旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
飛鳥川淵は瀬になる世なりとも。 ~橿原でハイキング。その13。~ [思い立った奈良]
最初にお知らせ。
今日のお話の中で1917年飛鳥川氾濫のお話が出てくるので,そう言ったお話が苦手な方は注意して欲しいんだな。
* * * * * * * * * * * *
前回Upしたホテイアオイの花だけど,意外と知られてないのかなぁ。
昔,小さい熱帯魚とかメダカの水槽があって,ホテイアオイを浮かべたことがある。
いつの間にか花が咲いてて綺麗だなぁと思ってた。
だから,後になって侵略的外来種だって知った時は驚いた。
でも,ホテイアオイを水質浄化に利用する事もあるそうだから,一概に悪とは言えないのかもしれないんだけどなぁ。
水面を覆い尽くしてしまう程の強い繁殖力。
水槽で増え過ぎると,肝心の魚が死んでしまう事もあるので注意が必要だ。
で,増え過ぎたら間引くんだけど,子供って残酷でなぁ。
浮嚢(うきぶくろ)部分を水中で潰して,泡が出るのを見ていた喜んでいた悪ガキがここにいる。
更には,ハサミで半分に切ってみたりと,色々やりたい放題だったのも覚えている。
お陰で理科は好きになったけど・・・ (;´・ω・)
ホテイアオイと元薬師寺跡に別れを告げて,歩き出す。
この辺りでは水田が多くみられて,稲穂が重たそうに垂れていた。
実ほど首を垂れる稲穂かな・・・と見習いたいけど,なかなか難しい。
そう言えば中国が春節だな。
でも最近は買い物ツアーでなく,より日本のリアルな生活を体験したいって話も聞くようになってきてる。
それで思い出したんだけど・・・
以前,知り合いの中国人から「日本の田舎の風景を見てみたい」って言われた事があったんだ。
ある時,知り合いが連れてきた中国人のお客様たちを連れて岐阜へ行ったことがあってだな。
偶然,稲の収穫をしている場に出くわしたんだ。
「かえる」にとっては,稲刈りだなぁ~って程度の気持ちだったけど,彼らは感動したようで,写真を撮っていいか農家の人に聞いてくれと言ってきた。
みんなもよくご存じだと思うけど,中国は凄まじい勢いで開発が進んでる。
勿論,田舎の方でも同様で,広大な水田が突如としてビル群になってしまうこともあるんだって。
だから,ある年齢以上の人にとって,田んぼは懐かしい原風景なんだそうだ。
確かに,秋の風に揺れる黄金の波を見ていると,何かしら感じる事はあるんだけど。
ただ,それが何なのかは分からないままだ。
飛鳥川。
前日まで雨が降っていたから,水かさが増していたんだろうか?
穏やかな川に見えるのに,草がなぎ倒されている。
おや・・・あんな所に何かの石碑がある。
故村田巳喜次之碑?
有名な方なんだろうか?
隣りの小さな石碑に書かれた詩と何か関わりがありそうだけど・・・。
何となく気になったこの石碑だけど,どうやら村民を守って亡くなられた巡査さんの慰霊碑のようだ。
奈良県警公式チャンネル*によれば,概要はこんな感じだ。
§ § § § § § §
大正6年(1917)9月末。
一つの台風が日本に接近していた。
勢力はさほど大きいものではなかったものの,10月1日に静岡県に上陸した後に勢力が発達。
満月の夜だったこともあり,東京湾では高潮を引き起こした。
そしてこの台風は,上陸地から遠く離れた奈良にも大きな被害をもたらした。
雨は9月23日から降り始め,既に飛鳥川の水位は上がっていた。
29日には台風の影響もあり,全国で大雨となった。
30日,飛鳥川は決壊の恐れがあるとされ,駐在所の村田巡査は出動した。
現場で土嚢積み作業の指揮を執っていたものの水の勢いは増すばかり。
このままでは危険との判断を下した巡査は,村民を避難誘導し始めたそうだ。
そして,人々の避難が終わった10月1日深夜,ついに堤防は決壊。
1人村に残っていた巡査は濁流に飲み込まれてしまった。
そうして夜が明け,巡査の遺体は村から2㎞以上離れた今井町の橋の傍で発見された。
(覚えてる人もいると思うけど,以前,白漆喰の町から離れる時に渡ったあの橋の辺りだ。)
この台風は近畿地方各地でも大きな被害をもたらし,飛鳥川では54年ぶりの大洪水となった。
後に村の人々によって建てられた慰霊碑に使われた巨石は,多武峰(とうのみね)**から人力で運ばれたそうだ。
昭和35年頃から河川の改修工事も行われ,曲がりくねっていた流れは緩やかに整えられ,川幅も広げられた。
**多武峰(とうのみね)
桜井市の南部の山で紅葉の名所としても有名。
十三重塔がある藤原鎌足を祀った談山神社で有名な場所。
今回の石碑からは凡そ10㎞は離れてると思う。
(いつかハイキングに行きたいと思ってるけど,「かえる」の日帰り旅行では時間的に難しい。)
§ § § § § § §
前回の吉野川分水の事といい,この辺りには水に絡んだ悩ましい歴史が多いんだな。
思い返せば,飛鳥川って流れが激しいと和歌に詠まれてた気がする。
「飛鳥川淵は瀬になる世なりとも~」 って,多分,この飛鳥川の事だと思うんだ。
「かえる」の適当訳:世の中というのは移り変わりが激しい。それは(流れが速い為に)深い淵だった場所が浅い瀬になるような飛鳥川のようです~。
その先は,だけど,あの人への恋心は変わることはない・・・とかそんな恋の歌だった筈。
ふと見上げた空には天へ昇る龍のような雲が浮かんでいた。
川沿いの道を暫く歩く。
栗が落ちている。
リスとか居ないのかな?
今日は写真も少ないし,なんだか長くなってしまったな。
(次回は,もうちょっと写真を多めにできるといいんだけど。)
(次回は,もうちょっと写真を多めにできるといいんだけど。)
では,気分転換におやつ。
幸せの焼ショコラ しかまろくんの初恋。
たっぷり入ったサブレだ。
鹿のしかまろくんが可愛いな。
プレーンとココア味入り。
サブレは四葉のクローバーの形をしている。
だから「幸せの~」なのかな?
そして,中央にはピンクのハート型の焼きショコラが収まっている。
いただきま~す♪(早く食べようと焦ったらボケた)
サブレは少ししっとりしていて,口の中でホロリと崩れる感じだ。
プレーンもココアも程よく甘く,しつこくないのがいいな。
う~ん,焼きショコラがサブレと一体化してて判別が難しいな。
ただ,途中から苺の風味がしてきたから,焼きショコラが苺味なのかな?
パッケージが可愛いので,女性や家族向けだろうか。
写真を撮り損ねてしまったけど,箱に貼られているシールには「奈良」と大きく書かれているから,どこのお土産か一目瞭然なのもポイントが高いな。
という訳で,しかまろくんの初恋 焼きショコラに興味のあるみんなは,是非ともお試ししてくれよなっ♪
この「しかまろくん」奈良観光協会のキャラクターなので,他にも「しかまろくん」
のお菓子があるみたいだぞっ (´ω`*)
*奈良県警公式チャンネル
今回のお話は,奈良県警公式チャンネルを基に書き起こした為,製作者からの申し立て等があった場合,予告なく削除する事があります。
中国の人たちにとって「田んぼは懐かしい原風景」なんですね
どれだけ急発展したんでしょう☆
「しかまろ」くん、眉毛が「まろ」で
すごいカワイイです♪
by はなだ雲 (2020-01-20 06:42)
こんにちは。
「ホテイアオイ」ビオトープは出来ないですが・・・
ベランダでバケツ水草ガーデニング?に良いかも?トライしてみようかな?
「田んぼは懐かしい原風景」は稲作文化あるので共通みたいですね。
中国人に棚田風景を見せたら驚きそうです。
故村田巳喜次之碑、いつの時代も立派な人がいますね。
碑がある事で歴史や備・用心の気持ちを忘れない効果もありそうです。
「しかまろくんの初恋」キャラが印象的で可愛いです(笑)
奈良のキャラクター「せんとくん」だけではない感じ(笑)!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-01-20 13:22)
へえ!ホテイアオイって外来種だったのでやすね。
日本的な雰囲気を感じていたのでびっくりでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-01-21 13:40)
こじろうさんこんばんは。
もうすぐ、中国は春節ですね。
今年は、コロナウィルス性肺炎が流行っているようで、中国人も世注意のような気もします。
「幸せの焼ショコラ しかまろくんの初恋」カワイイですね。
こういうお土産好きです。
by ネオ・アッキー (2020-01-22 23:06)
はなだ雲さん,こんばんは♪
都会の人はともかく,地方の人にとっては,今は見れない懐かしい景色なんだって。
「まろ」眉可愛いよなぁ~。
せんとくんはインパクトがあり過ぎて,嫌いじゃないけど・・・うん。
by こじろう (2020-01-26 19:47)
Boss365さん,こんばんは♪
越冬できるかが分からないからなぁ・・・。
春になってからでも間に合いそうな気がするけど,熱帯魚が生きれる温度なら冬でも大丈夫だ。
中国にも棚田はあるそうなんだな。
自分たちにも言えるけど,外国で似たような文化を見ると気付くことってあるだろ?
そんな感じなのかもしれないな。
せんとくんは・・・公共施設的な場所ではよく見かけるけど,インパクトがあり過ぎて使いにくい時もあるから,こういう可愛いマスコット的な方がいいのかもしれないな。
by こじろう (2020-01-26 19:55)
ぼんぼちぼちぼちさん,こんばんは♪
和風の水鉢にも似合うから,外来種っぽくないよなぁ。
明治頃に持ち込まれたらしいから,外来種って言われてもピンと来ない人が殆どじゃないかな?
by こじろう (2020-01-26 19:58)
ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
本当になぁ・・・色々と悩ましいな。
中国政府がついに動いて,海外への旅行へ制限をかけ始めてるけど,既に脱出した人はどうするんだろうな?
たまには,かわいいお土産もいいだろっ♪
by こじろう (2020-01-26 20:00)