緊急事態宣言下なので出かけるのが躊躇われるな。

と言う訳で,少し前の探鳥のお話にしようと思う。


まだ桜のつぼみが固い頃・・・

遠くに見える桜の枝に黄色い物が見えた。


・・・?

桜でないのは明らかだけど,何かの花が咲いてるのかな?


近寄ってみれば,桜の木には一羽のヒヨドリが居た。


  

              3月20頃の蕾のままの桜の木。


ヒヨドリの色合いが枝に似ているので,遠目には分からなかったようだ。



山崎川沿いの桜並木の下には,沢山のタンポポが生えている。

見た目からして土手のタンポポだろうな。

きちんと見た事は無いけど,この写真だと西洋タンポポっぽいかな?


西洋タンポポは萼の部分が開いていて,在来種の日本タンポポは萼がぴったりと閉じた感じに見えるんだ。

朝早い時間に上から見ると,花が開いていないので見分けがつき易いんだけどな。



  

              黄色い花を咥えたヒヨドリ



桜の頃に紹介したけど,ヒヨドリは甘党で花の蜜が大好きだ。

でも,雑食なので色んなものを食べるんだな。

例えば,子育てシーズンは特に虫を好む。

これはタンパク質が必要だからだろう。

そう言えばタンポポの花言葉は沢山あるんだけど,個人的には幸せというのがいいと思う。
(全くベクトルの違う別離というのもある)

先の見えない日々が続いていて,ついつい下を向きがちだけど,幸せは意外と足元にあったりするのかもしれないな。

そしてそんな幸せを丸吞みしようとするヒヨちゃん・・・


  

秋には他の野鳥に混じって柿をつついてるし,バナナやリンゴなどの果物やメジロゼリー*も食べる。


*メジロゼリー(野鳥ゼリー)
バードフィーダーに置いておくとスズメやムクドリ,たまにシジュウカラが来る。
匂いにつられてカナブンとかも来るので,蜂には注意。

後は,ベランダで育ててた野菜を齧られたとか,冬場に畑のキャベツを食い荒らされた鳥害の話も聞く。


そんな訳で,普段は葉っぱを食べないヒヨドリでも,食べ物が少ない時期には生きる為に食べるって事だな。



ローカルネタなので,おやつもローカルに。
   

               たぬきケーキを買ってきた。

川沿いを歩いて行った交差点のそばにあるお菓子工房Hollandオランダというお店で見つけたんだ。なんでも40年以上のロングセラーだそうだ。


  

              とぼけた顔がとってもゆるい。

耳はアーモンドスライスで,尻尾はアーモンドでできている。

暫く前に某blogでたぬきケーキの話があがっていて,急に気になった次第だ。 

             

恐らくは,昭和の頃から大きく変わらない作りであろうたぬきケーキ

中身はシンプルだけど手作り感がある表情が面白いし,昭和レトロなケーキもいいかも♪


因みにケーキ屋さんなのに何故オランダ?と昔から気になっていたけど,戦後に開店した時はカステラ屋さんだったんだって。