では,年越ししてしまった二尊院さんのお話の続きだぞっ♪
鬼瓦の額飾りが気になる。
ただの太陽(日輪)だと思うけど,何となく額帯鏡っぽくて面白いなっ(´ω`*)
近くに月の鬼瓦は無いのかな・・・と思ったけど,ここにはこの一つしか置かれていなかった。
朝日に照らされた紅葉は豪奢な織物のようだ。
本堂から見た勅使門。
秋だけの特別な華手水だって。
手水鉢とは思えない程に華やかな様子だ。
ここ数年,様々なお寺で花手水を見かけることが多くなったな。
今年はコロナの関係で柄杓が使えなかったりするので,ちょうどいいのかもしれないな。
う~ん,ひょっとして元は白い菊だったのかなぁ~。
ほんのり紫色に染まった管物咲が印象的だった。
シンプルな手水鉢でも,こうやって様々な色合いの菊を飾ると全く違う印象になるな。
自然が作り出した紅葉の圧倒するような何かはないけれど,小さな花たちにコロナ禍でささくれだった心を潤して貰った気がした(*´ω`)
手水鉢から少し進むと立派な鐘楼がある。
下に置かれているのは古い梵鐘らしい。
鐘楼は慶長年間(1596~1615)に建立されたものなんだって。
豊臣秀吉が亡くなったのが慶長3年の夏なので,大体の時代背景は分かるかな?
しあわせの鐘
元々の梵鐘は慶長9年(1604)に鋳造されたそうだ。
つまり江戸幕府を開府した翌年に造られたってことだな。
現在使われているのは,平成4年に再鋳されたもののようだ。
懸魚に夢中で気付かなかったけど,この鬼瓦も太陽の額飾りをしているな。
ひょっとして・・・反対側は「月」だったのかな?
今度行くことがあったら確認してこよう。
こういうのにパッと気が付くようになりたいんだけど,なかなか思うようにならないな。
では,おやつ♪
単行本より少し小さめサイズだけど,ずっしりとした箱だ。
都松庵さんのYOKAN FOR COFFEE コーヒーのための羊羹
YOKANと書かれた箱が4つ。
都松庵さんについてはこちらを
あんこをたっぷり召しませ。(MIYAKO MONAKA)
見た目は只の羊羹。
でも断面を見てみると,何か入ってるのが分かる。
ワインのような甘い香りがする。
では,試食タイム♪
・・・・・・
ぷちぷち?
羊羹だけど餡子っぽさが少なく軽い口当たりなのは,浅練りタイプだから?
で,このぷちぷち感には覚えがあるぞ・・・
そう,ドライいちじくだっ!
原材料名を見てみると『ドライいちじく、クルミプラリネ、あんずシラップ漬』と書かれている。
甘いんだけどさっぱりしているのは,いちじくやあんずといった果物由来の甘さだからかもしれない。
それに,このいちじくの食感がともすれば重く感じる羊羹にアクセントを与えていて,最後まで飽きずに食べれるなっ♪
なんでも,この羊羹の発売をきっかけにBLUE BOTTLE COFFEEとのコラボ羊羹が産まれたそうだ。
コラボの方は,シナモンやコリアンダーも入ったスパイシーなものに仕上がってるみたいだな。
と言う訳で,都松庵さんのYOKAN FOR COFFEE コーヒーのための羊羹に興味のあるみんなは,お試ししてくれよなっ♪
京都駅新幹線コンコース内のキオスクや京都タワービルのお店でも取り扱いがあるし,通販もできるようだ。
因みに,ここのお菓子は米粉を使っているので,小麦アレルギーの人も食べれるかもしれない。