旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
https://bokutokaerunikki.blog.so-net.ne.jp/
「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
日本のはじまりの地へ。 ~橿原でハイキング。その2。~ [思い立った奈良]
さてっと,今日は奈良県の橿原へ行ったお話の続きだぞっ♪
奈良って言っても,東大寺の辺りじゃなくて,そこから車で南へ一時間ほど向かった先。
地理的には,石舞台古墳とか高松塚古墳の方が近い。
つまりは,東大寺よりも古い時代の文化が栄えた地って感じだな。
そしてやって来たのは,日本という国の始まりの地。
建国の聖地である橿原神宮だ。
なんで「はじまりの地」なのかって?
それは,初代の天皇であった神武天皇が即位をした場所とされているからなんだな。
一の鳥居
なんだか真新しい感じがするなぁ~と思っていたら,この3月に建て替えられたばかりだそうだ。
前の鳥居はおよそ80年前に建てられたそうだけど,来年の創建130年に合わせて改修工事を行っているんだって。
笠木などは今まで使われていたものを再利用し,柱にはカナダ産のヒノキが使われたんだって。
で,境内には4つの鳥居があるんだけど,この時には表参道のこの鳥居と西参道の鳥居が建て替えられたそうだ。
なので,残りの鳥居も順次建て替えるようだ。
表参道の様子。2019年9月現在。
実は,先日(10月に入ってから)再び橿原神宮へ行ったんだな。
そしたら,この時(9月)にはなんともなかった鳥居の改修工事が始まっていて,表参道にう回路が設置されていた。
ちょっぴり情緒に欠ける気はするけど,事情が分かれば仕方ないかなぁ~って感じだな。
表参道の大きな石灯篭。
しっかりした造りの手水舎。
柄杓置きも真新しい感じがする。
一部9月の写真と10月の写真が混ざってるので,あれ?と思う事があると思う。
まぁ,そういうことなので,違和感があってもスルーして貰いたいんだな。
南神門。
9月もだけど,先日も物凄くいい天気で,どうしても画面が白くなってしまう。
ISO感度を調整すれば多少はマシになったと思うけど,ハイキングする時間を作る為にちょっと急いでいた・・・と言い訳をしてみる (;´Д`)
畝傍山を背にした外拝殿。
この写真は10月半ば過ぎの分なんだけど,周辺の木々は少しだけど紅葉が始まっていた。
外拝殿の躍動感に溢れる巨大絵馬。
この巨大絵馬は,昭和35年から設置が始まった物だそうだ。
毎年11月末に新しい年の干支に替わるそうなので,亥年の干支を見たいなら急いだほうがいいかもしれないな。
言い換えると,新しい年の絵馬が見たければ12月に入ってから行けばいい,って事だな。(末日で交替かもしれないけど)
大きさは畳14枚分で,高さ4.5m幅5.4m。
前に立ってセルフィーで頑張ってる人がいたけど,ちょっと距離を取らないと難しいと思うぞ・・・。
内拝殿。
外拝殿の中に入ると正面に見えるのが,内拝殿だ。
写真でもわかると思うけど,左右に回廊が伸びている。
回廊は,外院斎庭の周囲にぐるりとめぐらされている。
外院斎庭は970坪もあり,建国記念の日に行われる起源祭の時には,ここに参列者を迎え入れるんだそうだ。
ただ,一般の参拝者は外拝殿までしか入れない。
事前に奉賛を納めることによって外院斎庭での参列ができるらしいので,気になる人は橿原神宮さんで確認して欲しい。
実は,幼馴染がこの近くに住んでいたことがあるんだけど,お正月と建国記念の日以外は,この写真のようにとても静かだそうだ。
特に建国記念の日は,特殊車両に乗った方たちも大勢来るようで,とっても,賑やかだそうだ・・・・・・。
外拝殿から見た左右の回廊の様子。
規則正しく並んだ柱と吊るされた灯篭を見ていると,とても不思議な感覚に襲われる。
9月の時は,後ろに控えた観光バスのお客さんに追われるようにしていたけど。
10月に改めて来てみると,参拝客が少なかったせいか,とても穏やかで澄んだ空気を感じることができた。
そう,思わず深呼吸してしまうような,そんな感じだ。
お賽銭箱の横には巨大な鬼板があった。
幣殿の鬼板。
鬼板って言うのは,要は鬼瓦のような物だな。
ここに置かれた鬼板は,内拝殿の奥に見える幣殿*の屋根飾りに使われていたもので,平成21年まで使われていたようだ。
幣殿*・・・幣帛(供物)を捧げる場所のこと。
これが屋根にあった時には,鬼板中央の窪み部分に菊の御紋が取り付けられていたそうだ。
その大きさはなんと直径35センチ。
因みに鬼板の正確な大きさは,縦100cm,横190cm,幅30cmなんだって。
さっきの絵馬といい,色々とスケールが大きくて感覚が麻痺してきちゃったぞ・・・。
千木(左右に突き出した角のようなもの)下にちらりと見えるのが,鬼板だ。
内拝殿の屋根越しに鬼板の菊の御紋がちらりと見える(外拝殿より)
さて,この辺がキリが良さそうなので一旦ストップ。
では,おやつ。
橿原 あすかルビーのガレット。
「かえる」は知らなかったけど,あすかルビーっていうのは奈良県産まれの苺の品種なんだって。
ルビーのような光沢のある甘い果肉とたっぷりの果汁が特徴だそうだ。
ただ,最近では古都華(ことか)という新しい品種におされているらしい。
という訳で,早速試食タイムだなっ♪
なんでも,第2回橿原のみやげもんあるある大募集!!で準グランプリに輝いたお菓子だそうだ。
なので,まさに橿原ローカルなお土産ってことだな。
美味しそうなキツネ色のガレット。
あすかルビーのジャム入り。
さっくりとした生地はバターの風味がして,少し甘じょっぱい感じだ。
ほのかにアーモンドの香りもするな。
生地の中には,あすかルビーを使ったジャムが挟まれている。
程よい甘さと酸味が混ざり合ったジャムは,粘り気があるなかに苺のつぶつぶ感が残っている。
裏面を見たら,フリーズドライ苺と苺リキュールも使っているそうなので,フリーズドライの食感なのかもしれないな。
なので,まさに橿原ローカルなお土産ってことで,興味のあるみんなは是非ともお試しして欲しいんだなっ♪
販売元はパティスリーどんぐりさんなんだけど,実は大和八木駅前のかしはらナビプラザ1階で購入したんだな。
1階には物産コーナーがあり,お菓子や名産品を取り扱っている。
近くには近鉄百貨店もあるので,時間に余裕のある人はそちらでもいいと思う。
でも,ちょっとお土産が欲しいなぁとか,電車が来るまで少しだけ時間が余ってるって人は,立ち寄ってみるといいかもしれないぞっ♪
という訳で,橿原でハイキングの旅はまだまだ続く。
手のひらサイズの埴輪をいただく。~橿原でハイキング。その1。~ [思い立った奈良]
ある日のこと,急にハイキングしたくなった。
何処へ行くかはGooglemap任せ・・・とダーツの旅を真似てみたけど,示されるのは海ばかり。
そりゃそうだな。
日本列島を囲ったら海に当たる確率が高すぎる。
う~ん,思い立ったが吉日と言うし,思い立ったなら奈良へ行こう♪
・・・親父ギャグさえも霞むような駄洒落(韻を踏んだ?)で行き先を決めた。
勿論,後悔はしてない。
と,前々回は,そのハイキングの帰り道にうのまち珈琲店さんで青いクリームソーダー*を頂いたんだな。
*うのまち珈琲店さんの青いクリームソーダのお話はこちらをどうぞ♪
「ノスタルジックなクリームソーダー。」
という訳で・・・
近鉄名古屋駅から特急に乗って奈良へと向かう。
近鉄に乗るのは10年以上ぶりなので,ちょっとドキドキする。
いつもの京都行きなら40分かからないけど,今回は倍以上の時間がかかる。
wifiも繋がらないので段々と暇を持て余してきた頃に,面白い物を見つけた。
どうやら噂に聞く,伊賀鉄道の200系「忍者列車」のようだ。
あれに乗りたいと言う気持ちが湧き上がって来る。
だって,こんなのって運命を感じちゃうだろ? (*ノωノ)
そんなに頻繁に運命を感じてたら生きてくの大変じゃないか?って言われそうだけど,興味を惹かれる物との出会いは一期一会かもしれないからなっ♪
ピンクのくノ一列車。
ただ,まだ朝の8時前なんだなぁ・・・。
ここで乗り換えて伊賀へ向かっても何処も開いてない気がする。
何よりチケットが無駄になる。
後で調べたら,この列車の運用は「乗車日の前日の17時以降に問い合わせ」となっていた。
ってことは,同じ時間の近鉄特急に乗ったとしても,出会えないかもしれないってことだろ?
うぅ~ん,やっぱり予定変更して「あれ」に乗るべきだったのか?
ただ,伊賀(上野市駅周辺)で何をするかって言われても,忍者しか思いつかないんだよなぁ。
それにハイキングの格好で「ぼっちで忍者体験」とか虚しいよなぁ (´・ω・)...
まぁ,そのうちに機会があったら,だな。
因みに,忍者列車は青・ピンク・緑の3色があるそうだぞっ♪
そんなこんなで大和八木駅で乗り換えだ。
特急なので乗り換えて1駅なんだけど・・・って,こざっぱりとした素敵な車両だなぁ。
近鉄22000系はフットレストも付いている。
こざっぱりした清潔感ある感じだ。
すぐに到着したので使ってないけど,洗面台が広くて明るい。
正面顔は周囲の人が写りこんでしまったので無し。
で,近鉄名古屋から2時間かけてやって来たのは橿原神宮前駅。
駅前には黄色いポストがあった。
橿原市と宮崎市は姉妹都市だって,初めて知った。
という訳で,無事に橿原へ到着したので,次回へ続く♪
では,今日のおやつ。
のぼり旗の文字が目に入った。
橿原神宮前駅から歩き始めて5分もしない場所にあった「まんじゅう」の文字。
残念ながら朝の8時30分過ぎなので,店は開いてなさそうだ。
気になるけど,帰りに神宮前に戻るか微妙なんだよなぁ~。
どこかの駅に売ってるといいんだけど。
で,帰りに大和八木駅で発見したので買ってきた。
オレンジ色の箱が目を引く 大和名物 埴輪まんじゅう
販売しているのは,橿原神宮前駅そばの橿原オークホテルさんだ。
2個ずつのパックが4つ収められている。
因みに,2個入りのパック状態のばら売りもあるので,内遣いにもできるし,数の調整もし易い。
それぞれ簡易フィルム包装されてるので,2個入りパックを開けてバラバラにもできる。
ただし,乾燥しちゃうと思うけど。
では,早速頂こう。
埴輪の馬の形をしている。
種類は,馬と壷と鈴と武人の4種類だ。
つぼ。
鈴。
武人は顔と背中がきちんと再現されている。
どれも手のひらサイズなので可愛いな。
食べるのが可哀想だけど,容赦なく試食タ~イム!
残念ながらこし餡。
生地は柔らかで,素朴な味わいの人形焼のようなカステラ風だ。
粒あん派としては,少々物足りないものを感じるけどな。
でも,この生地に大納言小豆の粒あんを入れたら,カステラ部分と喧嘩しそうだ。
そう考えると,こし餡で正解なんだろうな。
甘さも,甘いんだけど甘ったるくないのがいい。
なんて言うか,最近の食べ物って甘ったるい物が多いだろ?
だけど,この埴輪まんじゅうは昭和15年から製造されているだけあって,昔ながらの優しい味がするんだな。
そのせいか,粒あん派なのにあっという間に完 食!
という訳で,大和名物 埴輪まんじゅうに興味のあるみんなは,是非ともお試ししてくれよなっ♪
橿原オークホテルさんの通販サイトとJR奈良駅近くの奈良銘品館さんでも取り扱いがあるみたいだな。
台風お見舞い申し上げます [雑記]
まずは,この度の台風及び地震で被災された皆様に,心よりお見舞いを申し上げます。
まだ警戒情報が出ている地域につきましては,一刻も早く解除されますようにお祈り申し上げます。
************
************
名古屋は直撃ではなかったからか,予想したような大きな被害は出なかったようだ。
でも,電動自転車の必要な部分にビニール袋をしっかりとかけ,柱に括り付けた。
窓の一部には以前から飛散防止フィルムが貼ってあったし,目隠しのフィルムだけの場所には2重のカーテンをかけた。
それでも夕方にはかなり強い横殴りの雨が窓に叩きつけるように降っていたので,少し不安だったけどな。
そう言えば,金曜日に念の為の買い出しに行ったけど,マステ(養生用)の棚が空になっていたのが印象的だった。
多分,テレビで飛散防止に・・・と流れたからだろうな。
後は,乾電池を買ってる人が多かった気がする。
で,こんな数十年に一度と言われる特別警報が出た直後に間抜けな「かえる」の画像を載せるのも・・・と気が引けたので,今日はお休みだ。
代わりに,お気に入りのDer Blaue Reiter(ブラウエ・ライター=青騎士)のカンペンドンクの作品をどうぞなんだな。
(随分前に撮った写真で撮り方も雑でごめん)
幻想的な雰囲気がするけど長閑な様子が心を落ち着かせてくれる作品だ。
ハインリヒ・カンペンドンク「村の大通り」
台風一過とは言っても,地盤が緩んでいたり床上浸水した地域も多いと思うんだな。
一人でも多くの人が,一日も早く日常へ戻れることをお祈りしてる。
*今回はnice!は停止させて頂きます