昨日,燕の鳴き声を聞いた。
もうすぐ春だなぁ~。
・・・ってことは,キンクロさんが帰ってしまう。
名残惜しいので冬鳥を探しに川沿いの道をぷらぷらっとする。
こちらからは,どのキンクロさんが会った事がある個体なのか判別がつかないけど・・・。
ひょっとして向うは覚えていて「また,あいつが来てる」くらいに認識されてるんだろうか?
花粉症よけに,マスクとメガネをかけて帽子も被る。
はっきりいって怪しい人だ。
鳥に興味のない人は,冬しか来ない鴨がこの川にいるなんて思っていないようだ。
先日Upしたパンダ猫の写真を撮ってた時も,「ニャンコスキー」と思われて話しかけられた。
それにしても・・・
気持ちよさそうだ。
許されるなら,あんな風にザブザブして花粉を落としたい。
とは言っても,今年の花粉症はまだマシな方で。
薬が効いてるのか,毎年よりもよく眠れてる。
ただ,マスクのストックがなぁ。
ヒノキ花粉が落ち着く頃までは足りると思うけど,これ以上長引くと辛いな。
特に黄砂の事を考えると恐ろしくなるな。
あ,あっちにもキンク・・・
いや,あの頭の色は・・・・・・
今年初のホシハジロっ!
え,ってことは,雌もいる?
と探したけれど,見つからない。
それでもめげずにホシハジロを探しながらうろうろしていると,遠くに見慣れない姿を見つけた。
あ・・・あれはハシビロさんでは!
こちらも初物のハシビロガモだ。
え,ハシビロと言えばハシビロコウでは?って。
残念だけど,近所の川にはハシビロコウはいないぞ・・・。
因みに,ハシビロガモは,漢字では嘴広鴨って書くんだ。
同じようにくちばしに特徴のあるハシビロコウは嘴広鸛と書く。
何故,ペリカンの仲間なのに鸛(コウノトリ)と書くのかは調べたことが無い。
それにハシビロコウのくちばしは木靴っぽく丸みを帯びてるので,何かの勘違いで付けられたのかもしれないな。
では,ハシビロガモの話に戻ろう。
ハシビロガモは,くちばしが平たくて,普通の鴨よりも長め目だ。
向きが逆なので分かり難いかもしれないけど,キンクロさんと比べるとくちばしが長いのが分かるんじゃないかな?
この角度なら,くちばしがスコップ状になってるのが分かり易いだろうか。
因みに英語ではNorthern Shovelerと呼ばれている。
shovel=スコップ(シャベル)なので,スコップですくう人っていう意味なんだな。
ところで,みんなの地域ではスコップとシャベルの違いってどうなってるんだろう?
「かえる」は小さめで片手で使うのがスコップで,大きな穴を掘るのに使うのがシャベルだと思うんだけど。
地域によっては逆みたいで,話をしていて会話が成立してそうで,どこかちぐはぐになったことがある。
今日は,とりとめのない探鳥日記になってしまったけど,次回は橿原のお話の続きを予定しているぞっ♪