旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
ねじりまんぽの「まんぽ」って何なんだ? [ぷらぷらっと京都]
さて,今日は蹴上の続きだな。
インクラインのレール跡。
公園の噴水は水も枯れて,ちょっと寂し気。
前回ちょろっと紹介した田辺朔郎の像。
結構な距離を下ってきた気がするな。
「かえる」はトレッキングシューズだから,ガンガン歩いちゃったけどな。
砂利というよりも子供の拳くらいの石も多いから,雨上がりとかは気を付けないと足を取られると思う。
特に女の人は,華奢なヒールでは歩かない方がいいと思うぞ。
こちらも復元された三十石船。
さて,そろそろ目的地だな。
蹴上の9番出口が道路の向こう側に見える。
最寄り出口は蹴上駅の1番出口。
実は,インクライン跡を歩かなくてもいいんだな。
単に雰囲気を楽しみたいから歩いただけで。
勿論,桜のシーズンとかは歩くといいと思うけどなっ♪
で,1番出口を出て坂を登れば日向さんの参道で,坂を下れば今回の目的地に辿り着く。
到着!
これが有名なねじりまんぽ。
「かえる」は小さい頃,この「ねじりまんぽ」をお菓子だと思ってた。
3色の飴が棒にねじってあるお菓子って分かるかなぁ?
あれの事だと思ってた。
お陰で,誤解が解けた今でも「ねじりまんぽ」と聞くとよだれが出てくる始末だ・・・(;´Д`)
この間,遭難事故の話を書いたけど,覚えてるかな?
非常時には,このトレイルの標識のナンバーを伝えることになってるんだ。
つまり「そういうことが予想される場所がある」って事なんだな。
「雄観奇想」
篆書体なんて普段使わないから読みにくいことこの上ないけど,右から「ゆうかんきそう」と読む。
「雄観奇想」とは,辞書によれば「優れた眺め」と「思いもよらない考え」という意味のようだ。
北垣国道(きたがきくにみち)第3代京都府知事の手によるものなんだって。
では,トンネルへレッツゴ~♪
一見,何の変哲もないトンネルなんだけど・・・・・・
何か・・・変な感じ。
そう,壁が渦を巻くようにねじれているんだな。
今は復元されたレール上に船がぽつんと残されているだけだけど,昔はこの上を台車に乗った船が動いていたんだな。
上からの力を分散させ,トンネルの耐久性を高める為に,レンガを螺旋状に配置したんだって。
反対側(南禅寺寄り)から。
気になるのは,このトンネル内壁のデザイン。
高速のトンネルにあるような退避場所なのかな?
それともただのデザインなんだろうか?
「陽気発処」と書かれていたらしい?
ようきをはっするところ・・・。
どうやら朱子語類*の「陽気発処 金石亦透 精神一到 何事不成」(ようきはっするところ きんせきもまたとおる せいしんいっとう なにごとかならざらん)からの引用のようだ。
「陽の気が発すれば石も金も透かし通してしまう。精神を集中して物事に当たれば,どんなことでもできる」のような意味なんだな。
*朱子語類=宋の朱熹(しゅき=朱子学で有名な儒学者)の弟子たちが,その思想をまとめ上げた本。
多分,両方の扁額を合わせて考えると,このインクラインの事を指してるんだと思うんだな。
精神を集中して物事に当たった結果,この素晴らしい眺めを造り上げた,とかそんな意味じゃないのかなぁ?
因みに,こちらも同じく北垣国道さんの篆書。
どちらの扁額も粟田焼という京都の焼き物だそうだ。
残念な事に,今ではその担い手がいなくなってしまった幻の焼き物。
昔は海外での人気にあやかって輸出されていたそうだけど,戦争でそれも途絶えてしまったそうだ。
ただ,最近になって粟田焼を復興させた人がいると聞いたので,そのうちにこの扁額も修復されるかもしれないな。
ところで,「ねじりまんぽ」の「まんぽ」って・・・何?という声が聞こえてきそうなので,ちょっと説明しておこうかな。
まんぽというのは,元々は「間符(まぶ)」という言葉が訛ったと言われている。
この間符は,天井川や鉄道の下を通した小さなトンネルが事を指すんだそうだ。
三重県鈴鹿では素掘りの地下水を取水する横井戸を「マンボ」と呼び,愛媛には大黒間符(マブ)と呼ばれる坑道跡もあるんだな。
で,鉄道の下を通した小さなねじれたトンネルを略して「ねじりまんぽ」と呼ばれるようになったんだと思う。
(色々調べても確証は持てなかったから断言はできないけど。)
唐突だけど,すまない,まだご飯食べてないんだ(;´∀`)
なので,おやつの話はまた次回にでも・・・。
「ねじりまんぽ」
わたしもお菓子だと思いました!
とんねるなんですね、しかもねじれてる
とんねるの先は異次元へとつながっていそう★
by はなだ雲 (2018-11-19 06:43)
なるほど~ そういう理由でレンガの並びがねじれているのでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-11-19 16:27)
こじろうさんこんにちは。
蹴上駅からこのねじりまんぽが見えました。
このトンネルに、そのような名前がついていたのは知りませんでした。
by ネオ・アッキー (2018-11-21 12:40)
はなだ雲さん,こんばんは♪
よかった~,同じように感じてる人がいて・・・。
理由は分からないけど,美味しそうな響きがするよなぁ?
ねじれた先は,実はよく似た別世界・・・(;´Д`)
by こじろう (2018-11-25 20:06)
ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
丈夫なんだろうけど,捻じれのせいか,、何となく不安になってくるんだなぁ~(;´・ω・)
by こじろう (2018-11-25 20:10)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
このトンネル,意外と見落としちゃうんだよなぁ。
向かい側から見ると,捻じれが見えないから只のトンネルだし・・・(;´Д`)
by こじろう (2018-11-25 20:12)