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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

勝利を導くお御籤? ~橿原でハイキング。その3。~ [思い立った奈良]

では,今日も橿原神宮のお話だな。


9月10月と連続で橿原へ出かけたんだけど,名古屋-橿原間って近鉄で約2時間かかるんだ。

新幹線で京都経由して近鉄って言う手もあるけど,こちらも1時間40分以上かかる。

肝心の料金はというと,近鉄特急は3690円,新幹線で京都経由は大体7300円~。

すっごく微妙だろ?

新幹線なら20分短縮できるけど,近鉄の倍の料金,つまり往復分が必要になる。

という訳で,「かえる」はお金を取った。


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           浮いた電車代で朝ごはんを買った。


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  そう言えば,10月に行った時は途中の山で霧が発生していたんだな。



でも,橿原は快晴!

という訳で,橿原神宮の境内の散策からスタートだ。


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  遠つ世の 風ひそかにも 聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く


これまた真新しい感じのする石碑だ。


ここに刻まれた歌は平成28年に天皇皇后両陛下が橿原神宮へいらっしゃったそうで,皇后陛下(現上皇后陛下)がその時の様子をお詠みになられたものらしい。

どうりで新しいんだな。


その脇には大きな岩がごろごろと。

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            こちらはさざれ石。


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「さざれ」って言うのは漢字では「細れ」,要は細かい石からできた大きな岩の事だな。

正式には石灰質角礫岩って言うんだけど,雨水で融けた石灰石が石の間に入り込み,それらを巻き込んで固まったものだ。

当然,大きな岩になるまでには,す~っごく長い時間がかかる。


その不思議な岩を見た男が『さざれ石の巌となりて~』と詠んだそうだ。

後に,この歌は優れた歌として古今和歌集に採録されたけど,身分が低かった為に詠み人知らずとされたんだって。

この詠み人は「さざれ石」を見つけたことに因んで藤原朝臣石位左衛門という名を賜ったとされている。

・・・と言われてるけど(岐阜のさざれ石公園によれば)本当なんだろうか?





そう言えば,以前立ち寄った鞍馬の由岐神社さんで起きた天狗みくじ事件があって以来,お御籤は気になるものの手が出せない。

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        とっても可愛い陶器製の鮎みくじ金鴟(きんし)みくじ


金鵄って言うのは,日本書紀に出てくる金色に輝くトビのことだ。

八咫烏と同様に,神武天皇の東征の際に登場する霊鳥なんだな。

その体から発した光で勝利へと導いたとされるけど,日本書紀にしか登場しないんだなぁ。

黒と金,どうみても見間違えるとは思えないけど,ひょっとしたら同じ鳥だったのかもしれない。

まぁ,霊鳥なんだから姿形なんて,いくらでも変えれるだろうし・・・。


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    参拝も終わったので,さっき入ってきた南神門から再び外へ出る。


南神門の外側には,池があるんだな。

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         まだ季節が早いせいか,冬鳥は少な目だ。


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    近くに寄っても全く動じないので,ナカノヒトいるのか?と思ったほど。


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            穏やかな様子の深田池


  

おや,あんな所に鳥居が見える。

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          振り返ったら森の中に朱色の鳥居が見えた。


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                長山稲荷社


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    よく分からないけど,奥に引き込まれそうな気分になってくる。


         

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   簡素な造りの手水舎だけど,手入れがされているのがよく分かった。



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御祭神は宇迦能御魂神(うかのみたまのかみ),豊受気神(とようけのかみ),大宮能売神(おおみやのめのかみ)。


今では橿原神宮の末社になっているそうだけど,ずっと昔からこの地にあった地主神(とこぬしのかみ)だそうだ。

つまり,この土地を護る神様ってことだな。

長山稲荷さんは,橿原神宮の鎮座以前もそれ以降もこの辺り一帯を護って来たってことだけど,すごくひっそりとしてるのが不思議だな。

お稲荷さんだけあって,商売繁盛や五穀豊穣以外にも開運厄除けのご利益があるそうだぞっ♪


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  境内は苔生していて,僅かな距離なのに外界と切り離されたような風情がある。



さて,今日もこの辺でキリがいいかな?

という訳で,今日のおや・・・つではなく,朝ご飯だ。


名古屋から近鉄で向かうと,大和八木駅で橿原線へと電車を乗り換えるんだ。

乗り換え時間は5分程度だけど,ホームはすぐなのでちょっとだけ余裕がある。


という訳で,朝ごはんを買うことにしたんだな。

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         八木駅(橿原線ホーム)のうめもり


前回来た時は,どれを買おうか悩んでいるうちに電車が来てしまったんだ。


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             おすすめはわさび葉寿し


2個まとめ買いのタイムサービス品もある。

どれも美味しそうだけど(鯖以外),お店のお姉さんのおすすめを聞いてみる。

どうやら,合鴨秋刀魚が季節限定品のようなので,この2つをチョイス。


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         保冷剤とお手拭きも入れて貰えた。



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            まずは秋刀魚から。


脂ののった秋刀魚とおにぎりってどうよ?と思ったけど,これが思ったよりもさっぱりとしている。

しっとりしているように見えたわさび葉だけど意外とパリっとしていて,破れた瞬間にわさびのような香りが鼻へと抜ける。

辛みはあまり感じなかったけど,多分,「かえる」が山葵が好きだからだと思う。

練わさびの味は苦手だけど,すり下ろした山葵の香りと辛みは大好きなんだな。

そして,そのわさび葉の辛みと香りが,秋刀魚の脂くささを中和しているんだろう。

実は秋刀魚の下には薄焼たまごが敷かれていて,ほんわりとしたそれが秋刀魚とおにぎりが分離するのを防いでいる気がする。



こちらは合鴨

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                合鴨も好き。


普段,あまり食べることのない合鴨だけど,実はこちらも大好物。

癖があるから苦手な人もいると思うけどな。

ただ,わさび葉寿しとして食べるのなら,魚系の方がしっくりくるかもしれない。

・・・そう,ぺろん!とおにぎりから剥がして合鴨だけで食べてしまったのは,お店の人には内緒だ。

でも,お魚系が苦手な人とか,少しピリッとするけどお子さんでも食べれるんじゃないかなぁ?


そうだな,今度うめもりさんに寄る機会があったら定番っぽいものにも挑戦したいな。

あぁ,鯖以外でな (;´Д`)

鮭とかいいんじゃないかな。

奈良と言ったら柿の葉寿司のイメージばかりだったけど,わさび葉寿しもあなどれないぞっ♪ 



という訳で,橿原の旅は,まだまだ続く。

多分,次回が畝傍山散策になると思うぞっ♪

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