旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
うねびやまのうしとらのすみのみささぎ。~橿原でハイキング。その7。~ [思い立った奈良]
さて,今日は橿原神宮から少し離れた場所からスタートだ。
前回,北参道から外へ出たんだけど,そこから県道沿いに少し北の方へ歩き出す。
しかし,あっついな。
今,30度以上あるんじゃないか?
奈良(橿原)って,思ってたよりも暑い。
名古屋とは違った暑さで,あくまでも個人的な感覚だけど,名古屋より断然に湿気が少ない気がする。
でも,太陽が近いような感覚を覚える。
そんな訳でやって来たのは,神武天皇陵だ。
ちょっと斜めで申し訳ない。
ガラケー持ちなのでタブレットとコンデジを使ってるんだけど,カメラって便利だなって思う。
当然だけど,片手で操作しやすい。
タブレットは色々便利だけど,片手で操作は・・・やっぱり難しいな。
指がつりそうになる (;´Д`)
県道沿いに突然現れる玉砂利の道に驚かされる。
白い玉砂利とは対照的な鬱蒼と茂った木々に挟まれた参道。
水は少ないけど澄んでいる。
これも周濠なのかな?
墳丘が見えないし,まだ先にも周濠がありそうだな。
通常,古墳を造る時には墳丘予定地の周囲を掘って土を盛るんだけど,この堀を周濠と呼ぶんだ。
結局,Google先生に頼ったところ,墳丘の周囲にしっかりした周濠があるようだと分かった。
どうやら,その幅は16メートルにも及ぶようだ。
玉砂利の敷かれた参道を歩き出す。
歩き始めたはいいけど,物凄く玉砂利が深くて,またまた驚く。
う~ん,革靴だと半分くらい沈み込みそうだな。
多分,目的地に着くころには靴の中に石が入り込んでるんじゃないかな。
まぁ,「かえる」はハイキング仕様だから問題ないんだけど。
問題と言えば,人様のお墓へ向かうのに軽登山の服装な方が問題になりそうだ。
日向と日陰の差が激しい。
9月の終わりなのに30度超えてるんじゃないか?っていうくらいのいいお天気な訳だけど,多分,それだけじゃない。
橿原神宮でも思ったけど,太陽が近くに感じられるって言うか,眩しい。
「かえる」の地元の熱田神宮も玉砂利が敷かれた広い参道があって,両側には森のようになっている。
でも,雰囲気が違う。
静かなのは同じなんだけど,少し薄暗くて少し湿り気を帯びたしっとりした空気が流れている。
少し前,即位礼の時に天叢雲剣が東京に運ばれたから,名古屋は晴れて東京は雨降りってtweetが流れてただろ?
あれってあながち嘘でもないのかも,って思うんだな。
まぁ,個人的な感覚によるものだけど,少なくとも熱田さんがカラっとしてるとは思わない。
2つ目の周濠は,薄暗い影の中にあって様子がよく見えない。
巨石をくり抜いた手水鉢。
さて,手水鉢があるという事は,いよいよ目的地に到着したってことだ。
素木の鳥居は天皇家と関わりがある事を示している。
真正面の鳥居の奥には,小振りな鳥居が見える。
ここでふと思う。
参拝?は神社と同じような作法でいいんだろうか?
う~ん・・・人っ子一人いない。
静かなのはいいけど,こういう時に右に倣えもできないのは困ったものだ。
どうしようかと暫く悩んでみたけど,はっきり言って挙動不審人物にしか見えないだろうな。
防カメくらいはあるんだろうし,これ以上の棒立ち状態は危険過ぎる・・・(;´Д`)
先日行われた親謁の儀の時には,奥の門扉も開いていたな。
テレビで見た時に,こぢんまりした鳥居の更に奥に鳥居があるのが見えたけど,門扉の隙間からぼんやりとそのシルエットが見える。
どうやら二つ目の鳥居と最奥の鳥居の間にも周濠があるようだ。
そう言えば,ここは一般的には神武天皇陵と呼ばれているけど,実は畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)なんだって。
振り仮名で読むと頓珍漢になりそうだけど,神武天皇陵は畝傍山の東北にあるとされていたそうなんだな。
だから,うしとらは丑寅で東北の事。
陵は,訓読みで「みささぎ」で,丘とか王族などのお墓のことを指す。
こうやって分解すると,畝傍山の東北の隅にある墳墓だって分かるだろ?
実は,今の場所以外にも幾つかの候補地があったようなんだ。
ここが本当の墳墓の場所だという決定的な何かがあったのかどうかは分からないけどな。
だって,天皇陵は皇室の財産の為,文化財保護法の適用外で学術調査が難しい。
できることなら調査研究を進めて欲しいような気がするけど,自分の身内のお墓だったら・・・とも思うし,難しいな。
どの鳥居も決して大きなものではないんだけどな。
広い空間の中にぽつんとあるからだろうか,とても荘厳な感じがする。
お天気に恵まれたっていうのも大きいかな。
抜けるような青空の下には樹で覆われた森のような墳丘。
そしてどこまでも続くような錯覚を覚える白く輝く玉砂利。
陵墓なのに,とても穏やかで,どこを切り取っても絵になるってすごいなぁ。
なんて言うか,語彙力が乏しくなるくらいの迫力がある場所だったんだな。
そんな訳で,今日は神武天皇陵へ行ってきたお話だったぞっ♪
ここまでの移動をまとめるとこんな感じだ。
1.橿原神宮→2.東大谷日女命神社→3.畝傍山口神社→4.畝傍山山頂(三角点)→(若桜友苑)→5.イトクノモリ古墳→6.神武天皇陵
という訳で,次回は綏靖天皇陵からスタートだ。
今日はちょっと遅くなってしまったので,おやつは次回に持ち越しで。
すまないんだな・・・(´・ω・)
2019-12-01 21:00
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コメント(8)
こんにちは。
本命?「神武天皇陵」ですね。行った事のない場所。
「玉砂利」は歩き難いですね。体力を消耗します。
以前、鳥居について調べた時・・・
詳細に分けると100以上あるとか?書かれてました。興味を惹かれる分野です。
神武天皇陵、分からない事が多いですね。出来れば調査して欲しい・・・
新しい発見・資料が出てくる可能性が高いです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-12-01 22:57)
素木の鳥居
質素だけど威厳があって神秘的で
なんだかとても頼もしい気がします^^
太陽に近い奈良って
日本でいちばん神様に近い場所なのかな♪
by はなだ雲 (2019-12-02 06:52)
ゴミ一つ落ちてない玉砂利の道は見てて気持ちが良いでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-12-02 18:39)
こじろうさんこんばんは。
玉砂利の敷かれた道を歩いていくのは、ハイキング仕様でないと、歩きにくい感じもしますね。
by ネオ・アッキー (2019-12-04 23:46)
Boss365さん,こんばんは♪
神武天皇陵は気になっていたけど,何かきっかけが無いと出かけないっていう場所かな。
玉砂利の参道が始まってすぐの辺りがすごく深くて,ズポッと沈み込む感じだったんだ。途中からは普通の深さと言うか浅さにになったけどな。
鳥居も色んな種類があるから,出かけた先の鳥居が何鳥居なのか?とか,変わった鳥居を見ると気になって仕方がないんだな (*´ω`)
by こじろう (2019-12-08 19:09)
はなだ雲さん,こんばんは♪
お稲荷さんの朱い鳥居も好きだけど,素木の鳥居も素敵だよなぁ。
小さい頃から熱田さんで慣れ親しんでるから,って言いうのもあるのかもしれないけど,木目の持つ迫力が伝わって来るからかもしれないなっ♪
太陽を近く感じたのはどうしてなのか分からないけど,自然との調和なのかもしれないな。
by こじろう (2019-12-08 19:14)
ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
ゴミ一つない誰も居ない参道って気持ちがいい。
静かな空間に,自分の靴が砂利を踏みしめる音だけが響いてる・・・すごく不思議な感覚だったぞっ♪
by こじろう (2019-12-08 19:17)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
奈良と言うか橿原ではこんなものなのかな?と思ったけど,橿原神宮と比べても明らかに深く砂利が敷かれていた。
途中からは歩き易くなったけど,自分の足が「ざくっ!」と音を立てて沈み込んだ瞬間はびっくりしちゃったんだな。
by こじろう (2019-12-08 19:20)