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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

鴇色のミステリー。 ~橿原でハイキング。その8。~ [思い立った奈良]

今日は早く帰って来たんだけど,「ダーウィンが来た!」を見てたら夢中になっていてUpがいつもと変わらないような時間になっていた。

今日はガーの特集回だったんだな。

特にアリゲーターガーが有名かな?

ガーって言うのは,シーラカンスと同じように,恐竜たちが生きていた時代から生態を変えていない巨大な生きた化石なんだぞっ♪

で,それを見ていたらガーのぬいぐるみが欲しくなった。

できればスポテッドがいいなぁ~と検索したら,アリゲーターガーのペンケースはあるようだ。

ただ,ちょっと不細工気味なのでどうしようか悩ましい。

 

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では,今日も橿原をぷらぷらっとハイキングだな。


前回は,初代天皇の神武天皇陵へ行ってきたお話だったけど,今回は第2代の陵墓だ。


神武天皇陵から元来た県道へ出て,15分ほど北へ向かう。

さっきも似たような景色だったなぁ~と思ったら,やっぱりここが目的地のようだ。


   DSC00548.JPG

     ただ,入口には神武天皇陵のような石碑は立っていない。


ところで・・・みんなは第2代の天皇が誰だか知ってるかな?




では,答え合わせ。

   DSC00549.JPG

          第2代は,綏靖(すいぜい)天皇だ。


綏も靖も「やすんずる」と読めるので,国を安定させるという意味合いの諡なんだろうか?

何しろ存在自体があやふやな欠史八代(第2代~第8代)の1人目なので,情報が少ないんだな。
   

しかし,この綏靖天皇には変な言い伝えと言うか,逸話があるんだ。

なんでも,朝晩に人を食べていたと言われているんだ・・・。

ただ,これは後世の創作であるとされているので安心して欲しい。

まぁ,古代中国とかではカニバリズムな話はよく見受けられるけどな。

恐らくは何か元になった出来事があるんだろうけど。

ひょっとしたら,異母兄との跡目争いとかが原因とかかな。

この時代にはおかしい話じゃないんだろうけど,異母兄は父親(神武天皇)の死後,その皇后(綏靖天皇の母)を娶ったんだ。

で,異母弟(綏靖天皇)たちを排除しようと試みたんだって。

結局,返り討ちにされちゃって,綏靖天皇が2代目として即位する訳だ。


   DSC00550.JPG

      L字の参道は短めで,目と鼻の先に鳥居が見える。


そもそも欠史八代の時代については,現状,どこまでが事実でどこからが創作なのか分かる訳がない。

全ての天皇陵の大規模発掘でも行われない限り,一般人がそれを知ることはできない。

でも,見方によっては墓荒らしだから,難しいよなぁ・・・。


個人的には,全く謎の無い歴史って言うのもつまらないものだと思う。

知りたいっていう欲求もあるけど,何かしらのロマンがあるなら謎は謎のままでもいいかも,と思ったりもする (*´ω`)

   


・・・初代と違って,結構小規模なんだな。


   DSC00552.JPG

        簡単な門扉があるだけで,手前に鳥居はない。


う~ん,ちょっと拍子抜け。

だって,初代がアレなら2代目の綏靖天皇陵だって・・・って思うだろ?

特に橿原神宮から流れてきてるからだろうけど,余計にその規模に驚かされる。

陵墓は円丘で直径約30メートル高さ約3.5メートルの円墳のようだ。


実は,江戸時代には「ここ」こそが神武天皇陵とされていたそうだ。

そして,補修工事なども行われている。

言われてみれば「ここ」も畝傍山の東北だからなぁ。

確か,去年調査が行われた筈だけど凄い発見があった訳ではなさそうだし,今後に期待だな。


   DSC00551.JPG

         ひっそりと森の中に隠されている。


因みに綏靖天皇陵の正式名称は,桃花鳥田丘上陵(つきだのおかのえのみささぎ)。

これはまた,初見では読めない振り仮名だ。

まずは,前回同様に分解しよう。


一般的に,「桃花鳥」は鴇(トキ=朱鷺)の事を指すんだ。

鴇って,ぱっと見は白いけど,翼や尾が淡紅色で桃の花のような色合いをしているだろ?

そこから「桃花鳥」は「トキ」の事を指すと分かる。

で,ここで一捻り。

実は,万葉集や日本書紀では「桃」を「ツキ」と読んでいたようなんだな。

桃の花で染めた桃花布は「つきそめぬの」で,桃花褐は「つきそめ」なんだって。

これで「桃花鳥」が「つき」と読めるようになっただろ?


鴇も江戸時代に訛ってトキになったという説もあるくらいだし,言葉の変化っておもしろいよなっ♪

あ,でもギャル語は変換するのが難しいものもあるから,興味深いようで悩ましい言葉の変化だな。


話を戻して。

そしたら後は簡単だな。

桃花鳥(つき) 田(だ) の 丘(おか) の 上(え=うえ) の 陵(みささぎ)。

ひょっとして,丘上を一括りで「おかのえ」の方が正しいかな?

でも,これでもう噛むことなく読めるようになった筈だ。


さらっと読めるようになったところで,疑問が湧いてきた人がいる思う。

「おかのうえ の みささぎ」なんだろ?って。

そう,ここはどう見ても平地だ。

・・・・・・初代にしては小規模過ぎるけど,2代目のものだとしたら場所がしっくりこない。

まぁ,この辺りって藤原京の為に削平してる場所があるようだから,ひょっとしたら・・・って事も無きにしも非ずかも。


謎が謎を呼ぶ。

これが歴史の醍醐味っていうものだけど,やっぱり大々的に調査して欲しいような~と矛盾した思いが悩ましい。



   DSC00554.JPG

              スダジイかな?


参道には沢山の団栗が落ちていた。

ちょうどいい季節だもんな。


   DSC00553 - コピー.JPG

      普通の団栗と違って,実を丸ごと包み込むような殻がある。


細長くて,筍のように先が少し沿っているのも特徴だ。

因みに,スダジイは灰汁が少ないので,炒って食べることができる。

でも,場所が場所なだけに,許可なく草木や石を持ち出しちゃ駄目だぞ。

それに,仮にもお墓に生えてる団栗だからな,食用にするのはどうかと思うんだな。



では,おやつ。

   DSCN0202.JPG

   Lilionte(リリオンテ)Xづっとなら Lili-chocone(リリショコネ)




ところで,づっとならって何だろう?


「伊勢の海の 沖つ白波 花にもが 包みて妹が 家づとにせむ」


これは万葉集に載っている歌で,養老二年(718年)に元正天皇の美濃国への行幸に随行した安貴王(あきおう)が詠んだ歌だ。

「伊勢の海の白波が花であったなら 包んで彼女へのお土産にするのになぁ~」って感じかな。


「つと」って言うのは,食料を布や葉っぱで包んだ物の事だ。

じゃあ,「家づと」は?って言えば,多分,予想がつくだろうけど,家で待っている家族の為に旅先の食べ物などを持ち帰ったものを指すんだな。


これを踏まえて,大切な誰かへの「家づと」が「ずっと」続いていくようにとの思いを込めて「づっとなら」という名付けたんだって。



   DSCN0203.JPG

     手のひらに載るサイズの箱なんだけど,凝ったデザインだ。


箱の上に描かれた鹿の顔を模った水引が可愛いな。

因みに,この鹿の水引が刺繍されたタオルもあるんだぞっ♪

残念ながら買ってはいないんだけどな。



で,肝心の中身は?


   DSCN0204.JPG

              まぁるいお菓子が入ってる。


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                  個包装された謎のお菓子。


   DSCN0206.JPG

           う~ん,取り敢えず割ってみるか・・・・・・


   DSCN0207.JPG

      表面はコーティングされている為,刃先が入らない。 


   DSCN0208.JPG

        思い切って割ったけど,失敗した・・・(;´∀`))))


すまない,コレジャナイ感が凄いなと反省してる。

ま,取り敢えず試食タ~イム!!


という訳で,口の中へ放り込む。


・・・表面のコーティングはm&m'sみたいなチョコレートだ。

口の中では,ぱりぱりと小気味いい音を立ててチョコが割れていく。

チョコの内側には,ドラジェのような甘い層がある。

ん?

あれ,この中身って,まさか・・・

ラムネ!?


チョコにラムネとは,なんとも不思議な味わいだ。

でも,ちょっと癖になる味だな。


そう言えば,最近,森永のラムネ菓子が巨大化しただろ?

ラムネの瓶を真似た容器のあれを1.5倍サイズにしたパックが売ってるんだな。

瓶型のは子供のお菓子っぽくて買うのに躊躇するけど,袋入りなら大人でも買いやすい。

ハイキングの時,ぶどう糖を摂取するのにも大きいサイズの方が効率も良いと思うんだなっ♪



と言う訳で,ちょっと脱線気味だけど,LilionteXづっとならコラボのLili-choconeに興味のあるみんなは,お試ししてくれよなっ♪

橿原なら,八木駅の橿原ナビプラザに売ってると思う。

ただ,コラボ商品なので,限定品の可能性もある。

どうしてもって言う人は,事前に確認して欲しいんだな。


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Boss365

こんにちは。
謎が謎を呼ぶ感じです。醍醐味でも知りたい欲求、欲求不満が募りますね。
「スダジイ」ヤマガラの好物かな?食べた事ないですが、栗のような感じかな?
「LilionteXづっとなら」水引のデザイン、洗練されて良い感んじ。
中身ビジュアル、見るからに「謎のお菓子」ですね(笑)
柔らかい物と想像していましたが・・・
ラムネ入りチョコボールの感じかな?黄色の意図は何だろう!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-12-08 22:07) 

はなだ雲

鹿の顔を模った水引デザイン
センスいいですね♪
ただ中に入ってる黄色い謎のお菓子との
ギャップがあるような...笑
by はなだ雲 (2019-12-08 22:49) 

ぼんぼちぼちぼち

スダジイって、炒ってたべることができるのでやすね。
きっと縄文人とか食べてたんでやしょうね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-12-09 16:26) 

ネオ・アッキー

こじろうさんおはよう御座います。
Lilionte(リリオンテ)Xづっとなら Lili-chocone(リリショコネ)、箱の大きさに比べて、中身は小さめですね。
m&mのチョコレートコーティングのラムネ・・・?
興味深いです。
by ネオ・アッキー (2019-12-11 06:58) 

こじろう

Boss365さん,こんばんは♪
知りたい欲求とそのまましておきたい気持ちが常に葛藤を引き起こす,そんな感じだ。

ヤマガラはスダジイも好きだけど,実はガチの肉食で牛脂の方が好きなんじゃないかと思ったりする時もある・・・(;´・ω・)
スダジイは,栗の甘さを淡くした感じって言うか,例えが難しいけど,ほんわかした気持ちになるような優しい味がするんだな。

謎のお菓子は柚子味のチョコ?だったようだけど,残念ながらよく分からないまま食べ終わってしまったんだな
柚子味の記載漏れについてはお詫びするんだな (;´Д`)

by こじろう (2019-12-13 19:41) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
そもそもが,パッケージの水引のデザインに惹かれて手に取ったんだな。
だから中身を見て「?」で食べて「・・・!?」ってな。
そういうギャップが狙い目なのかもしれないな。
by こじろう (2019-12-13 19:44) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
あく抜きしないといけない団栗も多いので,うっかり食べたら (´゚д゚`) ナンジャコリャア!! ってこともある。

きっと縄文時代には貴重な甘味だったんじゃないかな?
現代人でもほのかに甘さを感じるレベルだからな (*ノωノ)
by こじろう (2019-12-13 19:48) 

こじろう

ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
パケ買いしたんだけど,本当に不思議なお菓子だったんだ。
他に例えが上手くできなかったんだけど,m&m'sと思って食べたら中にじんわり融けていく物体があって・・・。
1個目は別々の方が美味しいんじゃ・・・と思ったんだけど,3つ目あたりからはこの不思議な組み合わせにはまってしまったんだな (*´Д`)
by こじろう (2019-12-13 19:52) 

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