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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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 * * * * * * * * * * * *

「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

「岡は,船岡」。 ~建勲神社参拝~ [ぷらぷらっと京都]

さてっと。

ぷらぷらっとの順序的には,蓮の花のお寺のお話をUpするべきなんだけど。

ちょっと順番をすっ飛ばして,今日は先日ぷらぷらっとしてきたお話でもしようと思う。



では,今回は北大路からレッツゴ~だ。

北大路BTに,人のような形の壁の汚れがあると思うんだ。

いつだったか忘れたけど,ある時,それを見た瞬間に石田三成の事を思い出した。

で,ここ暫くまるっと忘れてたのに,先日も目に入って来た。

春先とか夏には見た記憶がないのに,去年も今年も今頃の時期になると目に留まる。

で,朝から諸行無常な気持ちになってしまった。

ぁ・・・今年も「そういう時期」なんだなぁ~と諦めることにした (´・ω・)


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             という訳で,目的地は建勲神社さんだ。


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         建勲神社(けんくん,たけいさお)さんは船岡山にある。


本当は「たけいさおじんじゃ」と呼ぶのだそうだけど,通称名の「けんくん」さんが一般的な呼び名になっているようだ。

その為,バス停も「けんくんじんじゃまえ」なんだな。

(船岡山下車でもOKだ)

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            大きな木の鳥居を発見したぞっ♪


明神型の素木造りの鳥居で台湾阿里山産の紅檜を使っているんだって。

明神型って言うのは,笠木(かさぎ=柱の一番上に渡された横木)が反ってて,少し装飾的なもの。

多分,一番よく見かける一般的な鳥居だと思う。

素木(しらき)は,朱塗りになってない樹皮を剥いだままのもので,木目の美しさが際立つ。

で,この阿里山と言う地区は,日本統治下の頃に寺社建築用の檜を伐採する為に森林鉄道が敷かれた場所なんだな。

現在では国家風景区として知られ,多くの観光客が訪れているそうだ。

そんな訳で,この台湾産の紅檜は今では入手困難で,国の登録有形文化財にもなっているそうだ。

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         旧本殿後に建てられたと言う大平和敬神の碑と狛犬。


さて,今日も台風がやって来てるな。

京都と言えば,9月4日の台風21号で大きな被害が出たんだけど,関空の事件で影が薄くなってるような気がする。

今回もいくつかの神社で,台風の爪痕を実感することになったんだ。


実はこの建勲神社さんも,7日になってやっと参道が開通したんだって。

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         ただ,月末になっても,末社は参拝できる状態ではなかった。

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           三角コーンと立ち入り禁止のトラ棒。


そんな訳で,今もちょっと気になってる・・・。

と言うのも,別の参道でこんなものを見かけたからだ。    IMG_3592.JPG

       参道脇に根こそぎ引き抜かれた大木が見えた。

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       これを見た瞬間,去年の府立植物園の桜の事を思い出した。

あの時も台風の後で,滅茶苦茶だったよなぁ・・・。

観覧温室も半分ほど封鎖されてて,伐採中の樹もあったりしたっけ。

その植物園だけど,21号の被害の為に園の多くの場所が封鎖されているようだ。


世界から台風が無くなったとして何か問題があるんだろうか?と,ふと思ったりした。


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                                           いよいよ本殿だな。


と思ったら,真新しい伐採の痕を見つけた。

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                                         これも台風で折れてしまったんだろうか。


おやっ,こんなところに敦盛の歌碑があるぞ。

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    人の世の月日は天界比べたら幻のように儚いものだ。

この世に生まれたもので滅びないものなどない。


最近では「人生が50年で儚い」と捉える事もあるようだな。

でも,元々の意味は人間=人の時間,下天=化楽天(天上界の一つ)だと聞いたことがある。

因みにどれくらい時間の感覚が違うかって言うと,化楽天の住人は8000年生きるんだって(; ゚Д゚)


スタート地点で諸行無常だったせいか,青空の下の散歩なのにどんどん虚しさが増していく。 

まぁ,場所が場所なだけに仕方ないけどな。

それもその筈,この船岡山は多くの戦が繰り広げられた場所だ。

とくに有名なのが,保元の乱で源為義が処刑された事と応仁の乱の西軍が布陣した事だな。

少しばかり血なまぐさい場所のように思えるけど,昔はそうでもなかったようだ。

と言うのも,枕草子では「岡は,船岡」と真っ先に景勝地として挙げられる程なんだな。


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                                やっと拝殿前に到着。

ここの狛犬は愛知県産の石を使ってるんだって。


あれ?

手水舎が見当たらないけど,まさか見落としたのか?

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              と思ったけど,周囲にそれらしい建物はない。

まさか・・・・・・

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             このブルーシートの下のって・・・(;´Д`)


仕方がないので,そのまま拝殿へ向かうことにした。

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                拝殿は無事っぽいな。   

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                   御神門の檜皮葺が補修中だったけど,本殿は無事なのかな?

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         本殿脇の建物の傍には,沢山の伐採された木が置かれていた。


さて,この建勲神社さんだけど,御祭神は織田信長なんだな。

明治時代に建てられた藩祖や領主を祀った神社の内の一つだ。

元々,本能寺の変の後に秀吉によって,この船岡山に信長の為の寺が造られる予定だったそうなんだな。

理由はよく知らないけど,その計画が頓挫してしまったそうだ。

そして明治天皇が信長が近代国家の基を築いた人物と評価した為に,この地に祀られることになったんだって。

   

お参りも済んだので回れ右して拝殿を見上げると,屋根の内側に何かが飾られていることに気が付いた。

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                距離があってよく見えないな。


こういう時の為に持ってきたのが愛用のコンデジ。

随分古いサイバーショットで,たまにピントが合わないという問題はあるけど未だに現役だ。   

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           あはは,ピントが微妙だけど,拡大すれば読めるかも?


で,家に帰ってから拡大してみた。

左から柴田勝家橋本一巴までは読める。

名前が分かる二人から推測するに,信長の家臣団かな?

柴田勝家は言わずと知れた権六(酷い言いよう)で,橋本一巴は火縄銃の師匠だった人物だ。


残りは,荷物を運ぶ男と書き物をする男。

荷物と言えば,一人だけ心当たりがあるけど・・・名人の久太郎か?

名人久太郎,本名は堀秀政。

幼い頃から信長に仕えたイケメン小姓だ。

本能寺の変の直前に明智光秀が家康の饗応役から外された後には,その役目を引き継いだ人でもある。

信長が倒れた後は秀吉配下にあり,小牧長久手の戦いでは家康軍の追撃を抑え込んだりしてる。

イケメンな上に有能,但し知名度は微妙。

信長の野望でも微妙な数値だし(最近のはやってないから改善されてるかもしれないけど)


しかし,一番右の人は誰なんだ?


仕方ないので,神社のHPで調べたら,あっさりと分かった。

彼の名は,武井夕庵(せきあん)。

信長の右筆(ゆうひつ=代筆や記録をする秘書)で,命知らずな人物として有名だ。

何が命知らずかって言うと,信長に何度も諫言したとされているんだな。

みんなも知っての通り,瞬間湯沸かし器な面があるとされる信長さん。

そんな人物に物申すのは,なかなか度胸が要ると思う。

秀吉の妻のねね宛ての手紙では,意外と細かな気遣いを見せる信長さんだけど,そうは言っても上司な訳だし。

でも,「むやみやたらな虐殺はやめましょう」とか「お茶に傾倒し過ぎると武道に差し障りがありますよ」とかのお説教をしていたそうだ。

後世の人の創作の部分もあるんだろうけど,全部が嘘って訳じゃないだろうし,凄い人だったとは思うんだな。

そして,ここまで書いて気が付く。

・・・右筆だから文机に向かう姿だったんだなぁ~,と。


で,話は変わるけど,前の御朱印帳が終わったので,建勲神社さんで新しい物を頂いてきた。

それが最初の写真のものなんだけど,どうやら限定数で授与されているようだ。

29日からの京都国立博物館の「京の刀」展などに,所蔵の義元左文字が出展される記念のものらしいな。

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              真新しい御朱印帳の記念すべき最初の御朱印。

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         なんだか嬉しくなって,見開き版も頂いてきてしまった(*´Д`)


前の御朱印帳は地元の熱田神宮で頂いた物なんだ。

で,不思議な事に熱田さん建勲神社さんのどちらも,信長と義元左文字*と縁の深い神社なんだな。

みんなも大河ドラマとかで知ってると思うけど,信長が桶狭間の戦いに赴く前に戦勝祈願をしたのが熱田さん

その頃の今川義元の愛刀が義元左文字。

戦に勝った信長の元へ献上され,銘を入れた後,本能寺の変の際もその手元にあったと言われている。


大した事じゃないかもしれないけど,ちょっぴり不思議な縁な気がしないか?

*義元左文字・・・現在では,過去の持ち主だった今川義元の名前で呼ばれる重要文化財。

三好長政の入道名が宗三だった為,宗三左文字とも呼ばれる。

信長→秀吉→家康・・・代々の将軍,と天下人に受け継がれてきた刀。



では,おやつと言うか朝ごはん話だ。

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             その建勲神社さんの麓にあるパン屋さん。

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                雨の日も風の日も


建勲神社前バス停で降りて,進行方向の横断歩道を渡ったらすぐに見えてくる。

街のパン屋さんらしく小さな店構えなので,見落としてしまう可能性大だ。


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          朝から甘いもの食べてるんじゃない!って怒られそうだな。


これから夕方まで歩くので,彩りのフルーツサンド(うろ覚え?)とりんごジュースでハラごしらえをする。

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              ぶどうジュースが染み込んだパン。

では,いっただきま~す♪

食パンはもっちりしていて,耳は少し固めでしっかりした焼き目だ。

「かえる」好みの懐かしい味と芳醇な香りが漂う。

フルーツはざっくりと大き目にカットされていて,とってもジューシィー。

クリームは生クリームではなく,カスタードクリームっぽいけど,滑らかで軽め。


いや~,フルーツサンドなんて何年振りだろうな。

本当は今日のブランチにフルーツサンドのお店に行くつもりだったけど,これは予定変更しないといけないな (;´Д`)


あっという間に,一切れ目は胃袋へ。

二切れ目に手を伸ばそうとしたところ,目の前に自転車が止まった。

そこからは,お客さんが入れ代わり立ち代わりでやって来た。

どうやら,ご近所さんに愛されてる人気店のようだ。

しかし,皆さん自転車なのが興味深い。


そして,二切れ目を半分ほど食べた辺りで,りんごジュースの量が思ったよりも多いことに気が付いた。

たっぷりのフルーツとクリームにたっぷりのジュース。

おかげで座っているのが苦しいほどの満腹感を味わうことになったけど,それもまた旅の醍醐味だな。


という訳で,このフルーツサンドに興味のあるみんなは,是非ともお試ししてくれよなっ♪

でも,飲み物の量は気を付けた方がいいと思うぞ・・・・・・。



順序としては,北大路BT~建勲神社前~パン屋さん~建勲神社なんだな。

神社のお話を先に書いたので,ちょっと不自然な箇所があるかもしれない。

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源氏物語の庭を歩く。~城南宮参拝。その2。~ [ぷらぷらっと京都]

毎週日曜日にUpしてたんだけど,ずれちゃったな。

仕事で遅くなってしまってな,申し訳ない。

ごはんを抜いたまま,20時から書き出すにはちょっぴりハラが空き過ぎていた (´・ω・)  

  

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               城南宮さんの干支みくじ

     


では,今日も城南宮をぷらぷらっと散策しよう。

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                 風情のある庭。


   IMG_3026.JPG        子供の頃,山吹の花(特に八重)が好きで,よくむしり取って集めていた。

花言葉は気品,崇高,金運。

そしてもう一つ,待ちかねる。

最初の3つは,花の様子から連想できるけど「待ちかねる」?

実は,山吹の花は葉っぱが生え揃わないと花が咲かないという性質があるんだな。

だから,葉っぱがわさわさしてるのに,花が咲かなくて待てないよぉ!って感じかな?


そう言えば,山吹には「面影草」という別名がある。

その昔,どうしても別れなくてはならない恋人たちがいて,お互いの姿を映し込んだ鏡を合わせ鏡にして地中に埋めたんだって。

そして,そこから生えてきた木には黄色い花が咲いた。

それを見た人々は,その花を「面影草」と呼んだそうだ。

女の人が好みそうなお話だけど,八重の山吹のイメージとは少し違うかもしれないなぁ。


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       源氏物語の庭だけあって,お話の内容を覚えていると色々楽しめる。 

      

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         吾亦紅(われもこう)って近所に生えてるのを見かけない。

花言葉は移り行く日々,物思い,感謝,愛慕。

時期的に花が咲いていなかったけど,ゆらゆら揺れる姿が物思いにふける姿に見えたんだろうな。


小さな暗紅色(暗臙脂色かも)の花は,光の加減や見る人によって赤とも紫とも黒とも見える。

それで「この花は何色か?」と論じた際に,「我もまた赤」と言った為に吾亦紅と名付けられたとも言われている。


こんな昔話もある。

ある日,神様が赤い花を探していた。

でも,なかなか見つからず,諦めようとした時に「私も赤い花ですが・・・」と名乗りを挙げた為に,吾亦紅と呼ばれるようになったとも。

少しの風にも揺れるような小さな花だから,神様も見落としちゃったんだろうな。


そして,江戸時代には秋の七草の一つとして親しまれた花でもあるんだ。

今年のお月見は天気が微妙になりそうだけど,ススキと一緒に飾ると風情があっていいかもしれないなっ♪


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                新鮮なを発見!

あ~,ハラヘッテキタ (;´Д`)


結構,お庭が広いんだなぁ。

花が盛りの頃に真面目に見て歩いていたら半日はかかると思う。

アクセスさえよければ,府立植物園と並んで楽しい散策場になるんだけどなぁ~。



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       おかしな気候のせいで,例年と時期がずれ込んだ藤の花が綺麗だった。


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           これだけでも来た甲斐があるってもんだなっ♪


そして,見事な赤松

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            樹皮が赤っぽいので赤松だ。

鱗状に剥がれているけど,綺麗な色をしているな。

黒松と比べて ↓ 葉が柔らかく短い為に雌松とも呼ばれる。


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                  こちらは黒松

パッと見ただけで樹皮の色が違うのが分かると思うけど,葉っぱも硬めで長く,雄松と呼ばれる。

枝ぶりも豪快で雄松って感じだろ?


お正月に門松を飾る人も多いと思うけど,あの一組の松って赤松(雌松)と黒松(雄松)の組み合わせなんだな。

気付かずに飾ってる人もいると思うけど,「かえる」は一応気を付けている。

でも,たま~にどっちが雌雄か分からない年があるけどな・・・・・・。



ん~。

こんなところに南国っぽい木が生えている?


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                檳榔(びろう,びんろう)。

台湾に行ったことのある人は知ってるかもしれないけど,この檳榔の実は非常に危険なものなんだって。

噛みタバコのようなものだそうなんだけど,正直,甘党には無縁な存在だ。

で,アルカロイド系の物質を含む為に,軽い酩酊状態になるようなんだな。

噛みタバコに似たモノだから,当然,後で吐き出すんだけど・・・。

これがまた気持ち悪い事に,唾液と反応して赤色に変化するそうだ。


・・・・・・( ゚Д゚)ゲェッ!


生薬でもあるようだけど,依存性と発癌性もあり,噛んだ後の唾液を飲み込むと胃を痛めるらしい。


ま,まぁ,実が落ちていたとしても食べる人なんていないと思うけど,絶対に口に入れちゃ駄目だぞ。



 

さて,源氏物語の庭のお話が,とんでもサスペンスなお話にすり替わってしまったな。

という訳で,お口直しに最初の干支みくじの結果を・・・。



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               小さな陶器の干支みくじ。


どこの陶器のお御籤でも同じだけど,ハラの底に穴が開いてるので,封を剥がして中のおみくじを引っ張り出す。 


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              連続大吉記録を無事に更新中だ[ひらめき]


一日ズレたけど,今日も城南宮さんのお話だったんだな。

という訳で,興味のあるみんなは,是非ともお出かけしてみて欲しいんだなっ♪

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コンテンポラリーな池坊。 [たまには名古屋も]

ごめん,日曜美術館のフジタ特集を見てたら遅くなってしまった (;´・ω・)

名古屋市美術館のコレクション展に,来月から新しいフジタの水彩画が展示されるんだ。

それで,ちょっとおさらいを・・・と思ったら,キーボードを打つ手が止まっていた。


今年は台風の当たり年で嫌になっちゃうな。

アメリカではハリケーンと呼ばれるけど,要は台風だ。

NCはフローレンスで大変なことになっていて,停電も起きてるみたいだ。

以前住んでいた辺りは内陸だし,近くに大きな川がないから洪水は大丈夫だと思うけど,友人からのメールを待ってるところだ。

NCは大丈夫かもしれないけど,SCのマートルビーチの海上を進んでいるようだし,ヒルトンヘッドアイランドの高級住宅街(別荘)は壊滅してそうだけどな・・・・・・。



話は変わって・・・,

松坂屋池坊のいけばな展が開催されているんだけど,みんなはもう出かけたかな?

多分明日17日までだと思うけど。

写真撮影OK,SNS投稿OKという訳で,少しだけど紹介しようと思うんだ。


まずは大作だ。

   

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           次期家元の池坊専好さんの巨大な作品。


少し斜めから撮影してるから,真正面から見たイメージとは違うかもしれない。

でも,この角度の方が勢いが感じられて好みだったので,右からになってる。



それぞれテーマごとにコーナーが分かれているようだな。


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        花器の形も面白いし,色が違うと随分雰囲気が違って見えるな。 

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こちらの花は,お盆のように巻かれたリボンを彩る。

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渋めの作品だってある。

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シンプルな花や見慣れた花も多い中,ひときわ目を引いたのがこれ。

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             圧倒的な存在感を放つ「それ」↑


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                 キング・プロテア。


このキング・プロテアという花は,南アフリカ共和国の国花なんだ。

キングと言う以上は他にもあるんだろうなぁ~と漠然と思うだろ?

そう,御名答!

クイーンもあるんだな。


ところでこの花,すっごく大きくてゴージャス!って思っただろ?

実は,これは一つの花ではなく,花序と呼ばれる小さな花の集合体なんだな。

花弁に見えるのは苞葉(ほうよう)と呼ばれる,花を保護する葉っぱだ。


なんでこんな花の事を知ってるかって?

以前ハワイで探鳥したときにホテルに飾ってあったんだな。

近所の花屋さんでは見かけないけど,アメリカでは見たことがある。

多分,日本でもちょっと高級なホテルとかに行ったら活けてある気がするけど,珍しい花であることには違いないな。



話は戻るけど,最近のいけばなって,本当にすごいな。

もう,いけばなって言うか,現代アートと言っても遜色ない。

いや,そんな垣根はとっくに通り越してるのかもしれない。


だって,こんな作品もあるんだぞ・・・。


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               モノクロの発泡スチロールの器。



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               あれ・・・風船葛が落ちてる?

 


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          あぁ,なるほど・・・・・・こういうことか ( ゚Д゚)


しかし,エレベーター前では見栄えがイマイチだと思う (;´Д`)



壁面を飾るのは絵画じゃなくてもいいんだ。

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              鏡面に写りこむ花が印象的。


この鏡じゃ,落ち着いて自分の顔を見れないと思うけど,壁のアクセントとしてならいける?



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        海松が平川敏夫の描く樹のようで,思わず足が止まった。


平川敏夫さんって言うのは,地元愛知県出身の日本画家だ。

伊勢湾台風後に残った樹木の持つ生命力に魅せられ,樹をテーマにした作品を多く残しているんだな。

平川さんの少し怖いような,不思議とでも引き込まれる神秘的な作風が好きなんだ。



しかし,沢山の作品がある中で,最も強烈なインパクトを与えてくれたのはこの作品だ。


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          まさにいけばなって感じの作品。


四十世池坊専定(せんじょう)の残した挿花百規を参考にして活けられた作品だそうだ。

でも,この余分なものを削り落としたような様子が自然な姿のようで素敵だなっ♪


そう,「かえる」はオールドファッション,渋好みだ。


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          お茶室は無いけど,こんな風に飾ってみたい。




さて,ではおやつの話だ。

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            松坂屋の地下連絡通路でお菓子を発見。

 

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            これは・・・・・・最近噂の人気のおみやでは!?


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    東京では行列ができるそうだけど,朝一だったからか5人しか並んでなかった。


では,袋から取り出して・・・・・・

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             美味しそうな狐色のプレスバターサンドだ。


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          その名の通り,バタークリームが挟み込んである。


そして,バタークリームの下には見えにくいけどキャラメルが隠されている。


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                いっただきま~す!


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さくさくした軽い食感のクッキーは,少し厚めでぽろぽろと崩れてしまうような脆さ。

バタークリームは,とっても柔らかく,空気を含んだ滑らかな感じ。

しょっぱい訳でもなく,あっさりしていて,クロテッドクリームっぽいな。

隠し味?のキャラメルも自己主張をする訳でなく,蜂蜜バタートーストのような程よい甘さだ。


美味しいけど,もろもろしてくるのが困ったな。

え,「かえる」の食べ方が下手だって?

そんなことないと思うけどなぁ~。

だって,すっごく脆いんだぞ?


軽めに思えたけど,2個目を食べてからお茶を飲んだら,意外とハラモチがいい事に気付いた。

1個あたり190円と考えると,そう幾つも食べるべきじゃないけど。

今回は9個入り1710円を買ったけど,まだまだ暑い日が続くので冷蔵庫に入れてしまった。

冷やしてみたらバタークリームが固まって,また違った食感になったぞっ♪

でも,某北海道土産と比べるとバター部分が少ないからか,そんなに硬くなっていなかった。

冷蔵が推奨されている訳じゃないけど,風味が変わっていいかもしれないな。



という訳で,プレスバターサンド松坂屋の南館と本館の地下連絡通路で販売してたんだな。

興味のあるみんなは,お試ししてくれよなっ♪

今月30日までの期間限定販売だそうなので,気を付けて欲しいんだな。

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  [NEW] ぼくと「かえる」日記2 [ひらめき]


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