旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)
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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。
ようこそぼくと「かえる」日記2へ!
今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう
なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪
突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し
やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない
人生いつ何が起きるか分からない
そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。
お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪
梅雨の合間に。(「かえる」の探鳥日記) [探鳥日記]
ある日の事・・・
最近,近所にアオサギの3羽目がいる事に気が付いた。
地下鉄の駅の近くだけど,この辺は餌が豊富だからなぁ~。
長い脚を器用に畳みながら進んでいく。
何かを見つけたのか,ちょっと様子を伺っているようだ。
あそこに魚って事はなさそうだけど・・・まさかカエルかっ!
基本,サギ類は魚を食べるけど,アオサギくらいに大きな鳥はカエルとかネズミを食べる事もあるんだな。
と思ったら,突然バランスを崩し・・・
あっ!と思ったら水面に叩きつけられていた。
慌てて飛び上がる。(何故かこっちも慌ててしまいカメラは間に合わない!)
ぶるぶると体を震わせて,水気を切る。
あのアオサギには悪いけど,興味深いシーンの写真を撮り損ねたな・・・(´・ω・)
と思っていたら,レンズ越しにこちらを伺っているような視線を感じた。
あれ・・・ひょっとして気付いた?
何故か見返り美人のような格好で,こちらを見たまま固まっている。
まぁ,気が付いたところでお互い問題はないんだけどな。
向うもどうせこっちを怖がっていないし,こっちも何かする気も無いし,それなりの距離もある。
でも,暫く様子を見ていても視線を変えないので,こちらが根負けして場所を変えることにした。
川沿いの道を歩き始める。
飛んでいく後ろ姿なら,なんとか撮れるようになってきた。
コロナ自粛で体力とか落ちてたせいかカメラが重いような気がしてたけど,大分マシになった気がする。
でも,これ以上暑くなると熱中症が怖いので,あまり時間はかけられない。
ん?ひょっとしてくちばしが黄色いような?
「すぃ~」っと,上手に飛んでたけど幼鳥さんっぽく見えるな。
毎年,この近くにいくつかの巣ができるんだけど,どの巣も空っぽだった。
そう言えば,暫く前に巣の材料を見繕っていたペアはどうしたんだろうなぁ・・・。
川の向こう岸にもツバメを見つけた。
餌を探してるのか,くるくると建物の傍を旋回していた。
暑いのは好きじゃない。
でも,今年のような豪雨が続くくらいなら,いっそ夏になって欲しい!と思った梅雨の合間の日の出来事だった。
* * * * * * * * * * * *
オフシーズンはビームが出ない・・・(アンテロープ上)~蔵出しアリゾナ日記11~ [蔵出しAZ]
久しぶりに晴れた。
でも,また明日からは雨降りの予報。
いつもの梅雨なら家でまったりゲームでも・・・と思うけど,各地で豪雨災害があったせいか落ち着かない。
ゲームと言えば,PS4の新作が出たな。
そう,Ghost of Tsushimaだ。
凄く気になるんだけど,肝心の本体が無いので予約はしていない。
早く10万円届かないかなぁ。
* * * * * * * * * * * *
と言う訳で,今日はアッパー・アンテロープ・キャニオン(アンテロープ上)のお話だぞっ♪
アンテロープ上のツアーは車に乗って移動するところから始まる。
どこかで見たような骨組みだけの屋根付きピックアップトラックに分乗していく。
と思ったら,屋根付きもあった!
一応,ベンチの上にクッションシートは敷かれているけれど,衝撃は,ほぼそのまま来る。
大した距離はなく,それほど悪路と言う訳でもなし。
なので,舌を噛むような事はないと思うので安心して欲しい。
ただ,風が強い日だと砂が舞って凄い事になりそうだけど・・・。
屋根付きもあったけど,ツアー会社によって違うのかは不明。
かなりの台数が停まってるだろ。
そう,アンテロープ下と違って上の方は,心太方式のようにどんどんツアー客がやって来て,次から次へと入れ替わっていく感じだ。
正直,こんなクリスマス明けのオフシーズン真っただ中なのに人多過ぎ・・・と思った。
ガイドさんの後について,渓谷の中へと入っていく。
アッパー・アンテロープ・キャニオンは,ロウワー・アンテロープ・キャニオンと違って地上にある岩の隙間を歩いていくツアーだ。
なので,多少足場が乱れている場所はあるものの,小さな子供でも歩くことができる。
アンテロープ下を難易度5とするなら,こちらは難易度2レベルと言ってもいいと思う。
え,1じゃないかって?
だって,狭い場所を歩くし,砂地だし,
上から何か落ちてこない保証はないんだから,1って事はないと思うんだ。
とは言っても,歩く距離は400mほどで,写真を撮りながらでも30分あれば余裕のようだ。
では,レッツゴー♪
と思ったら,ガイドさんがスマホのカメラの設定を変えるようにと声をあげた。
まごつく人には,わざわざ横へ行ってスマホ画面をのぞき込みながら指示をしていく。
ぽ~っとしていたらガイドさんが寄って来てくれたけど,「かえる」の手のコンデジを見て,向うへ行ってしまった。
・・・(´・ω・) 仕方ない,撮りながら考えよう。
大きな口を開けた生き物,または立ち上がったテリアのような奇岩にお迎えされた。
ほぼ平地なので足元に注意を払う必要は殆ど無い。
ただ,きょろきょろしながら歩いていると前後の人とぶつかりそうになる。
だって,殆どの人が周囲の様子に気を取られて,前を見ずに歩いているから・・・( ゚Д゚)
地上なのに地下にいるような不思議な感覚に襲われる。
固く握りしめた拳骨のような岩があったり。
段々と,どこが上なのか分からなくなってくる。
パラパラと砂が落ちてくる場所を見上げたら,岩の隙間に木の根っこらしきものが挟まっていた。
多分,落ちてこないんだろうけど,こういう場所もあるから難易度1とは言えないと思う。
印象派の画家たちが「影にも色がある」として,それまでと違って影を黒く塗りつぶさなかったのは有名な話だ。
実際,オレンジっぽい砂岩の影の部分は真っ黒ではなくて,青や紫に見える。
自然が生み出した造形美と光の作り出す絶妙なコントラスト。
この一瞬を目にする機会を与えられた事に心の中で感謝した。
ロウワーよりも全体に道幅が広いので,安心して歩ける。
う~ん,残念ながら時期的に「太陽光ビーム」は見られなかったけど,それなりに楽しめたかなぁ~。
正直言って,ロウワーに行った後だと明らかに物足りなかった (´・ω・)コレダケ・・・?
そして肝心のガイドは渓谷の中に人が多過ぎ,前後のガイドさんの声がぶつかり合った為,ネイティブでない「かえる」には殆ど聞き取れなかった。
自分のリスニング力の問題だから仕方ないけど,ちょっぴり残念だった。
それを差し引いても,やっぱり人が多過ぎだと思う。
で,外に出て来て最後にガイドさんが教えてくれたのだけ理解できた。
ガイドさんが突然指をさしたこの草,一体なんだろう・・・・・・?
壁面(右側)にも生えてる?
この草は,西部劇の決闘のシーンとかで風が吹いた時に転がって来る草 tumbleweed (タンブルウィード)なんだって。
へぇ~。
大きな塊になって転がって来るのは見た事があったけど,元々はこんなサイズなのか。
実は,タンブルウィードって言うのは特定の植物ではなくて,乾燥地帯に生える草が枯れて球状になったモノの事を指すんだ。
これって見た目通り軽いから,風に乗ってころころと転がり,そこかしこで枯草を巻き込み大きくなる。
個人的には,昔あったゲームの塊魂を思い出させる。
だから,車で走行中に突如巨大なのが転がって来るとかなり焦る (゚Д゚;)!
フロントに飛んできた時は避けなくちゃ!と思ったし,万が一,タイヤに巻き込んだら事故りそうだろ?
きっと自転車のタイヤに巻き込んだらスタックして,ひっくり返るだろうな。
小さな塊なら面白がっていられるけどなぁ・・・。
向うに住んでいた時,とある住宅街にタンブルウィードが大量に押し寄せて,ドアを開けたら目の前が枯れ草の壁だったというお話も聞いたことがある。
塵も積もればなんとやら・・・自然を馬鹿にしちゃいけないぞ。
と言う訳で,短いけどアッパー・アンテロープ・キャニオンのお話は,これで終わりだ。
最後までお付き合いしてくれたみんな,ありがとう♪
駐車場へ戻って来たら,残ってるのはわずか数台になっていた。
コロナの第2波なのか分からないけど,とてもじゃないけど遠出できる雰囲気じゃないんだよなぁ・・・。
蔵出しAZは,写真の整理さえ済んだらまだ続けれるけど,どうしようかなぁ?
雨のせいで探鳥もできないし,そのうちストックなくなりそうで,悩ましい (´・ω・)
【おまけ】
先週おまけを付けなかったらご要望を頂いたので,毎週いけるかわからないけど,ローカルなモノで頑張ってみることにした。
この四文字にも,そろそろ飽きてきた人がいるかもしれないけど・・・。
でも,コロナで繁華街に行くのが怖いので,デパ地下には行けない。
そして梅雨で雲行きの怪しい為,自転車で行ける範囲で動くことにした。
そう,疫病退散と言えば,アマエビアマビエ。
近所の和菓子屋さん(亀屋芳広)の練り切り「疫病退散アマビエ」1個350円をさくっと購入!
練り切りって,お花とか人形のような見た目が可愛らしい物が多いだろ?
そして,これは食べるのにかなりの罪悪感を感じる。
つぶらな瞳とパステルトーンの色合いが愛くるしい。
この色合いは,女性が考案したのかなぁ?
柔らかなグラデーションがコロナで荒んだ気持ちを癒してくれる。
髪の毛などの細かな点にも趣向が凝らされている。
え,これ,「かえる」が食べていいのか?
ほら,みんなのアイドル的な「かえる」が,こんな可愛いものを食べる絵面って不味くないか?
因みに中身はこし餡。
この断面図をUpする方が,絵面的に問題な気もしたけど・・・・・・(´・ω・)
でも,中身気になるだろ?
当然だけど,ごく普通の練り切り仕様だった。
いや~,さすがに中に変わったフレーバー入りって事は無いと思ったけど,念の為だな。
見た目にインパクトがあるから,味は普通な方がいいと思うんだ。
(断面をよく見ると変な位置に段差があって,ためらった様子がわかると思う。)
このアマビエさんは,「かえる」がちゃんと美味しくいただいたので安心して欲しい。
地上への帰還 (アンテロープ下その3)~蔵出しアリゾナ日記10~ [蔵出しAZ]
今日のお話は,アンテロープ(下)の最終回だ。
と言う訳で,今回はできるだけ余計なお喋りを挟まずに進めようと思う。
では,ロウワー・アンテロープ・キャニオンを堪能して行って欲しいんだなっ♪
大分見慣れたと思うけど,それでもその造形美を前にすると溜息が出てしまう。
美しい波紋のような削れ方をしている。
墨流しのような模様を見ていたら,やっぱりここには水が流れたんだなぁ・・・と改めて思った。
・・・あ,家に帰ったらマーブリングキット探してみよう。
墨は売ってないかもしれないけど,マーブリングならウォルマートかMichales辺りに売ってるんじゃないかなぁ。
(と言ってても,こういう思い付きは大抵忘れてしまう)
場所によっては,年輪のようにも見える。
さて,そろそろ地上への帰還の時だ。
下って来た時と同じような簡易階段を上って行く。
上を見上げていたら,螺旋に飲み込まれるような錯覚を起こし始めた。
・・・ぁ・・・酔って来たかも (*Д*;)
あまり見上げない方がいいようだけど,上の方が気になって仕方がない。
場所によっては鉄パイプの手すりがないので注意が必要だ。
手すりが無いのも怖いけどな。
みんな大した距離を置かずにずんずん登って行くので,万が一滑ったりした時に大事故になりそうなのが,もっと怖い。
そして,いよいよ最後の梯子を上ると・・・
ん?・・・・・・ちょっと・・・狭くないか??
まさか,こんな狭い岩の隙間から外へ出るとは思ってなかったぞ。
そこまでガタイがいい人はいなかったけど,人によっては脱出時に思いっきり腰を擦るんじゃないかな。
う~ん,空が青いっ!
因みに脱出口を地上から見たらこんな感じ。
やっぱり狭いよなぁ・・・(;´Д`)
地上に出たら,解散!という感じだった。
先に出た人たちは,わらわらと受付の建物へと歩いているのが見えた。
「かえる」はツアーグループの最後の方にいたんだけど,ガイドさんが近くに寄って来て「この辺りは恐竜の足跡の化石が見られるから探してごらん」と言われた。
これかなぁ・・・?
結局,次の予定が詰まっている為,答えは聞けないままになってしまった。
後で分かったけど,この辺りでは恐竜の足跡はいくらでも見つかるみたいだな。
ただ,ガイドさんたちも化石について詳しい事は知らないらしい。
なので,興味のある人は,どんな恐竜の足跡かを自分で調べる必要があると思うぞっ♪
「かえる」はアンモナイトとかオウムガイとかの「巻いてるもの」が好きだから,できればそういう化石が見たいなぁ・・・。
と言う訳で,ロウワー・アンテロープ・キャニオンの地下渓谷探検ツアーのお話はこれで終わりだ。
次回は,アッパー・アンテロープ・キャニオンのお話を予定しているぞっ♪