


   

                     苔生した灯篭と石段を彩る紅葉。


詫び寂びな様子もいいけどな。

そこに鮮やかな黄金色が加わる事によって,更に世界に奥行きが出るような気がする。


   

   モミジの種類によって色付き方が違うそうだけど,葉っぱを見比べないと分からないな。



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  【【【警告】】】 白アリの虫食い穴の写真あり(穴だけ)






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小倉山を下りてくると,突如として小さなお社が現れた。

どうやらここは境内の北東に位置するようで,鬼門除けとして祀られているみたいだ。


   

            京都市指定文化財  八社ノ宮(室町時末期)。



   

             ・・・虫食いの穴がすごいな( ゚Д゚)


伊勢神宮,熱田神宮,石清水八幡宮,愛宕神社,日吉神社,八坂神社,松尾大社,北野天満宮の合計八社が祀られているようだ。


穴が痛々しい・・・。

文化財なので建て替えとかも難しいんだろうなぁ~。








 

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     【【【警告】】】 ここまで



モザイクかけるまではないかなぁ・・・と思ったりもするんだな。
 

 



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なんと,小倉餡発祥之地と彫られた石碑がある。

   

   裏には『日本で初めて小豆と砂糖で餡が炊かれたのは~~~820年』とある


昔,和三郎と言う和菓子職人が小倉に住んでいたそうだ。

彼は空海の持ち帰った小豆の種子を栽培し,甘い餡を作りを始めた。

当時は砂糖も小豆もは貴重なもの。

こうして作られた甘い餡子は,毎年,御所に献上されていたんだって。


和三郎の努力の甲斐あってか,小豆栽培は広がりを見せていく。

そして『江戸時代には茶道の菓子にも用いられ ハレの料理にも加えられるようになりました』。

段々と庶民の口にも入る甘味になっていった訳だな。


小倉山の麓で栽培されたこの小豆は,粒が大きく小倉大納言と呼ばれたそうだ。



因みに,どうして大納言なのかって言うと,炊いても(腹が)割れないからだそうだ。

大納言は殿中で抜刀しても腹を召さなくてよかったことに由来して,そう名付けられたんだって。


      

              発祥の由来が載っている。


今ならよく見かけるこの小倉大納言だけど,実は栽培が途絶えていたみたいなんだ。

そして,これを現代に蘇らせたのが,八ツ橋で有名な井筒八ッ橋本舗さんなんだって。

(この石碑井筒八ッ橋本舗さんの六代目の方による)

その甲斐あってか,今では小倉山麓の畑で栽培されているそうだ。


まさかそんなことが事件が起きていたなんて・・・全然知らなかったな(´・ω・)

特に何も思わずに食べていた餡子だけど,沢山の人の努力があって今の餡子があるんだなぁ~と。

今度からは,先人に感謝して食べないといけないなっ♪



   

                  ん,これはなんだろう?

   

                   木製の樋?

   

       江戸中期に造られた菖蒲谷隧道から見つかった木製の樋だって。


この隧道の事をよく知らないから,説明を読んでもピンとこないな?(´・ω・)

菖蒲谷池から北嵯峨一帯に水を引く為の巨大プロジェクトだったようで,今でもこの隧道は現役のようだ。


   

              春には藤が咲くんだろうか?   

   

           この景色も来年までお預けだなぁ~。


   

         上ばかり見ていたけど,足元にだって秋はある。

   

               飛び石を踏みながら進む。

   

              足元にも・・・小さい秋だなっ♪



ちなみに,二尊院さんのHPに『緊急事態宣言発令の為、1/18より2/7まで、一般拝観を休止致します。』とあったので,冬の嵐山へ向かう人は気を付けて欲しいんだな。





では,おやつ。

そろそろチョコレート強化月間なんだけど,緊急事態宣言なのでデパート催事に行くべきか悩み中だ。

   

          ボケてるのは早くおやつを食べたくて焦っている為だ。

        

                      京都祇園あのんあんぽーね


   

                    瓶が重いので躊躇しがちだけど,今回は頑張って持ち帰った。

   

             瓶の他には,最中種が5袋。

   

           桜モチーフが可愛いな(´ω`*)

では,準備しようか・・・・・・

   

       最中種を用意し,粒あんますかるぽーねの瓶の蓋を開ける。

   

        同梱されている木べらで,まずは粒あんをドーン!


でも,これだけじゃ終わらない。


   

    もう一つの最中種には,ますかるぽーねを「これでもかっ!」と盛る。

   

             そっと蓋を載せたら完成だ♪


少しくらい溢れてたって構わない。

だって,その方が美味しいから♪

でも,決して,無理に抑えちゃ駄目だぞ。

最中が割れちゃうからな。


   

              では,自作の最中をいっただきま~す♪


う~ん♪

餡子とマスカルポーネってやっぱり合うよなぁ~。

スーパーで買ってきたお買い得な餡子とマスカルポーネをトーストに載せて,名古屋風の小倉トーストをアレンジしたことがあるけど,やっぱり何かが違う。

餡子が違うのかなぁ・・・。


ますかるぽーね粒あんの甘さを引き立て優しく包み込み,二つは融け合いまろやかな味わいとなる。

本当に,これは素晴らしいマリアージュ(´艸`*)



と言う訳で,あのんあんぽーねに興味のあるみんなは,是非ともお試ししてくれよなっ♪

近所の人以外は,瓶が重いので通販をお勧めするけどな。

それと季節限定のフレーバー(バレンタインはチョコあん)もいいけど,まずは粒あんで!(ここ大事)





【ご連絡】


昨晩寝落ちしたので,コメント返しとご訪問が遅れてる。

夕方にでも伺うので,申し訳ない・・・