旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
鷺と鳳の交わる庭へ。~蔵出しアリゾナ日記~ [蔵出しAZ]
橿原のお話にしようと思ったけど,外付けハードを整理していたらアリゾナの写真が残っていたので予定変更だ。
ただ,AZ(アリゾナ)に住んでいたのは約4年前の事なので,色々とうろ覚えだ。
そんな訳で,不手際があるかもしれないけど,その辺りは大目に見て欲しいんだなっ♪
やって来たのはPhoenix(フェニックス市)にある鷺鳳園(ろほうえん)だ。
正式名称はJapanese Friendship Garden of Phoenix Ro Ho En(フェニックス市の日本親善公園 鷺鳳園)かな?
周囲の高層マンションが視界に入るのが微妙だけど,取り敢えず入ってみよう。
入園料は,2020年4月現在は$10のようだ。
但し,こちらも日本同様,現在はコロナウイルスの影響で閉園している。
姫路市とフェニックス市は1976年に姉妹提携(姉妹友好都市)を結んだそうだ。
鷺鳳園はこの提携が切っ掛けで,姫路とフェニックスの共同事業として造られたんだって。
日本側からの提案があったのが1987年の事で,完成したのはなんと15年後。
何しろアリゾナと言えば,砂漠と巨大サボテン(サワロ)で有名な州だ。
そんな真夏には40度になり,日本とは違う乾燥した土地に日本庭園を造るのは至難の業だったと思う。
日本庭園には季節の花が咲き乱れる。
他の地域にも日本庭園(っぽい物も含む)はあるけど,ここの日本庭園は日本人が監修しているようなので,ごく自然体な日本庭園だった。
ほら,微妙に中華っぽいのとか,東南アジア風も混じってるのとかあるだろ?
そういう心配は一切ないので,安心して欲しい。
石造りの多宝塔も。
この鷺鳳園は,姫路城の好古園の姉妹庭園とされているそうだ。
残念ながら姫路城に入った事が無いので,2つの庭の対比ができないけど。
取り敢えず分かるのは,姉妹庭園と言うだけあって,どちらも池泉回遊式庭園だってことくらいだ。
平日の朝でも,散歩をする人がちらほらといる。
アメリカなので,日本とは平日の感覚が違うかもしれない。
NCに住んでいた時も近くの公園にはいつでも沢山の人がいたからなぁ~。
勿論,週末ともなれば駐車場から車が溢れてたけど。
因みに,この鷺鳳園は約3.5エーカーもの広さがある。
1エーカーはサッカーグラウンド一面分くらいなので,住宅街の中にある公園としては十分な広さがあると思う。
小さめだけど,ちゃんと滝も造られている。
他には茶室なんかもあり,市民向けに日本文化を体験するイベントなども行われているそうだ。
因みにこの鷺鳳園の名前は,姫路とフェニックスのイメージから採られた名前なんだって。
鷺は,姫路城の別名である白鷺城。
鳳は,不死鳥のフェニックス=Phoenix市。
実際にはフェニックスと鳳凰(鳳)は別物の筈なんだけど,同一視されることもある。
それに鳳凰はChinese Phoenixと呼ばれるそうなんだな。
なので,細かい事は気にしないに限る。
岩陰に潜んでいるのは,Mourning Dove(ナゲキバト)。
池には数種類のカモが泳ぐ。
いつでもどこでもその辺で見かけるMocking bird(マネシツグミ)。
勿論,池には綺麗な鯉も泳いでいる。
やっぱり日本庭園の池には鯉が似合うと言うか,風情があるよなぁ・・・
・・・ただ,ここの鯉はかなり飢えてるようだった。
だから,間違っても手を出したりしないように。
水面から飛び出すと言うか,襲い掛かって来るような勢いで顔を突き出してきたのを今でも覚えているくらいだ Σ(゚ロ゚ノ)ノ
という訳で,今回は蔵出しのAZの思い出写真を引っ張り出してきたんだな。
コロナウイルスのせいで当分海外渡航なんてできないだろうけど,もしこの先状況が落ち着いた後にフェニックスに行く予定がある人は,是非とも鷺鳳園を訪ねてみてくれよなっ♪
次回は,AZの蔵出しの整理が終わればUpするかもしれないけど,橿原へ戻るかもしれない。
また来週まで,お待ちくださいなんだなっ♪
2020年6月2日
タイトル名一部変更
* * * * * * * stay home * * * * * * *
stay homeの暇つぶしに立体工作をしてみた・・・・・・(`・ω・´)
そこは鎮守の森。~橿原でハイキング。その22。~ [思い立った奈良]
みんなはアマビエを知ってるかな?
山梨県立博物館ではアマビエに続く不思議なイキモノ?(妖怪)「ヨゲンノトリ」を紹介してるんだ。
この「ヨゲンノトリ」が鳥好きの「かえる」のハートを鷲掴み。
そして,今はタブレットの待ち受けになっている (´ω`*)
閑話休題。
今日は橿原のお話の続きにしようか・・・。
まず最初に。
誤解を招くといけないので書いておくけど,これは2019年10月に橿原を訪れた時のお話だ。
なので,緊急事態宣言が出ている現在とは,色々と状況が変わっているであろうことを念頭に置いて読み進めて欲しいんだな。
藤原宮跡の列柱(再現)前で撮ったけど,合成写真みたいだ・・・(;´Д`)
再現された列柱の奥にこんもりと木々が繁っている場所がある。
気になったので近づいてみると,この辺りだけ少し土地が盛り上げてある事が分かった。
ひょっとして,これって大極殿の基壇(きだん)なのかな?
基壇って言うのは,建物の下にある盛った土や石を積んだ土台の事なんだな。
(基壇で画像検索すれば良い例が出てくる)
なんでも,ここは大宮土壇と呼ばれているそうだ。
そのままの土地に建物を建てると,瓦とかの重さで建物が地面に沈みこんでしまうことがあるんだ。
それを防ぐ為に瓦や石を積んで地盤を改良・強化したのが基壇なんだな。
また,長雨があったり多湿な環境から建物を守る為にも,周辺の土地よりも高さが必要だったって言うのもある。
他の理由としては,高さを嵩増しして,より立派に見せる為とも言われている。
森の中には広い空間が広がっていた。
鴨公(かものきみ)神社跡?
って事は,ここ大極殿跡は森っぽいんじゃなくて「鎮守の森」になっているようだ。
一般的に鴨公とは鴨氏のことを指すんだけど,時代的に香具山の歌を詠んだ鴨君足人(かものきみたりひと)あたりに関係してるのかな?
大極殿跡にある神社のようだけど,創建理由がよく分からなかった。
鴨氏の誰かが,遷都後の土地神様を鎮める為に建てたのかなぁ,と勝手に推測。
そう言えば,向うの方にショベルカーが見えるな。
今も発掘調査は行われている。
この藤原宮跡の場所についての議論は,随分昔からされてきた。
710年に都が平城京に遷った後,この辺りは水田になってしまったみたいなんだな。
平安時代の記録では,この一帯にはいくつかの荘園が置かれていたそうだ。
そして,江戸時代に賀茂真淵が「大宮土壇と呼ばれる土地こそが藤原宮跡」だと提言。
その後,時は随分流れて200年以上経った昭和に入ってから,この土地から瓦や礎石が出土した。
それを受けて,三菱の岩崎小弥太の援助により本格的な調査が始まったそうだ。
昭和41年には,バイパス工事の為の事前調査が入り,やっと藤原宮跡の全体像が掴めるようになったんだって。
道路の反対側には大きな醍醐池があった。
この時は全くと言っていいほど鳥の姿は見られなかったけど,冬になったら何か見られるんだろうか?
ただ,路側帯が滅茶苦茶狭いので,ここに立つのはやめた方がいい気がする。
正直,池の様子を見ていた僅かな間でも怖かった・・・(;´・ω・)
藤原宮跡の隣の区画には,藤原京資料室がある。
JAの二階にあるので,ちょっと手狭な感じはするけど。
でも,藤原宮跡の出土品が無料で見られるので,時間がある人は訪ねてみるといいと思うんだなっ♪
土器とか瓦が展示されている。
宮殿としては初めての瓦葺きだったとされる藤原宮の貴重な瓦が見られる。
予想以上にいい状態の瓦がある。
他には,藤原宮で実際に使われていた柱(部分)とかもある。
パンフレット類も置いてあるし,展示ケースには簡単だけどキャプションもあるので,自分のペースで見学できるぞっ♪
それに入口にはボランティアガイドさんたちが控えていて,藤原宮についての質問も受け付けてくれるのもありがたい。
美麗な写真が豊富に載っている「飛鳥・橿原観光ガイドブック旅さらら」。
記念スタンプコーナーもある(2019年10月現在は3種類)。
さらには藤原宮跡の四季の花の写真を使った記念の栞も。
どれにしようか悩んで,やっぱり10月に訪ねたと分かるようにコスモス畑をチョイス。
この栞は1人1枚なので,どの季節にするかよ~く考えて欲しいんだなっ♪
花畑の説明パネルも写真付きで分かり易い。
2階なので窓から藤原宮跡の様子が見える。
道路に見えるのは奈良バス。
ここから橿原神宮前駅へ帰る時には手前側のバス停(丁度バスの向かい辺り)から乗るんだけど,本当に本数が少ないので気を付けて欲しいんだな。
記念撮影コーナーもあるんだなっ♪
顔出しパネルはコロナウイルス感染拡大防止の為に撤去されてそうだけど。
という訳で,藤原宮跡のお話はこれでおしまいだ。
次回は・・・どうしようかなぁ?
橿原のお話もできるんだけど,ちょっと考えておくんだな。
春を楽しむ。~続・山崎川の桜並木2020~ [たまには名古屋も]
今日も山崎川をぷらぷらっとしようか。
ダーウィンが来た!を見ていたら,ちょっと遅くなっちゃったぞ・・・。
NHKは台風情報のように,L字型で東海3県の外出自粛に関わる情報を流してるようだ。
区役所や公共施設,スーパーやコンビニは勿論の事,ローカルな飲食店グループの情報も出ていて助かる。
一応,英語の情報も流れてるのかな?
ただ,恐竜の再現ムービーに集中したいけどできない辺りが悩ましい。
今日の特集はデイノケイルス。
デイノケイルスの子供が,もふもふしててとっても可愛いんだなぁ~(*´ω`)
もふもふと言えば,次回は走るペンギンだって。
来週も見逃せないなっ♪
・・・では,オンラインお花見?へレッツゴー♪
お天気が今一つだったのと平日だったからだろうけど,例年に比べて人出は少な目。
パラパラとマスク姿の人たちが歩いている様子は,知らず知らずにソーシャルディスタンスを確保しているようだ。
そんな中,近所の保育園のお散歩グループを見かけた。
その子供たちもマスクをしている。
ごく普通のガーゼマスクやハンカチを畳んだマスクっぽい子の中に,キティちゃんの顔の形のマスクを着けている子がいた。
へぇ~,あんな形のマスクがあるんだ。
あれならマスク嫌いの子でも,着けてくれるのかもしれないな。
お天気がもうちょっと良かったらなぁ・・・。
いつもなら橋の上に人が溢れかえってるのに。
川沿いの公園にも人は疎らだ。
前回も紹介したけど,桜の木にいは沢山のヒヨドリたちがいる。
この時期のヒヨドリたちは桜の蜜に夢中なので,いいモデルになってくれる。
野鳥に興味のないみんなでも,一度くらいはその姿を見た事があるんじゃないかな?
見たことないなぁ?って人は,そうだな・・・ヒーヨヒーヨという甲高い鳴き声なら聞いた事があると思う。
大分前にお話したけど,そんなヒヨドリの分布の殆どは日本国内限られる。
だから,海外のバードウォッチャーにとっては,ちょっとレアな鳥なんだって。
英名はBrown-eared Bulbul(ブラウンイヤード ブルブル)。
茶色い耳のブルブル?
へんてこな名前に思えるだろうけど,その理由は簡単だ。
という訳で,前回載せた写真を再Up。
こうやって見ると,茶色い耳状の模様があるように見えるだろ?
前回コメント欄に,ヒヨドリが蜜を好む事を知らなかった,と書いてあったんだな。
コメント欄にも書いたけど,ヒヨちゃんは甘党だ。
花の蜜や果物が大好きで,初夏ならヤマモモをムクドリと競い合って食べてる。
秋なら,柿の木にスズメやメジロと混在してる姿が見られると思う。
冬は,メジロに混じって椿の蜜とか,庭先に半分に切ったミカンを置くと食べにやって来る。
後は,メジロゼリーとか,くたくたになったバナナの誘惑にも負けてしまうようだ。
甘い果物が好きなのは,ヒヨちゃんの先祖が南国に住んでいた為と言われてるんだな。
勿論,子育て中は,貴重なたんぱく源である虫を採って雛に与えるんだ。
ただ,これは食糧事情がいい場合であってだな・・・。
留鳥*っぽいヒヨちゃんだけど,渡りをする個体もいる。
こういった個体の中には餌を見つけれず,春先に畑のキャベツを食べてしまい害鳥扱いされることもあるんだな。
留鳥*=ツバメなどの渡り鳥と違って,季節によって長距離移動をしない鳥の事。
年中近所にいるスズメが分かり易い例かな?
では,話を戻してっと・・・。
全体的に白っぽい花だけど,ほんのりと薄桜色に染まっている。
やっぱり日が差し込んだ方が映えるな。
来年はもうちょっとお天気が安定するといいんだけどな。
という訳で,今日のおやつ。
散歩のついでに,おやつを買ってきた。
パティスリー&フルーツパーラー a Merveille(ア・メルベイユ)でタルトを買ってきた。
ア・メルベイユは,お隣のスーパーマーケットSapore(サポーレ)の系列?のタルトが美味しいお店だ。
普段は喫茶室でケーキを食べれるんだけど,コロナウイルスの事があって今は閉鎖している。
仕事帰りに寄る事もできるんだけど,御存じのように自転車通勤なのでな。
比較的しっかりとした土台のタルトとは言え,さすがに自転車の前かごに入れるのは躊躇する。
ミンティアしかなかったけど,サイズ比較。
ごめん,苺の種類は忘れちゃった。
店員さんが「糖度はそんなに高くないけど甘めで,酸味は控えめのもの」だって言ってたな。
そう,実は苺のタルトだけでも数種類あって,それぞれに違う苺が使われているんだ。
他にも季節のフルーツ,例えば・・・この時はメロンのタルトもあった。
フルーツパーラーだけあって果物のカットも盛り付け方も美しくて,見ているだけで心はハライッパイになるくらいだ。
まずは,苺だけで・・・。
う~ん,甘くてジューシィーだな。
甘ったるくはないけど酸味は少なく,生クリームやアーモンドクリーム一緒に食べるには程よい感じだ。
バターの風味がしっかりとしたタルト生地は,さっくりほろほろとしている。
少々気になるのは,ボリュームがあり過ぎることかな。
ハライッパになり過ぎて散歩の帰り道が辛い事があったので,それ以来ちょっとだけ気を付けている。
という訳で,遠出できないからご近所で春を満喫してみた,ってお話だったぞっ♪
次回は・・・多分,橿原のお話の続きかな?